俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1357ページ目

「川の土手花びら舞ふや花筏」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 川の土手花びら舞ふや花筏

おはようございます。

◆「花筏」のある状況を十七音で説明しようとしている、と感じます。

◆「花びら舞う」と「花筏」があまりにも近すぎて、お互いに生きなくなっていると思います。
(ここで議論するつもりはありませんが、私は「桜の花びら」の意味で使う「花びら」は季語であると思っています)
◆三段切れっぽさも気になります。
 上五を字余りにして「川の土手の」など助詞を補えば解決します。ですがそれ以前に季語の説明となっている上五中七が気になりますので、言葉や語順の大幅変更を・・

俳句は、季語を説明する必要はありません。
むしろ季語自身が「詩」なので、余計な説明は不要です。

御句とコメントの情報からなら、たとえば「川」との取り合せでしょうか。

・しめやかに流るる川や花筏

季語「花筏」の力で、近くに桜が咲いていて、少しずつ花びらを川に落としているのは想像できると思います。
他にもいろいろな方法がありそうです。俳句ならばまずは季語を信じましょう!

点数: 3

「放課後のカーテンなびく飛花落花」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 放課後のカーテンなびく飛花落花

こんばんは。

◆「なびく」は残したいですね。風の景として。
◆御句では「カーテン」の映像が強く、室内から外を見ている映像と感じます。その場合「飛花落花」の五音季語である必然は感じず、「飛花」か「落花」のどちらかだけでよいと思いました。
 選ぶとするなら主題である「落花」が優先ですね。

負乗様の「落花かな」の着地に一票です。

・放課後のカーテンなびく落花かな

点数: 4

「孫たちの未来への扉開く門」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 孫たちの未来への扉開く門

こんばんは。

説明したい気持ちはわかりました。
これは「詩」ではあるかもしれませんが「俳句」とは言えないかもしれません。
「扉」と「門」のかぶりもありますし、ちょっと失敗したポップスの歌詞のようですね。

情報をいろいろと整理して、俳句として【季語】を入れたいです。

・孫二人未来の門を入学す (季語:入学)

これでもまだかなりカッコつけのポップスっぽいです。

作者が言いたいことを伝えるだけならば、俳句よりも「随筆」「報告書」などの方が向いています。
俳句は季語を中心とした【詩】です。俳句を選ぶのであれば、俳句の魅力を出したいものです。

点数: 3

「春霞連なるコブのかくれんぼ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 春霞連なるコブのかくれんぼ

こんばんは。

御句、ラクダがかくれんぼしているのだと思いました・・・

「コブ」という遠回しの比喩、「かくれんぼ」の擬人化、両方組み合わさったことで「山」が想像できるかどうか?
もっと素直に詠んだ方が映像は出ます。

・春霞連なる山のかくれんぼ

これで良いのでは?

「山がコブみたい」という比喩をどうしても言いたいのであれば、もう一句作るべきかと思います。

・春霞山は連なるコブのよう

点数: 2

「お返事や雑談ここへ願います」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: お返事や雑談ここへ願います

いまさら寝た子を起こすようですが、個人的な意見として。

みつかづ様が、ここを使っている他のユーザに「こうしてほしい」と伝えるのは自由だと思いますが、
このサイトのルールや一般的なネットマナー・俳句のマナーに反していない限り、強制力はないと思っています。

ましてや俳句の鑑賞や感想・意見は百人百様だと思いますし、それを言語化する能力も他者に強制されるものではありません。
サイト運営者でもない人間が他人のコメントに縛りを入れるのもマナー的には微妙なところですし、他人にはそれを順守する義務もありません。
(マナー違反の投句に「マナー違反」と呼びかけるのはかまわないと思います。わたしもやったことがあります)

このサイトはオープンで、運営者も全く干渉してこず(というか放置?)訪問者各位の好意で成り立っているように思います。お互いの希望は、好意の枠の中で完結させたいものです。

以上、個人的な意見としてお伝えしておきます。

点数: 9

イサクさんの俳句添削依頼

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回答数 : 12

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回答数 : 69

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回答数 : 25

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ドカ雪と言ふと言へども春の雪

回答数 : 81

投稿日時:

初星や篝に知らぬ顔多し

回答数 : 54

投稿日時:

イサクさんの添削依頼2ページ以降を見る

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