黄金の魔女フィーアの批評
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黄金の魔女フィーア(元記事)
どうもお久しぶりです。如月千怜と申します。
そろそろ枚数が100枚に到達しそうなので、ここに作品を掲載させていただきます。
実はオリジナル作品の長編は今回が初めてです。よろしくお願いします。
登場キャラ
フィーア・ブリューゲル
主人公。22歳の女性。黄金の魔女と呼ばれており、アルミュールでの知名度は高い。
ただ広がっている噂はほぼ偏見ばかりであり、元々人付き合いを好まない性分であったためか、住処の森であるフォレノワールから出てくることはほとんどない。
得意とする魔法は補助魔法。攻撃魔法は土属性に特化している。
本領はゴーレムなどの魔法生物の使役である。
ミレーヌ・ワロキエ
フィーアの友達。20歳の女性。
フィーアより年下だが幼少時代から付き合いがあったためか、彼女のことを普通に呼び捨てにしている。フィーアも全く気にしていない。
人付き合いが苦手なフィーアと違い、ガンガン他人に干渉する肉食女子。そして凄まじい恋愛脳の持ち主。
ただ一度裏切った相手、特に友達を傷つける奴に対しては一切容赦しない。そういうところはすごく真面目である。裏切りのジャッジは厳しめ。
得意とする魔法は攻撃魔法。
ティファレト・パヴェロパー
月の加護を持つ一族であるムラクモ族の戦士。22歳の男性。腕利きの冒険者である。
母親は一族の族長であり、跡取りに当たる立場である。今は武者修行のため一族の集落を離れている。
長身かつイケメンで女性にモテるが本人はマザコン。即ち残念なイケメンである。
ただ仕事に対しては真面目であり、ツッコミ役を担うことも多い。
武器は刀。旅に出る前にせんべつとして母親から受け取ったものである。
ちなみに第6話時点で実施したアンケートでは一番人気なキャラクターだった。
テオドール・グートハイル
フリーランスの傭兵。18歳の男子。主要キャラの中では最年少。
元々は軍に所属していたが、人間関係に嫌気がさしてすぐやめてしまい、傭兵になった。
軍属であったため、最年少でありながら達観した口ぶりが特徴。
ただ軍属時代に年相応とは言い難い経験をしたからか、ところどころ他人に対する情愛に欠けた言動が目立つ。
黄金の魔女フィーアの批評
投稿者 いーぴん 投稿日時: : 1
「冒険の始まり」の章まで読みました!良かった点は別欄へ、ここでは気になった点としての全体的な感想を述べさせて頂きます。
1説明が多い
新しい用語が出てくる→その用語の解説と、全体的(特に1-2話目)に説明文が目立つかなと感じました。そしてその説明が生かされる場面に繋がらないので、設定だけが宙ぶらりんの状態に見えました。特に主人公が研究している人造生命の話は物語の主軸になるのかなと思い、期待しながら読んでいたのですが、一向にお話に絡む気配がないのはじれったく感じました。
2序盤の盛り上がりが少ない
全くないわけではなく、冒頭での墓場のシーンはおどろおどろしさが出ていて読んでいてワクワクしました!ただ次の起伏が足りないかなとも思いました。ゾンビ退治も、よく知らない町にお小遣い稼ぎに行く位のノリで、しかも序盤ではまだ目的地に辿り着かないのが個人的に勿体無いかなと感じます。
小さい突っ込み所が散見される
これはかなり細かいお話になってしまうのですが、個人的に「ん?」と思うようなシーンが所々に挟まっていて、読んでいてつっかえてしまいました。ひとつひとつお伝えするのは大きなお世話になってしまうと思うので割愛しますが(もし作者様のご要望あれば報告します)、特に「新しい友達」の章は気になりました。この章の登場人物全員が相手への配慮を怠っているような……率直に申し上げますと、この章さえ無ければもしかしたら主人公もヒロインも好きになれたかもしれないと思う程でした。
長所。良かった点
ヒロインと主人公の関係性
お互いに大切に思いあっているシーンが随所に挟み込まれていてほっこりしました。とても個人的な意見なのですが、ほんのり百合風味なのが素敵です。
メインキャラのバランス
内にこもりがちな主人公、活発なヒロイン、屈強な男剣士と3人ともお互いの個性を引き出せそうな配役で良いなと思いました。
文章が読みやすい
登場人物がどこで何をしているのか、今会話しているのは誰なのか……初歩的なことかもしれませんが、プロの書いた文章ですらたまにこの部分が掴めない小説がある中で、作者様の作品では問題なく読めました。文章がお上手で、しかもすっきりとした文体なのですっと内容が頭に入ってきました。
良かった要素
設定 文章
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