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元記事:ファンタジーな娘が出来たからってファンタジーな生活を望む訳じゃない

初めての執筆です。現実世界にゲームのキャラやモンスターが出現するストーリーなのですが、ストーリー構成やキャラクターの個性が弱いのでは、と不安があります。序盤から怒涛の展開がある訳ではなく、徐々に話が大きくなって行く構成です。現実世界が舞台なので、社会的な動きというものは急展開しないだろうという推測からです。 皆様から忌憚無きご意見を頂けましたら幸いです。宜しくお願い致します。

上記の回答(ファンタジーな娘が出来たからってファンタジーな生活を望む訳じゃないの批評)

投稿者 ドラコン : 1 投稿日時:

 ドラコンと申します。流し読みながら、第6話まで拝読し、あとは順不同での拾い読み程度で誠に恐縮ですが、私見を申し上げます。

 まず、貴作はオンラインRPGをプレイしたことがないと、理解しがたいかと存じます。特に、『ドラクエ10』を想定されているかと、拝察しております(他のオンラインRPGはプレイしたことはありませんが)。

 また、拝読した部分に限ってのことですが、ベルダの現実世界のへの移転目的は、「育ての親(パパ)との再会」でしたよね。これは第1話の時点で達成されています。その後、パパとベルダの「目標」というのが感じられませんでした。RPGは開始直後に「魔王討伐」など、何らかの目標が示されます。この先に書かれているのかもしれませんが、各章章題から、それが書かれている章を判断できませんでした。何の脈絡もなく、モンスターに襲われている印象が強いです。

 主人公とヒロインの目標がはっきりしないなかで、このRPG的な作品を読み進めることができませんでした。

 それからパパは、一応メールで連絡はしたとはいえ、直接ベルダを美佳さんに紹介する場面を見付けられませんでした。それなのに、第6話で道の駅へ遊びに行く場面に放り込まれ、いささか唐突な感じを受けました。それに、ネタばれ回避が理由でしょうが、登場人物一覧が下のほう過ぎるのも気になりました。プロローグの前に載せていただければ助かります。

長所。良かった点

『ドラクエ10』のプレーヤーの1人としては、「サービス終了」は胸に迫るものがあります。毎日プレイしているので、「『ドラクエ10』のサービスが終了したら耐えれるのか?」との漠然とした不安が、常にあります。

 それに、『ドラクエ10』での私の使用キャラは、僧侶であることが多いです。ベルダに通じるものがあります。

 そして、プレーヤーによって作られたキャラたちが自我を持ち、プレーヤーが操作しない時にも自由に行動する、との設定には琴線に触れるものがあります。

『ドラクエ10』は種族が選べるため、2キャラ作りました。メインキャラのほうは毎日使っていますが、サブキャラのほうは年単位で使用を休止していました。また、ゲーム内で連絡が取れる「フレンド」の中にも、年単位でログインした形跡がないプレーヤー(つまり年単位で使用形跡のないキャラ)も少なくありません。

良かった要素

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: ファンタジーな娘が出来たからってファンタジーな生活を望む訳じゃない

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元記事:ビーストジハード

 1話だけなのですが、初のVRMMOに挑戦したいということで1話だけ描きました。主人公の武器が『ハリセン』ということで弱そうな武器を活躍させる作品にしたいと思ってます。
 VRMMOものが初めてなので、表現の分かりにくさ、描写不足などご指摘いただければ幸いです。

上記の回答(ビーストジハードの批評)

投稿者 ドラコン : 2 投稿日時:

ドラコンと申します。拝読しましたので、私見を申し上げます。

 貴作はまだ2463字と短いこともあり、私見を申し上げづらいことがありますことを、予めご了承ください。

 まず、タイトルですが『ビーストジハード』だけだと、何のことかわかりません。もちろん『ビーストジハード』とは、舞台となるゲームの作品名なので、不当ではありません。私でしたら、『ビーストジハード』に以下の副題を付け加えます。

