ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:はりねずみのおひっこし

三幕構成の習作として書きました。
構成として、ちゃんと書けてますでしょうか?
ライトノベルじゃなくてすみません。

上記の回答(はりねずみのおひっこしの批評)

投稿者 朝樹 : 1 投稿日時:

他の方と意見が被って申し訳ないのですが、せっかく読んだので、書かせていただきます。

ハリネズミのなみがずっと受動的だったのが問題だったのかなと。
ちゅーたの前に、ねずこのほうから友達になりにきてくれて、普通に会話できてるので、安心感があるといいますか。
ねずこは男の子じゃないですが、印象的に、ねずこと会話できるなら他も大丈夫だろう的な。その時点で「人見知り」は解消されてるように見えたんですよね。

最後も、ちゅーたとねずこのほうから人見知りという問題を解決しにきてくれて、なみはそれにお礼を言っただけなので、ちゅーたとねずこがいい子すぎるのかも、と思いました。

勇気を出して、と励ましてくれたねずこが、たとえばちゅーたにいじめられてて、初めてできた友達のために勇気を振り絞って男の子相手に「やめなよ」って声を上げる…とかだと、人見知りとはまた別の問題になるか(汗)
何かしら、なみのほうからの行動が欲しかったな、と思いました。現状、ちゅーたとねずこに支えられただけだったので…。

あんまりたいしたことが言えなくてすみません。
自分も勉強中の身なので、まったく人のことが言える立場じゃないですが(´・ω・`)何かしらお力になれたら幸いです。

良かった要素

キャラクター 文章

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元記事:はりねずみのおひっこしの批評

拝読しました。
感想としましては『どんな話であるかは十分に理解出来るけど、ヤマ場がなくて盛り上がらない』です。
強いてヤマを挙げれば、勇気を出してちゅーたに声を掛ける場面ですが、そこに至るまでも結末もスムーズ過ぎて『困難を乗り越えた感』が薄く感じられました。ここでもう少しヤマを高く盛る事が出来ていれば、例え大袈裟でなくとも、なみの葛藤を煽るような展開があれば……と感じました。

名前が平仮名で読みにくい点は、サタンさんの意見に同意です。文章そのものに平仮名が多い点は、全体的に柔らかい雰囲気を鑑みると、そこまで気になりませんでした。

以下、重箱の隅レベルの些末な突っ込みです。童話である点を考慮に入れますと、気にし過ぎない方がよろしいかとは思われますが、一応は念の為。
舞台となっている道は、どんな道なのでしょうか。例えば『脇にある草むらを通る』等の選択が取れない道なのでしょうか。

以上です。失礼しました。

上記の回答(はりねずみのおひっこしの批評の返信)

スレ主 みりん : 0 投稿日時:

平野ハルアキさん、批評ありがとうございます。

ヤマがない点に関しては、おっしゃるとおりだと思います。
ただ、どうすれば盛り上げられるのかというのが分からないと気づいたので、
ヤマ場を作る、盛り上げる、ということに関して、もっと勉強しようと思います。

また、道の情景が思い浮かばないとのことですが、確かにそうかもしれませんね。
この童話は絵本を想定して書いていたので、情景に関してはとりあえず通せんぼしているという説明で
すませてしまったのが、まずかったかもしれません。

盛り上げ方を勉強します。
ありがとうございました。

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元記事:はりねずみのおひっこし

三幕構成の習作として書きました。
構成として、ちゃんと書けてますでしょうか?
ライトノベルじゃなくてすみません。

上記の回答(はりねずみのおひっこしの批評)

投稿者 平野ハルアキ : 1 投稿日時:

拝読しました。
感想としましては『どんな話であるかは十分に理解出来るけど、ヤマ場がなくて盛り上がらない』です。
強いてヤマを挙げれば、勇気を出してちゅーたに声を掛ける場面ですが、そこに至るまでも結末もスムーズ過ぎて『困難を乗り越えた感』が薄く感じられました。ここでもう少しヤマを高く盛る事が出来ていれば、例え大袈裟でなくとも、なみの葛藤を煽るような展開があれば……と感じました。

