ノベル道場/小説の批評をし合おう!

瀬戸Rさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:Continuous first contact ~見知らぬ惑星に落ちた青年達の影響~の批評

瀬戸Rさん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。
「第2話 不時着したトオルとキュー(生首) 前編」まで、読みました。
少々、厳しめになってしまうかも知れませんがご容赦ください。

まず、タイトルですが、

「Continuous first contact ~見知らぬ惑星に落ちた青年達の影響~」

実は、プロ作家さんらに聞いたところ、英語のタイトルというのは、意味が伝わりにくいので、非常に不利ということです。

また、タイトルは学術研究のレポートのようで、この話の魅力が何なのかわかりにくいのが難点です。
小説はとにかく興味を持たれなければ読まれないので、なろうの上位作品を参考にタイトルを改良することをオススメします。
例えば、

「口の悪いアンドロイド美少女と未知の惑星に落とされた!」

などです。

あらすじは、未開の惑星からの脱出がテーマなのか、戦争がテーマなのか、内容を盛り込みすぎているように感じます。
戦争が絡んでくることはあえて伏せていたほうが、小説の内容がわかりやすくて良いかと思います。
また、あらすじは、ちょっと平凡すぎると思います。このあたりは改良の余地が大きいと思います。

プロローグは、素晴らしい出来栄えだと思います。
ヒロインに焦点を絞っていているのでわかりやすく、SFでありながらも難しい用語がまったく出てこないので、物語に入っていきやすいです。
インパクトのある大事件が起きるのも興味を惹かれる展開です。

また、文章もうまいです。作者の実力の高さがうかがえる文章です。

2話と3話ですが、トオルとキューの掛け合いがおもしろかったです。
ただ、彼らは未知の惑星に遭難したにしては、余裕が有りすぎるように感じます。

>トオルは、それを聞いて安堵した。実はツキが回ってきているのではとも思い始める。
トオルはこの状況をラッキーだと感じています。
もちろん、冒険を成功させた際に宝が手に入るのは良いのですが、現在の状態の緊迫感を薄めてしまっていると思います。

例えば、まっさきに水と食料の心配をするなどしたら、主人公のピンチがより鮮明になって良いのではないでしょうか?

ユーモアがあると同時に、もっと緊張感があると緩急が生まれて、より良い作品になると思います。

総評として、本編がおもしろいので、この小説はタイトルとあらすじでかなり損をしてしまっていると思います。この2つを改良することをオススメします。

以上です。
すいません。少々、厳しめになってしまったかも知れませんが、本当に応援していますので、これからも更新頑張ってください!

なろうのブックマークに登録させていただきました。
また、後で続きを読んでみたいと思います。

また、すでにご存知とは思いますが、「ノベル道場」では、他者の小説の批評を書くと、ご自分の最新の批評依頼がサイトの一番上に移動し、「おすすめ小説」の表示がされます。
おすすめ度を示す星マークは、批評を書けば書くほど増えていきますので、今後ともぜひ、他の方の小説の批評を書いていただけるとありがたいです!
(私は、おすすめ小説の表示がついた小説を優先的に読んでいきます)

上記の回答(Continuous first contact ~見知らぬ惑星に落ちた青年達の影響~の批評の返信)

スレ主 瀬戸R : 1 投稿日時:

 うっぴー様大変忙しい中のご高覧、誠に有難うございます。
 あらすじ要改良の件につきましては、ノベル道場を利用し改良したく存じます。
 三話までのご批評につきましては、拙作が伏線を張って回収していくタイプで御座いますので
 色々と目に留まる点があるかと存じますれば、展開の遅い拙作を恥ずべきだと心中に刻み込みました。
 
 拙作は章の途中で文章の軟さ硬さが変わる箇所が御座います。
 そこで文章が柔らかいほうが良いのか、途中のシリアス展開に置いては硬いほうが良いのかを決めかねております。
 
 ご多忙のところ誠に恐縮ですが、ご知啓を賜りたく存じ上げます。

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: Continuous first contact ~見知らぬ惑星に落ちた青年達の影響~

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元記事:「第4話 最初の”first contact”はクソッタレ 前編」の批評

