僕の彼女が世界征服を企んでいるようですの批評
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僕の彼女が世界征服を企んでいるようです(元記事)
交流掲示板等で感想、批評を求めましたが、読んでいただけませんでしたので、こちらで感想批評を求めたいと思います。
僕の彼女が世界征服を企んでいるようですの批評
投稿者 平野ハルアキ 投稿日時: : 1
第二章まで拝読しました。
率直な感想を述べますと、『話に引き込まれそうで、やや引き込まれにくい』と言う印象でした。
強いて言えば、微妙な置いてけぼり感を覚える、と言いましょうか。
文章も上手く、ストーリーが悪い訳でもありません。むしろ、良いと思います。
ただ強いて言えば、一言説明が欲しい場面で説明が不足している事が理由ではないか、と考えます。
一例としまして、冒頭部分。
何故、雪也は夜の公園を歩いていたのでしょうか?
『日課』なり『コンビニからの帰りに、気紛れで』なり、一言でも良いので何らかの理由がなされていれば、と思いました。
仮に先の展開のネタバレ要素を含んでいたとしても、その場合『何か理由がある事を仄めかす』だけでも十分であると思います。
また、細かい点ですが、『第一章 端緒―4』にて(以下、抜粋)。
「ええと、何で僕たち三人、一緒に帰っているの?」
「なんでって、『いつも』でしょう。雪也、本当に大丈夫?」
春香が心配顔を向けてくる。
「いつも……だっけ?」
「そう。雪也の両親は海外で、自宅に逢瀬さんと二人暮らし」
春香が、確認するように言葉にしてくる。
(抜粋終わり)
この場面、友哉がそれ以上疑問を挟まないため、『友哉が違和感をアッサリと流している』ような印象を受けました。
確かにそれ以前に、違和感を覚えている描写が存在しますが(第一章 端緒―2)、
ここでもう一つ、『友哉が違和感に戸惑いつつも、取り敢えずは調子を合わせておく』旨の描写を入れても良いのでは、と思いました。
その辺りに気を配る事が出来れば、更に良くなるのではないか、と考えます。
逆に、文章描写が優れているお陰で、能力の説明場面は問題なく理解出来ました。
ですので、説明が悪くて分かりづらい訳ではありません。
正直、我ながら重箱の隅レベルの指摘だとは思います。
しかし、その辺りが改善されれば、更に良い作品になるのではないか、と私は考えます。
以上です。失礼しました。
長所。良かった点
文章力は高いです。
キャラ、設定そのものは良いです。
展開そのものには引かれるものを感じました。
良かった要素
ストーリー キャラクター 設定 文章
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