名前が平仮名で読みにくい点は、サタンさんの意見に同意です。文章そのものに平仮名が多い点は、全体的に柔らかい雰囲気を鑑みると、そこまで気になりませんでした。

以下、重箱の隅レベルの些末な突っ込みです。童話である点を考慮に入れますと、気にし過ぎない方がよろしいかとは思われますが、一応は念の為。
舞台となっている道は、どんな道なのでしょうか。例えば『脇にある草むらを通る』等の選択が取れない道なのでしょうか。

以上です。失礼しました。

長所。良かった点

雰囲気はとても良かったです。
文章自体はスムーズに読む事が出来ました。
指摘点である『ヤマ場のなさ』が改善されれば、むしろかなり良い作品になるのではないか、と思えました。

良かった要素

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元記事:僕の彼女が世界征服を企んでいるようですの批評

こんにちは。少々厳しめになるかもしれませんが、お許しください。

まず、非常に文章が淡々としているなと思いました。
地の文のバリエーションが少ないからだと思います。大体「~だった」「~ている」で終わっている印象です。かまわないといえばかまわないのですが、前後の文章で同じだとちょっと萎えるかもしれません。

そのせいか、会話や感情も淡々として見えます。文章に引きずられてしまっているので、もっと効果的なセリフの使い方というのを意識してみてはどうでしょうか?

上記の回答(僕の彼女が世界征服を企んでいるようですの批評の返信)

スレ主 月白由紀人 : 0 投稿日時:

はじめまして。
読んで下さってありがとうございます。

地の文のバリエーションがない、読んで淡々とし過ぎている、
という事には同意します。
確かに、ストーリーが平坦に進み過ぎるきらいがあると思っていました。

感情の起伏がある部分が、文章に引きづられて、平坦に感じるのは、問題かと思います。
が、普通に読みやすいという意見もあるので、どうしたものかとは思っています。

読みやすいのが一番で、文章を飾る、地の文章自体に起伏をつけるのに抵抗があります。
地の文章に不要な情報を入れるのに、抵抗があります。

この小説自体は、主人公視点で美少女を楽しむだけの小説です。
設定、ストーリー、共に、従の部分で、美少女と一緒に楽しいなぁ〜が本分です。
それだけ出来れば、充分な物になると思っております。
それがなかなか難しいのですが。

文章が足を引っ張らなければ充分で、バリエーションはさほど気にしておりません。

美少女と一緒に楽しいなぁ〜な小説が読みたい物書き
月白由紀人拝

読んで戴いてありがとうございました。

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元記事:はりねずみのおひっこしの批評

童話なのでのんびりと読めました。
ただ童話にしても、”冒険”がないなと思います。
言ってしまえば恥ずかしくなって逃げて帰っただけで何もハリネズミはできていないわけで、そこで何らかの努力を示してほしかったです。

絵日記のような感じで、起伏がないんですね。起承結になってしまってる感じ。
ひらがなが多いというのは、私はマイナス点だとは思いません。絵本ですしね。
ハリネズミが一歩踏み出すための何かをエピソードとして入れたら厚みが出たと思います。

上記の回答(はりねずみのおひっこしの批評の返信)

スレ主 みりん : 0 投稿日時:

珠川理緒さん、批評ありがとうございます。

はりねずみのナミは、男の子が怖いにも関わらず、勇気を出して声をかけた、
というのがナミなりの努力だったのですが、、
伝わらなかったということは、印象が弱いということで、
力不足を痛感いたしました。

構成的に、ねずこに声をかけているので、ちゅーたにも同じ、声をかける、
というアクションしか取れなかったことが敗因かもしれません。

転が抜けているというご指摘は、ナミを追い込むのが足りてなかったんだと思います。

ご指摘ありがとうございました。

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元記事:カンジョウ

まだ少ししか投稿していませんが、この続きが気になるなと思えるような話でしょうか。小論文はよく書くのですが物語を書くことは初めてなので、描写や文章など技術的にまだまだ未熟です。これから意識していくことやこの話の興味深さについて教えていただけたら幸いです。