ご返信ありがとうございます。

「第4話 最初の”first contact”はクソッタレ 前編」を拝見しました。

ご質問ですが、文章は柔らかいほうが良いと思います。
本作の売りは、トオルとキューのおもしろい掛け合いにあります。
また、「第4話 最初の”first contact”はクソッタレ 前編」というように、章のタイトルは、ならず者っぽい口語体です。

シリアス展開でありながらも、ユーモアを忘れない二人というのが、この作品の特徴かと思います。
それでしたら、文章は柔らかい方が良いと思います。

また、第4話まで読んだ感想ですが、ロネの街の惨劇と、トオルたちの話がどう繋がるのが、まだわかりません。

ロネの街の惨劇は、プロローグから繋がっているのはわかるのですが、二つのストーリーが同時に進行していると、どちらに注目して良いのか、わかりにくくなります。
トオル達に感情移入していたのに、話が飛び飛びになっているように感じました。

小説は本来、主人公を中心に展開させるのが王道です。
なぜかというと、その方が、話の筋がわかりやすくなり、主人公に感情移入しやすくなるからです。

この物語は、プロローグはラナリ。二話、三話は、トオル、四話はアルバと視点が頻繁に移動し、誰に注目して良いのかわかりにくい構成になっています。
(ラナリ、アルバとトオルがどういう関係にあるかわからないので、展開の意味が掴みづらい。ラナリとトオルが兄妹であるなどとしてしまった方が、トオルにとっても切実な展開になるので読者の興味を引けると思います)

視点移動、時点移動は、なるべく少なくし、わかりやすい構成にするのが良いかと思います。

ロネの街の惨劇は、おもしろい展開だと思いました。
また、後で続きを読んでみたいと思います。

上記の回答(「第4話 最初の”first contact”はクソッタレ 前編」の批評の返信)

スレ主 瀬戸R : 0 投稿日時:

 うっぴー様、四話までのご高覧、誠に有難うございます。
 ×ご知啓 〇御知恵 と誤変換をしていてしまい誠に申し訳ありませんでした。
 "また、第四話まで読んだ感想ですが、ロネの街の惨劇と、トオルたちの話がどう繋がるのが、まだわかりません。"
 と展開の拙さのご指摘有難うございます。
 一応、五話に繋がる話として書きました。視点移動を余りしないほうが良いとのご指摘を肝に銘じて改稿を行っていきたいと存じます。

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: Continuous first contact ~見知らぬ惑星に落ちた青年達の影響~

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元記事:されど、彼はゆく

ノベル道場にははじめて投稿します。
批評がほしいのと長所があるのか知りたいです。自分の中で主人公とその仲間には思い入れが強く、活かすにはどうしたらいいかも教えてほしいです。

上記の回答(されど、彼はゆくの批評)

投稿者 瀬戸R : 1 投稿日時:

 僭越ながら和冬雅彦の場面を批評させていただきます。
まず、場面は美術館なのですが、どこの国ですか? 東京の国立西洋美術館でしょうか? いきなり拳銃を突きつけた男は、たぶん極道かマフィア物とのことで中華マフィアか韓国マフィアか、西洋人の特徴が書かれてなかったので私はそう解釈しました。

 和冬雅彦のリュックに何が入っていたのかまでは分からないのですが、極道だとしたら暴対法で締め付けられてる昨今の現状で、リスク犯してまでハジキ出さないような気がします。そもそも音が響く美術館でハジキの音はでかすぎます。サプレッサーの描写がないので多分装着してないはずですし。

 上の方が仰られているようにハードボイルド物はリアリティが結構重要なので、そこが改善されたら良い小説になると思います。
 

長所。良かった点

とても読みやすかったです。

良かった要素

ストーリー 文章 オリジナリティ

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目的:プロになりたい!