「ゲームの世界でハリセンで戦うこととなりました」

 次に、世界観理解には、オンラインRPGプレイの必要ではないでしょうか。

 それからハリセンについてです。『ドラクエ3』にも登場しましたね。ネタ的な武器ですが、やりようによっては「強力」な武器になるでしょう。ハリセンも扇(扇子)の一種です。鉄製の鉄扇は、日本や中国では武器として使われていました。それに、扇は『真・三國無双8』の大喬・小喬の得意武器や『ドラクエ10』の武闘家・スパースター・踊り子・天地雷鳴士の装備武器として登場します(もっとも『ドラクエ10』の扇の特技は、敵にマヌーサ〈弱体〉、味方にバイキルト〈強化〉をかける「補助系」が主体です)。

 ですので、ハリセンを武器とされても決しておかしくありません。

 私でしたら、以下のようなことにします。

 ・武器にもレベルがあって使っているうちに強化させる。
 ・鍛冶屋などで強化できる。
 ・ハリセン自体が、武器屋で流通している。

長所。良かった点

 オンラインRPGのプレーヤーとしては、世界観に入っていきやすかった。
 ハリセンを武器として出しても決しておかしくはない。

良かった要素

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元記事:赤眼の王道

ジャンプ系王道の、武道系異世界ファンタジー(ハイファンタジー)を目指しました。
ぜひ様々なご意見を頂戴したく、よろしくお願いいたします。

上記の回答(赤眼の王道の批評)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 ドラコンと申します。リンク先の「カクヨム」ではなく、このサイトの鍛錬投稿室のほうを、軽く流し読みした程度で誠に恐縮ですが、私見を申し上げます。

 気になりました点は下記の通りです。

●カタカナ語が散見される
 無意識に使われてしまったのでしょうが、貴作の世界観ではカタカナ語の使用は違和感があります。私でしたら、以下のように書き換えます。

「出世レース」=「出世競争」
「リスク」=「危険性」

●メートル法使用について

 上記のカタカナ語散見と関連しますが、「十メートル」との表記がありました。貴作の世界観でメートル法を使われると、違和感があります。かといって、尺貫法を使うと、分かりにくくなります。メートル法を使わないとなると、1里=4キロの数キロ~数百メートル程度の大きな単位ならまだいいのですが、数十メートル以下の小さな単位は表しづらいですね。この場合、度量衡の単位ではなく、歩幅を用いるのも一案ではないでしょうか。歩幅の平均が50センチ~75センチなので、「十メートル」なら、「十数歩歩いた程度」とします。

 https://uranaru.jp/topic/1043625

●「四週間」との表記ついて
 東洋ファンタジーで無意識に使われがちですが、「1週間」との単位は、西暦(グレゴリオ暦)の単位です。これも違和感があります。「四週間」でしたら「ひと月(実際には7日×4で28日ですが)」と書けば良いでしょう。「1週間」なら「7日」です。

●科挙について
 天川さんは、科挙についての知識がおありと拝察しております。ですので、あえて申し上げます。単に「科挙」といった場合、「中国の高級【文官】登用試験」のイメージが強いです。

 科挙には、文官を登用する「文科挙」と、武官を登用する「武科挙」に分かれていました。貴作ではこれを想定されてのことと存じます。
 
 最初、「科挙」と出てきましたので、舞台は「中国の影響が強い和風国か?」と感じました。ですが、「遊牧民」とあったこともあり、島国でもなさそうですね。小国が割拠する大陸が舞台との感じがしました。

 もし島国なら、「西方の大陸の影響を受けた武科挙」とでもあれば、違和感を持ちませんでした。実際、貴作が想定された平安朝では科挙が実施されていました。

 科挙の「中国」「文官登用試験」のイメージを薄めるであれば、「武術吟味」とでもされてはいかがですか。寛政の改革で松平定信が「学問吟味」をやっていました。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/寛政の改革
 
●王女について

 王女が手柄を立てたリュウを見初めたにしても、リュウとの身分さを考えると、仲が良すぎるし、気軽に会い過ぎているように感じます。また、王女が王・王妃が健在のわりに、政治・軍事への発言力が大き過ぎます。これらの点について、より掘り下げられたほうが、説得力を増すと存じます。

長所。良かった点

 正義感が強くて、団子好きのスグがかわいかったですね。妹的キャラとして良く描かれていました。

 また、あらすじが的確な本文の要約で、本文が読みやすかったです(あらすじが単に作者の挨拶で、どんな作品か分らぬことも多いので)。

良かった要素

キャラクター

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https://kakuyomu.jp/works/1177354054889805953

目的:プロになりたい!