上記の回答(カンジョウの批評)

投稿者 丹風 雅 : 0 投稿日時:

「そんなの不公平にも程があるだろ。」

この作品の、というよりこの作者の良さをこの一文からはっきりと感じ取りました。

普通の感性の人がこの流れで書くのは「純粋 」「素直 」「感受性豊か」とかそんなところです。私がどう考えても「不公平」という言葉は書けないでしょう。

そして突拍子のない言葉選びでもありません。他人に共感できる素直な性格を普通と捉えるのでなく、それが公平であり、そうでない自分は不公平な扱いを受けていると感じているわけです。
その直前に「虐待された子供のドラマ見たら虐待された気になる」と、素直なのはいい面ばかりではないとしておきながら、それを皮肉るでもなく、そういう感受性を持てるのが公平だと。

公平不公平というのは誰かがそう扱って生まれるものです。つまり感受性や性格はその人本来のものではなく誰かが選んで与えたもので、自分が受け取ったのは素直なものではないから不公平だという、とても屈折した考え方をした人が語り手なのだと、冒頭の「不公平」というたった三文字に詰まっています。

文章などは書いていけばこの先上手くなるし、この世の作品はストーリーも設定も今やすべて使いまわしです。
でもあなたが今持っている感性はどれだけ小説を読んで勉強しても身につかない宝物です。

この冒頭の不公平という言葉の使い方を、私は十年は覚えていると思います。それほど印象的でした。

この先成長してこの文章を直したくなったり消したくなることがあるかもしれませんが、どうかこの冒頭だけはどこかに残しておいて、「不公平」という言葉選びの凄さにご自分で気がつく日が来る事を願っています。

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元記事:Anti-Vista

一応、最初のところは二分間憎悪を参考に書いています。どうにも表現がへたくそな気がしています。
素人の作品ですので至らないところはあると思います。そう言ったところは好き勝手に言ってください。
あらすじを書くのが苦手すぎてそちらも酷い出来だと思いますので、何かご教示いただければ幸いです。

上記の回答(Anti-Vistaの批評)

投稿者 t : 1 投稿日時:

こんにちは
こうして人に聞くことはとても勇気がいりますね、行動に移しただけで称賛に値します。
これから書くことでこれは参考にできそう、と思うもの”だけ”を拾ってみてください。

それで読んだ感想は、
酷い出来とありましたが、あらすじを読んで面白そうと期待できました。
ただ話が短すぎて反応し辛い……。
口に入れる量が少なすぎてどう扱ったらいいのか困るなぁと。
せめて5話くらいまであればもうちょっとマシな感想が書けたと思います。
それで、質問に答えていきます。

二分間憎悪は視点が弱いのでどう扱っていいか困りました。
うーん、判断はお任せしますが、いちど物語を完結させてからそれから戻ってきて書くのがいいと思います。完結させる前と後では、物語に対する情報量も理解の度合いも違うので、いずれ手直しするつもりにして今は大体ですませていいんじゃないかなと。

あらすじは、
・特別警察(俗に言う思想警察)に怯える日々
・全世界から追われる身となってしまう。
・雨宮 柚那と街中で再会してしまい、彼女まで巻き込んでしまった。
・彼らはこの社会をほんのわずかでも崩すことをもくろみだす。
とか、
面白くなりそうなことが書かれていて、酷い出来だとは思いませんでした。
もっと酷いものはいくらでもありますよ。
質問にあらすじを書くのが苦手とあります。

あらすじにかぎらず主人公のストーリーを追うよう意識されると、読者が欲しがっている情報が届きます。注意しなければならないのは、『小説は情報を小出しにするものです』
1度に全部書こうとするとネタバレされたみたいで読者は飽きてしまいます。
今だと主人公は鶴羽 祥です。
彼に関係するストーリーの流れだけをピックアップし、
必要以上の情報は書かないようにしてみます。
考え方としては、続きが気になった読者は読めばいいのです。

