俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の15ページ目

耐えらるか冬蝶風吹く渚にや

回答者 イサク

添削した俳句: 冬蝶の影のさまよう渚かな

こんにちは。
御句拝読しました。読んだ途端にもやっとして、しばらく理由を考えていたのですが、以下の点が思い当たりました。
◆「冬の蝶」は冬に蝶が在ることへの感動・侘びなどを感じる季語で、「冬蝶の影」=「冬の蝶の姿がはっきりとは見えていない」では季語として厳しいのでは?
◆冬場の「渚」は、どちらかといえば冬の強い風、荒れた海を意味します。そこを「蝶の影がさまよう」ということで、生命の逞しさを感じます。
◆「冬の蝶」は飛べない、飛ばずに耐えている、元気のない、生命の儚さなどのイメージです。
おそらくそれらの理由で「冬蝶の影がさまよう渚」=「蝶ではない何か別の生き物が飛んでいる・動いている」と連想するに至ったようです。かといってそのような生き物に心当たりもなく。
「冬蝶」「影」「さまよう」「渚」などの語のうち、生かしたい語がおありでしょうから、受け手のイメージをそちらに向ける工夫をしてみてはいかがでしょうか?

点数: 1

首里城址瓦片ひとつ花丁子

回答者 イサク

添削した俳句: 花ちょうじ首里城瓦の片ひとつ

こんにちは。
少し悩みましたが、色の一致で合わせた動く季語なのですね。納得しました。
私は景が「首里城跡」に至りませんでした。どこか花丁子の咲いている別の場所で「首里城の瓦の欠片をひとつ」を見ながら首里城を思う・・・という句になっているように感じました。テーマには賛同できるものの、少し詰め込みすぎているかもしれません。

点数: 1

鳳凰の蒔絵鼓胴に冬の蠅

回答者 イサク

添削した俳句: 鳳凰の蒔絵鼓胴に冬灯

こんにちは。
すごく惜しい句だと思います。上五中七の「鳳凰の蒔絵鼓胴」までは具体的に描けているのに、「冬灯」という光源不明の正体のわからぬものが飛び込んできていろいろ残念なことになってしまいました。「鳳凰の蒔絵鼓胴」を燃やして冬の明かりにしているのか?という想像すらできてしまいます。
句全体をリアルに終始するか、「鼓胴」ということで音の表現に寄せるか、いずれにせよ他の季語を持ってきた方が、上五中七との相性がよいかと思います。いかがでしょうか。

点数: 0

雪富士に心洗われ明日も仕事

回答者 イサク

添削した俳句: 雪富士に心洗われ未来へと

こんにちは。
綺麗なものを見て、美味しいものを食べ、よく眠る。
良いことだと思います。

点数: 1

焼き鳥も健康重視塩味なし

回答者 イサク

添削した俳句: 焼鳥に追いマヨネーズなる暴挙

こんにちは。
マヨネーズは案外と体に優しい調味料だそうで、暴挙とは思いません(笑)

点数: 1

イサクさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

うららかや100円玉のかがようて

回答数 : 68

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啓蟄に入りましたよ鳩歩く

回答数 : 25

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ドカ雪と言ふと言へども春の雪

回答数 : 81

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初星や篝に知らぬ顔多し

回答数 : 54

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霜凪や飛び石次は誰が踏む

回答数 : 23

投稿日時:

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その他の添削依頼

知らぬ地を馬に任せて道をゆく周りに咲く花色とりどりの

作者名 どらさん 回答数 : 1

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要望:厳しくしてください

名月がついて来るなり淵散歩

作者名 猫山竹 回答数 : 4

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枕草子の冬知る昭和かな

作者名 独楽爺 回答数 : 3

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