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 赤眼の王道

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元記事:主人「おのれこのクソ奴隷がぁ!」奴隷少女「ああ、お許し下さいご主人様!」

とにかく読みやすさと書きやすさに重点を置きまくった日常的虐待バイオレンススラップスティックコメディです。
暴力描写やリョナ描写がありますが苦手な人でも特に問題なく読めると思います。
カクヨムで批評感想書くよ!って人にお願いしたら「真面目にやってよふざてけるのか?」と怒られた作品です。

上記の回答(主人「おのれこのクソ奴隷がぁ!」奴隷少女「ああ、お許し下さいご主人様!」の批評)

投稿者 ドラコン : 1 投稿日時:

 ドラコンと申します。数話拝読した程度で恐縮ですが、感想を申し上げます。

 まず、小説を読んでいるというより、芝居の台本を読んでいる感じでした。また、奴隷少女がお仕置きされる理由が多少異なるだけで、毎回展開が同じとの印象です。それに、作中人物が名無しな上、容姿の描写もほとんどありませんでした。

長所。良かった点

 小説の作法にかなっていない、というのは、良い点の裏返しですね。ト書きなので、かなり読みやすかったです。勢いで笑わせてもらいました。

良かった要素

ストーリー

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目的:プロになりたい!

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元記事:時計

1300字の短編です。
まだ小説を書き始めて日が浅いせいか、うまく書けているのか不安なので、皆さんに批評をお願いしたいです。

⑴文章力
ストーリー
⑶メッセージが伝わるかどうか

プロを目指していますので、厳しく批評して頂けると幸いです。よろしくお願いします!

上記の回答(時計の批評)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 ドラコンと申します。拝読したので感想を申し上げます。

 申し訳ないのですが、「よく分からない」。1300字と短いこともあり、これが貴作の第一印象です。もう少し話が広がっていれば、との感じがします。

 また、スマホの時計の表示が30分遅れているが、アナログ時計は正常、のと話なのに、以下のように、スマホの時計か、アナログ時計かの別が付きづらい箇所がありました。

 >「あれ? あんた早いわね。まだ8:30よ?」

 >「そう? 五分前ならニアピンじゃない?」
 >「ん? 五分前? 今8:40分だよ」

 >彼女は腕時計を確認すると、怪訝な顔をして彼を見つめ返した。

 >「いやいや、今8:55分だよ」
 >「なんだ。私の時計がズレてたのか」
 
 解決策は、一試案ですが、私でしたら次のようにします。
 
 1、スマホの時計は「8:30」、アナログ時計は「八時三〇分」との表記する(トリックを明らかにしてしまうのが欠点)。
 
 2、「彼女」の一人称を「わたし」とする。「彼」の一人称が「俺」だったとはいえ、漢字で「私」とあっては、男女の別が付きづらい。

長所。良かった点

 短過ぎてよく分からなかったとはいえ、「時の乱れ」という着眼点は良かったですよ。自我を持ったコンピュータが人類に危害を加えるSFモノや、サイバーテロモノのプロローグな感じがしました。

良かった要素

ストーリー

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目的:プロになりたい!