ーー ーー
鶴羽 祥という自己紹介から始まり。
転落→逃亡→再会→逃亡→大目標という流れです。

あらすじ
鶴羽 祥は特別警察の養成学校で学ぶエリートだった。
ある出来事をきっかけに期待の新人候補から一転、全世界と特別警察(俗に言う思想警察)から追われる身となってしまう。
そして渋谷のスクランブル交差点でクラスメイトの雨宮 柚那と再会する。
柚那を巻き込んでしまい逃亡を繰り返す中で、
2人はこの社会をほんのわずかでも崩すことをもくろみだす。

ーー ーー
変更点としては、

(当局から逃げまくる生活を送っている最中)

ここはもっと具体的に、地名や場所に変えた方がいいので適当に、
渋谷のスクランブル交差点にしてみました。責めているわけではありません。
例えば、
街とだけ聞いてもどのような場所で建物があるかなどイメージができませんね。
渋谷のスクランブル交差点でなくても、女神の銅像でも、指導者の酒場でも、温泉コインランドリーでもいいので、何か一つは、読者がパッとイメージできそうな舞台を活かしましょう。

(現代、世界政府というものが樹立し、世界が一つの組織の管理下に置かれた時代。大半の人間は監視カメラに私生活を監視され、特別警察(俗に言う思想警察)に怯える日々を送っていた)

この情報は書いた方が丁寧です。
丁寧なのですが、読者に知りたければ本編を読んでねと言いたいところなので省略……しました。

ーー ーー
と長くなりましたが以上になります。
小説は楽しんで書くのが一番いいです。

分からないことがあれば他にも掲示板があるので、そちらで聞けば私とは違う回答や発見があると思います。
あまり深く考えず、「まぁそんなもんか」と気楽に構えながら。
今回私が書いた内容も、責めるつもりも批判するような意図はありません。
だって、
気にいらなければその人が自分で書いて、正しいかどうか読者に自分で聞けばいいだけの話ですから。感情的になる理由がありません……。

まとめです。物語の内容については先を読んでみないと、分からないことが多すぎるので、ほとんどふれることができませんでしたが。
ここに書いたことで全部を活かそうとするのではなくて。いまの自分に役に立ちそうなと思えた部分だけを、”選んで取り入れる”ようにしてみてください。

ではでは、応援しています。୧( ⁼̴̶̤̀ω⁼̴̶̤́ )૭

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: Anti-Vista

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元記事:元男の俺が女剣士になってもイイですか?

こちらは去年の某賞にて1次落ちした作品です。いろいろメチャクチャな話なんですが、力試しと思い投稿いたしました。自分でもどこがいいのかどこが悪いのかよくわかってないので、忌憚なきご意見ご感想よろしくお願いします。
それなりにスタンダードな異世界ファンタジーものを目指して書いた感じです。いや、そう見せかけていろいろオカシイところが多々あるんですが……特殊な主人公像含め評価していただけると幸いです。

上記の回答(元男の俺が女剣士になってもイイですか?の批評)

投稿者 平野ハルアキ : 1 投稿日時:

プロローグまで拝読しました。

かなり厳しいコメントになるかと思われますが、ご容赦をお願いします。不快であれば、無視して頂いて構いません。

まず、あらすじに矛盾が存在します。
以下、一部抜粋。

『女に転生した剣男勝りな剣道家、藤ノ木タケミは男に告白され絶望の淵に。いっそ女になりたいと思ったタケミは学校帰りに暴漢に返り討ちに遭い死亡――そして異世界の『女の子』に転生する。』

抜粋終わり。

初めて見た時、「何故『女に転生した』にも関わらず、『男に告白され』たから『いっそ女になりたい』なんて思うのだろう? あなたもう女でしょ?」「その後更に『女の子』に転生……?」と、訳が分からなくなってしまいました。