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: されど、彼はゆく

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元記事:青春女の自転車部(仮)

こんばんは。
あれから7話書きましたが読んでくれる人が居なくて感想や全然ダメだとかいってくれる人が居ません。
現代のラノベは読まれないのか、私がダメすぎるのか教えてください。よろしくお願いいたします。

上記の回答(青春女の自転車部(仮)の批評)

投稿者 瀬戸R : 0 投稿日時:

はじまりから合コンまで読みました。
私はマリア先生の下ネタな性格が非常にインパクトがあって面白いです。ただ、上の方が書かれているようにおっさん向けになっているのだろうと思います。

長所。良かった点

マリア先生が気に入りました。このまま突き抜けたキャラでもいい気がします。

良かった要素

ストーリー キャラクター 設定 文章 オリジナリティ

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https://ncode.syosetu.com/n8184eu/

目的:趣味で書く

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元記事:青春女の自転車部(仮)の批評

はじまりから合コンまで読みました。
私はマリア先生の下ネタな性格が非常にインパクトがあって面白いです。ただ、上の方が書かれているようにおっさん向けになっているのだろうと思います。

上記の回答(青春女の自転車部(仮)の批評の返信)

投稿者 瀬戸R : 0 投稿日時:

すみません。『私は』が要りませんね。続きを楽しみにしています。執筆活動、頑張ってください。応援しています。

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https://ncode.syosetu.com/n8184eu/

目的:趣味で書く

要望 : 長所を教えてください! スレッド: 青春女の自転車部(仮)

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元記事:パイレーツ・オブ・新世海

お久しぶりです。
新人賞応募用の話が、完結とはいかないもののキリのいいところまで書けたので、こちらにてご批評いただきたく、投稿させていただきます。
気になるところが有れば言ってください。

上記の回答(パイレーツ・オブ・新世海の批評)

投稿者 アモーレポン太 : 0 投稿日時:

2話まで読了しました。とても面白かったです!大航海時代が舞台となってるファンタジー作品。文章がとにかく読みやすくて、情景がまざまざと浮かびました。素晴らしかったです。かなりハイレベルでした! …羨ましいことこの上ないです。

航海してた時に、異形の海賊に急遽襲われ、船長を含む乗組員のほぼすべてが圧倒的な力によって虐殺されてしまう。主人公だけがかろうじて生き延び、その後パパイヤ海賊団に入隊する。
ここまで読みました。

まずよかった点を言います。
特によかったのは文章力。先程も言いましたがこれは筆舌に尽くしがたいほど素晴らしいものでした。とても読みやすく、物語全体のイメージがしやすかったです。

キャラクター設定もよかったです。個人的には船長が好きでした。どうか生き延びてほしかった! そう思います。

次に個人的に気になった点を言います。今から書くことは完全に主観なので、そのことを踏まえたうえでお願いします。

まず気になったのが、てこの原理のシーン。スコップでマストが倒れ、チェリーと言った少年が下敷きとなったとあります。しかしこのスコップでてこの原理!の判断に至るまでのスピードがいささか遅いのでは?と思ってしまいました。
というのも、主人公たちはラスブータン船長と一緒に長い間、船乗りとしての経験があるはずです。

当然、大航海時代なので造船技術もこの当時だとあまり高くありません。そのため何度もトラブルに見舞われてたはずです。
当然マストが人に倒れるといったアクシデントもあったでしょう。ましてや船長なんてそんな主人公と比べ、そのようなアクシデントは何度も経験してるでしょう。
なのに船長がてこの原理を使って、チェリーを救い出すと言った対処法を速攻で思いつかなかったことに、違和感を覚えました。

少し船長として頼りないなといった印象を抱いてしまいました。

次にチェリーと共に、救命ボートで脱出したシーン。怪物が現れなかったらチェリーは死ぬことはなかったのにの文章からはすでにチェリーは死んでしまったのだなと僕は判断しました。

しかしその後の文章では、チェリーはまだ生きてるっとなっていてちょっと混乱しました。
パパイヤ船長との謁見の際にも、チェリーの安否を彼にたずねるシーンがあったことで、矛盾が生じてしまっています。

多くの果物と肉料理を前にしたシーンでも違和感を覚えた箇所があります。よだれのシーンです。
このシーンではよだれを出し渋るといった表現がなされていましたが、よだれはそもそも無意識に出るもので、人体から自然発生的に出るものなので、表現としてはふさわしくないなと思いました。

気になった点は以上です。最後に僕だったらこういった展開にするなと思ったシーンがあったので、これを書いて、感想、批評の方は締めにしたいと思います。

パパイヤ船長と主人公との謁見のシーンです。
主人公がパパイヤ船長に仲間になれ!と勧誘されるシーンです。
個人的にもうちょっと主人公とパパイヤ船長との駆け引きが欲しかったです。というのも、パパイヤ船長が主人公を仲間に引き入れた理由が見えてこなかったからです。ここでパパイヤ船長が主人公を引き入れた理由付けをしっかりすれば、より一層物語に厚みが増すと思います。
主人公を引き入れた特別な理由を、パパイヤ船長からの口で伝えればいいかなと思います。それだけでもこの作品に対する印象がかなり違ってくると個人的に思いました!