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元記事:白きエルフに花束を

僕の異世界冒険記シリーズの前編です。
後編はまだ書いている途中です。

最初は純粋に僕自身の発達障害を題材にした異世界転移物が書きたかったのですが、ヒロインを構想した際に、人種的に迫害を受けていて、命の危機に瀕すると人を含めた生き物を片っ端から食い殺してしまう自分に、とても怯えている少女を登場させようと思い立ちました。
ちょうど虚淵玄さんが作った『沙耶の唄』の「沙耶」のカニバリズムと性格をそのまま持って来て、自分が化け物だという事を自覚したようなキャラです。
因みに、そういうキャラがすでにいることは最近になって知りました。

「差別を受けながらも、お互いに偏見がないゆえに惹かれあう主人公とメインヒロイン」という関係を中心にして話を作っている内に、主人公たちがお互いと自分しか見えていない、いい意味でも悪い意味でも人間臭いキャラクターになってしまいました。
この物語をキャッチコピーで表すならば「愛に飢えたケモノ達への鎮魂歌(レクイエム)」です。
互いの愛を貪りあい、依存し、溺れていく様を描いたダークファンタジーです。
どうぞご覧あれ。

上記の回答(白きエルフに花束をの批評)

投稿者 OO : 0 投稿日時:

最初のエピローグを見たんですが、冒頭の謎が謎を呼ぶ書き方はとても魅力的には思えたんですが、最近の読者さんはもしかしたらそこで読むのをやめてしまうのかなとも思ってしまいました。最近の読者さんは、やけに飽き性ですから。だからどうすればいいかというと、あまりうまい答えは出せないんですが、もっと一行目からインパクトをもってきたほうがいいのかなと思います。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 白きエルフに花束を

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元記事:狂人の手記

15歳、中学生です。
いかに不安定な人間かを見せるのに注力しました。
以前とある小説合評会で出した作品になります。
芥川龍之介をリスペクトして書かせていただきました。
正気と狂気のはざまの世界を楽しんでいただけたらさいわいです。

上記の回答(狂人の手記の批評)

投稿者 アモーレポン太 : 0 投稿日時:

改善すべき点なし。素晴らしい文章でした。
僕も太宰治をよく読んでます。と言っても「人間失格」と「走れメロス」、その他短編程度ですが……。

心理描写が巧みで、自殺に至った経緯まで申し分ないです。完璧に描けていると思います。
太宰治まじリスペクト!って感じがめちゃくちゃ伝わってきます。

文体も太宰治と芥川龍之介をミックスし、さらにそれを現代風にアレンジしたような独特なものでした。

純文学のジャンルでここまで読者を飽きさせず、かつ、読者に伝わりやすい文章を書けるのは本当に素晴らしいです。

僕も純文学好きで通算10冊以上は読んでいるんですが、それでも作家凡庸主義様みたく絶対上手く描けません。
最初の一行ですぐに筆を追ってしまうと思います。
やはりこれが才能の壁と言ったものなのでしょう。こればっかりは生まれ持った才能の差と感じざるを得ません。
純文学はそれだけ貴方様のように選ばれた人間しか書くことができないジャンルだと考えています。

僕みたいな文才のない人間が純文学を書いてしまうと、全体的に何を書いているのか余計わからない陳腐なものになります。

僕は今ライトノベルの作品を書いているのですが、そのレベルでもかなり苦戦しています。
表現やら推敲に至るまで苦労に苦労を重ねてるのですが、それでも読者に伝わりやすい文章を全く書けません。
才能がないし、学力もない人間だとどうしてもこうなってしまうのは仕方のないことなのかもしれない。

それだけ純文学は心理描写、表現の幅、深掘りできる能力がないと、絶対書くことのできない特別なジャンルだと思っています。
小説の最高峰の世界です。
それを難なく書けてしまう作家凡庸主義様には頭が上がりません。

将来が楽しみです。人生経験をもっと年を経るごとに積んでいけば、後世まで残るような素晴らしい名作を生み出せると思ってます。
こんな一介の底辺作家が言うのもあれですが、影ながら応援してます。頑張ってください。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://monogatary.com/story/105866

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 狂人の手記

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元記事:冒険者だった

引退から始まるハイファンタジーです。大きな挫折を経験した人に共感してほしいと思って書きました。
キツい批評でも歓迎です。よろしくお願いします。

上記の回答(冒険者だったの批評)

