「桜待てなかった母の命日」の批評
回答者 慈雨
砂川恵さま、はじめまして。
切なくも美しい句ですね。お母様を想う気持ちが十分に伝わる一句だと思いますので、ぜひこのまま大切になさってください。
せっかく添削道場に投稿してくださったので、私からもコメント失礼します。
桜が咲く前にお母様が亡くなられた、その命日を詠まれた句だと思うのですが、だとすると「これはいつの句なんだろう?」という疑問が出そうです。
「桜」はもちろん春の季語ですが、まだ咲いていないという句ですよね。
命日は3月かもしれませんが、2月、1月かもしれない。だとすると冬の句の可能性もありそうです。
季語を通して季節の移ろいを詠むのが俳句の基本と考えると、やはりいつの季節なのかはっきりわかるようにしたいです。
・母逝きし後に咲きたる桜かな
のような形を考えてもいいかもしれません(作者様の思いと違っていたらごめんなさい)。
またの投稿をお待ちしています!
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桜がまだ咲かない時に母が亡くなったので花見の頃は母を思い出す。