ただしブックマーク一桁に満たない何の実績もない底辺作家の言ってることなので、聞き流してもらってオッケーです! 参考になればと思い、書かせていただきました!

最後になりましたが、とても面白かったです! 僕なんかより実力も才能も桁違いにあります!正直羨ましいです! 執筆頑張ってください! 影ながら応援しています。

※追記
殴り書きですいません。かなり伝わりにくい文章になってるかもしれません!そう感じさせてしまったら、本当に申し訳ないです。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://estar.jp/novels/25739860

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: パイレーツ・オブ・新世海

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元記事:『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』

大野です。
以前、創作相談の方で言っていた『飯テロモノがやりたい』というのを試しに作ってみたものです。

これ自体は2500文字の短編なのですが、こういう感じの『誰かが飯を食いに行く、そして何かを思う』みたいなすごく短い短編を、今回の主人公にしたフリーターの青年中心で連載してみたいと考えています。

『創作相談』の方には、色々と構想中の設定を書き連ねましたが、多分そこらへんは大幅に刷新すると思うので気にしないでください。

作品自体には人間ドラマとか伏線とかはなく、ただ『主人公が飯を食いに行くだけ』です。これが受ける層があるのか、無いのか。というの含めて答えてもらえると嬉しいです。

上記の回答(『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』の批評)

投稿者 手塚満 : 1 投稿日時:

創作相談掲示板で、とりあえずお書きになると仰っていたのは、こちらでしたか。あのご質問の続きだと思って、感想を申し上げてみます。

急いだのでしょうか、人称で難が見られるのは残念です。おおむね三人称で進んでいますが、地の文で「俺」が2か所あるのは、はっきり一人称に変わっています。その他の部分でも、かなり一人称的な地の文があり、読んでいてイメージが揺らぎます。思い切って、一人称に切り替えてはどうかと思います。

全体の運びとしては、狙いはいいと思います。下げておいて上げるパターンになってまして、落差分が山場の高さとなり得ます。出だしから下げ始めるのではあるんですが、全体からして短いですし、「飯を食いに行く」は一貫してますので、いわゆるブラバ、離脱等はこのラストまででは起きにくいように思います。

しかし、読者の気分を下げて上げる個々の点では疑問符が付くものが散見されるようです。まず出だしで語られる気候「五月だというのにうだるような熱気」です。要は暑いんですよね? この暑さ、以降で使われていません。

せっかくインドカレー店がメインになるのに。カレーが香辛料をふんだんに使うのは、インドが暑いからだったはずです。最終的にカレー店を選択する理由の1つが暑気払いでもよかったはずです。今の流れを使うなら、出だしの暑さ描写は不要でしょう。

設定は出したら使う、後でも使わないなら削ることを考えるという風にされてはどうかと思います。

同様に、行く先の選択肢の1つ「蕎麦屋」も宙に浮いたまま、消えてしまっています。オムライス屋はいかにも軽い扱いでどうでもいいことが伝わりますが、蕎麦屋のほうが主人公がラーメンがないなら、カレーか蕎麦かと思いめぐらすくらいですから、もう少し丁寧に扱ったほうが効果的のように思います。

この場の思い付きで練れていなくも申し訳ないのですが、蕎麦屋に入りかけたらカレーの匂いがする。カレーうどんかカレー南蛮ですね。一説によると、蕎麦屋/うどん屋で誰かがカレーうどんを注文すると、カレーうどんの注文が相次いで起こるそうです。かなり釣られる匂いみたいです。

御作の主人公ですと、ラーメン以外ならカレーか蕎麦かとまず思い浮かぶわけですから、蕎麦屋でカレーの匂いに気が付き、もう一度通りを見てカレー屋が回転記念日で半額なのを発見、みたいな流れが考えらえます。ですが、現状では単なる選択肢に留まっています。

