俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1384ページ目

「柿ふたつ雨降る庭に紅さして」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 柿ふたつ雨降る庭に紅さして

こんばんは。

風景の見える良い句だと思いました。

◆「ふたつ」は実景かもしれませんが、この句ではどの程度効いているか?
 「柿」が二音なので、三音足して五音にする調整にも見えかねないですね。
 柿がいくつであっても「紅さして」いるのに変わりがないので、この「ふたつ」にどの程度こだわるべきか?というのは悩みどころです。
◆下五の「さして」は、余韻が残って、上五の「柿」に戻れる良い使い方だと思いました。

・柿濡れて光纏へり雨の庭

点数: 1

「賢治忌や消毒液の匂う部屋」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 賢治忌や消毒液の匂う部屋

こんばんは。

この句はできていますね。
もちろん「賢治忌」=賢治の死語なので、賢治のことではないということになりますが、その結果理屈が離れ、取り合わせでの鑑賞ができます。

点数: 2

「刷毛万年青咲いておくれよ彼岸まで」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 刷毛万年青咲いておくれよ彼岸まで

こんばんは。

「刷毛万年青」への思い入れは了解いたしました。

◆さて、この句の季語は・・?となりますね。
 「刷毛万年青の花」が季語かどうかはわかりませんでした。「ハエマンサス」は調べたところ開花の時期がふたとおりあり、どちらで捉えたらよいのか・・?
 「万年青」と読み替えるとしても、「万年青の実」は季語なのですが「万年青の花」は季語ではなく。
 また「彼岸」は春の季語で、秋は「秋彼岸」となりますし、「秋彼岸」であっさり置き換えるのも違うような気がします。そもそもこの句を詠んでいるのは「まだ(秋)彼岸ではない」という時期になっています。

◆「咲いてほしい(咲く前)」か、「咲き続けてほしい(咲いている)」かも俳句としては重要なところだと思いました。句は「咲いておくれ」と言っているので、とりあえず「咲いてほしい」なのかな?

上記、作者ご本人に整理して欲しいところでした。特に「季語はどうしましょう?」ですね。
・秋彼岸ハエマンサスに導かれ

点数: 1

「この道がふたつに分かつ花野かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: この道がふたつに分かつ花野かな

こんばんは。

◆「ふたつ」という数詞は不要かもしれません。
 「道によって花野が分かたれているように見える」のが本来の感慨ではないかと思います。

◆傍題に「花野道」があり、それを説明しているようにもなりかねないので、傍題ではない季語「花野」にこだわるのであれば工夫は要ると思います。
 御句では「花野かな」の着地なので、この点は大丈夫だと思います。

「花野」の観察に寄せた提案句です。

・この道に分かたれてゐる花野かな

点数: 3

「秋分炎ゆアフリカの花咲く門に」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 秋分炎ゆアフリカの花咲く門に

おはようございます。

このサイトは初心者様が多く、勘違いを誘導する可能性があるため、ひとつ訂正をしておきます。
※このコメントに返信は不要です。

季語【秋分】は、【時候の季語】ですね。

秋分:【時候】の季語。二十四節気であり、暦の季語。
   ざっくり二週間程度の期間を表し、今年の場合は9/22~10/7くらい。
   期間の入りの日(今年は9/22)のことを「秋分」と呼ぶ場合もある。
   (歳時記の解説には、入り日のみの場合も多い)

秋分の日:【行事・生活】の季語。国民の祝日。昼と夜の長さがほぼ同じ日。
   国立天文台が作成する「暦象年表」に基づいて閣議で決定。
   毎年同じ日ではないが、計算上は、閏年以外は当面9/23。
   今年は閏年なので9/22。

天文と勘違いした推測は立ちますが、【秋分】の語源が二十四節気という「暦に基づいた言葉」なので、こういうことになります。
他の二十四節気も調べていただければ、理解できるのではないかと思います。

※このコメントに返信は不要です。
ほんと、私が小うるさくて申し訳ないです。

点数: 2

イサクさんの俳句添削依頼

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