本文でまず気になったのは、三人称視点と一人称視点が混在している点です。

『藤ノ木タケミは告白された』は、タケミを外部から見た視点ですが、少し後の『目の前の大山は、どうも本気で俺に告白してきたようだ。』は、タケミから見た視点です。

混乱するため、どちらかに統一した方が良いです。

更に、あくまでプロローグの範囲ではありますが、私はタケミに対して全く感情移入出来ません。

第一に、『いっそのこと、俺が女だったら――』と思う心理が全く分からない点です。一応『俺は女の子が好きなんだよぉおおおおおおおおおお!』と絶叫する場面こそ存在しますが、これはあくまで「異性に興味がある」と主張しているだけです。そこから『清涼感のある学園生活』→『自分が女の子になりたい』にまで発展するのは、論理が飛躍し過ぎていると感じました。

第二に、彼は剣道部主将と言う立場であるにも関わらず、剣道及び関係者に対して、礼儀や敬意を欠いていると言わざるを得ない態度を取っている点です。

『相手を倒すことだけを考えればいい。心を修羅にして、相対する敵はスリッドの入った面をかぶったヤツのため手加減はいらない』
剣道は「礼に始まり礼に終わる」と言われる程に、対戦相手に対する礼儀、礼節を重視します(時には勝敗以上に)。競技者の心理としては分からなくもありませんが、『倒すことだけを考えればいい』訳ではありません。また、安全対策のために、例えば「突き禁止」が設けられる事もあり得ます。相手の技量にもよりますが、『手加減はいらない』訳でもありません。
上記の思想を持つタケミは、剣道部の主将には相応しくありません。

『(剣道には、将来がないしなぁ……)』
はっきり言って、真面目に剣道に向き合っている読者であれば怒り出してもおかしくない文章です。
将来がない→やる意味がない→無駄、と言う風に受け取れますし、『心身を鍛える』『純粋に剣道が好きだから』と言った理由で行っている人達にとっては価値観を押し付けられている、と感じる事でしょう。
そもそも『実業団や指導者、道場主になったりなどの道はある』時点で、将来は十分にあります。

『強いやつに会いに行こうにも、この世界には剣の腕を上げるための“戦い”がない』
それこそ、『強豪の集う全国大会』を目指すべきですし、そのために剣の腕を上げるべきでしょう。全国の強豪選手達の事は、タケミの意識にはないのでしょうか?

第三に、『自分には力がある。剣がある』ために、『タケミはそれと戦わなければならない使命にある』と、思い込んでしまえる点です。

現代の剣道と言うものは、選手の安全を十分に考慮した上で、決められたルール内で技を競い合う「スポーツ」です(この点で、『剣道は武道であってスポーツで非ず』と言う認識は正確ではありません)。当然、ルール無用で襲い掛かって来る相手と戦う事など想定されていません。
タケミが戦った相手が、単なる暴漢なのか、それとも異世界の怪物のような存在なのかはプロローグの段階ではまだ分かりません。が、いずれにせよ「ただの剣道少年」であるタケミが、使命うんぬんと言う理由で危険な相手に挑み掛かるのは不自然です。これでは「色々勘違いしている、痛い少年」でしかありません。
単純に正義感からの行動とした方が良いのでは、と思います。

『俺は……女になってしまったのか……』と言う展開は、読者の興味を引きますし、私も興味を引かれました。「異世界に放り出され、しかも女になった」と言う状況。彼改め彼女はこれからどうする? 女になった事に対する反応は? その心理は? ……様々な期待感が胸をよぎります。
ところが、次の行で『そしてその日から3年後……』。これは非常にもったいない事です。上記の期待感溢れるイベントを、丸々放り投げてしまっています。

正直、突っ込みどころはまだありますが、取り敢えずここまでとします。
重ね重ね、不躾なコメントをお許し下さい。

以上です。失礼しました。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 元男の俺が女剣士になってもイイですか?

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