そういう、出してみただけの設定みたいなものが散見されます。しかし、それらはまだ細かい点です。飯テロ狙いだとすると、おそらく最大の問題点は「主人公が空腹ではない」ということです。少なくともお腹を空かしている様子が感じられません。昼食の時間だから飯食っておこう、でないと晩まで持たないから、みたいな雰囲気を感じます。

せっかく「ちょっと遅めの昼飯」という描写があるのに、それが「空腹」に結びついていない感じです。美味しさを示す基準があるとすれば、「食道楽な彼」という表現くらいでしょう。でも直後の「高すぎず不味すぎずを好む彼」で打ち消されてしまっている。

「空腹」は誰でも経験があります。そのときは無性に飯が食いたいことも実感として分かります。「空腹は最高のスパイス」なんて言葉があり、その通りだと思う人も多い。飯テロ、しかもB級飯においては非常に便利な設定ですのに、なぜか排してある。

飯テロとしては、たとえ量が少なくて味を楽しむ路線もあり得ます。腹を満たすのではなく、舌を楽しませるものですね。スイーツなんかはそういうものになります。ですが、繰り返しですが「高すぎず不味すぎずを好む」で主人公を印象付けてしまっています。それでは、たとえ「美味かった」を繰り返しても美味そうには感じないものです。

やはり、まずは空腹をアピールすべきではないかと思います。それにはカレー屋に行くまでで主人公が急ぐ必要があるでしょうし、カレー屋に入ってからは焦れる必要もあるでしょう。料理が出されたらすかさずむさぼるように食うべきでもあるでしょう。カレーとナンがどういう感じかは、半ば食った主人公が気づくようにすれば、空腹がまぎれ、満たされ始めた感じも同時に伝えることができます。

以上、あくまでも例えばの説明用で、この場の思い付きですので、ベタだし練れていない等はご容赦ください。

その一方、何があるか、誰が何をしているか等の描写自体はよく分かりますので、個々の表現力は大丈夫だと思います。ですので、腹が減った人が何をしそうか、どう考えそうか/感じそうかをリアルに想像して、シーンをイメージしてはどうかと思います(やや腹が減ったときに考えても可ですが、あまりに空腹だとかえってリアリティを欠く運びにしがち)。

繰り返しになりますが、下げておいて上げる構成はいい感じです。全体状況にあるものもうまく設定、選択されていると思います。文章も分かりやすい。後は、主人公の細かい行動や思考、感情の動きですから、今の作品から改稿を重ねれば、数段よくなるはずです(舌を楽しませる路線ですと、変更量は多そう)。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』

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元記事:ラ・ピュセル〜オルレアンの乙女〜

今現在第5話まで投稿済みですが、まるでポイントが伸びません。そこまで気にしてはいないのですが、さすがに5話まで書いてブクマが1だとよほどつまらないのか?とちょっと心が折れそうですε-(´∀`; )
そこで長所欠点含め、なにかしら感想及び指摘をいただけたらと思います。
よろしくお願いします。

上記の回答(ラ・ピュセル〜オルレアンの乙女〜の批評)

投稿者 ふ じ た に : 0 投稿日時:

うーん、このサイトでポイントが伸びる作品って、サイトの流行や人気タグがあったり、
キャラクターが魅力的だったり、読みやすかったり、と色々な理由がありますが、
御作には、それが見当たらないか、分かりにくいかと思います。

冒頭から、かっちりとした説明で始まり、史実に基づいた感じで物語が進んでいくので、歴史ものやジャンヌが好きな人にはたまらないとは思いますが、有名なために、読まなくてもだいたい物語が予想できてしまいます。

キャラクターを今まで想像しなかったほど破天荒なものにするか、
舞台を思い切ってがらりと変えるか、
オリジナル要素を冒頭から入れるか、
ジャンヌ視点だとバッドエンドなので、それの回避のために、オリジナルキャラクターを作って、その人を視点にしてジャンヌを描くとか、
そういった、これからどうなるのかな?と感じるようなワクワク感があれば、
個人的には良かったと思いました。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: ラ・ピュセル〜オルレアンの乙女〜

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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