投稿者 サタン : 3 人気批評! 投稿日時:

ひとまず読み始めからです。
非常に説明的な出だしで、「ハイファンタジー」だからと言い訳にはならない、と最初に思いました。
例えば
>音波耐性には自信がある
主人公が「音波に自信がある」というエピソードをちゃんと組みましょう。序盤以降で組んでるのであれば、この説明は不要と思います。
才能は二種類に分けられるという下りも、現状ではその説明の必要性がありません。これも「特性はないけど耐性はある」というエピソードをちゃんと組んだほうが良いと思う。
物語の出だしで説明をすることは、悪いことではないでしょう。しかし興味のない事を延々と語られても面白くないし、序盤はまだどこに興味を持てばいいのかわからないので、出だしで説明する場合はサラッと短く済ませたほうが良いかと思います。

1-1のラストは面白くて良いですね。
主人公が自身の耐性に疑問を持ってるあたりはちょっとテンポが崩れた気がしましたが、罵詈雑言が飛んできたことで気が抜けたような笑いがこみ上げてきました。

2-1まで読んだ感じ、1-1のラストから酒場で旧友が来るまでは「気が抜けた笑い」が続いて楽しく読めましたが、どうも主人公が過去に何かあっようで、それは良いのだけど、地の文でその過去をアレコレ書いてるあたりが、どうも主人公の自分語りを読まされてる気分にさせてくれます。
主人公の過去についての説明はないので、おそらく今後の展開に関わってくる事なんだろうとは思いますが、主人公の過去を知らない読者が主人公の自分語りを読んでもまったく共感できないので、まるで「忘れたい過去を思い出してる」という嫌な気分だけが伝わってきます。
ドラ子との会話で「おまえも辛いことがあったんだな」というシーンがありましたが、これだけで主人公は過去に大変な思いをしたというのがわかるので、主人公の自分語りは全体的に一切書かなくても問題ないのではと思います。
少なくともココまでで自分語りを読んで理解できるのは「過去大変な思いをした」という事だけで、主人公の過去についての新しい情報は一切と言っていいほどありません。
何より、ドラ子のキャラクターとテンションに対し、主人公による地の文の雰囲気がまったく合ってない。
ラノベとハードボイルドが同居してるというか、ホラー映画にオバQが出てきてるような違和感というか。いやそれは極論すぎるか。
ミスマッチが味と言えば味だけど、好みが分かれると思う。
ラノベとして読んでる人は主人公の過去なんぞよりドラ子との新生活を読みたいでしょう。
ドラ子の話題のほうが面白いというのもあるけど、シリアスそうな主人公の過去にはまったく興味が持てないためです。
逆にシリアスな主人公の過去に興味がある人は、コメディテイストのドラ子は邪魔にしか思わないのではないでしょうか。

2-9まで読んだ感じ、時々出てくる「攻略本」や「コスプレ」など異世界にあるのか疑問な単語が目につきます。
口にしてるのは決まってドラ子なので、全てがわかるという特殊能力から来る一種の伏線なのかもしれませんし、でなくとも、そういう言葉が異世界にないとは限らないので何とも言えませんが、あくまで目につく、という感じです。

3-2まで読んだ感じ、正直なんて言っていいのか難しい。「うーん」としか。
物語の概要にはこう書いてある。
『世界各所に七大魔山《セブンサミッツ》が隆起し、空前の冒険者ブームが訪れて14年。エバンスはある理由からパーティーを解散し、持ち前の「音波耐性」を活かして、収穫の際に怪音波を放つ作物「マンドラゴラ」の栽培を始めた。』
これを読んで、「どんな話だと思う?」と聞いたら、10人中10人が「マンドラ栽培する話だ」と答えると思う。
2章まではマンドラ栽培に関係あることをしていた。正確には栽培は1章までで2章からはその販売や主人公の過去についての話だったけど。
ところが、3章に入るとマンドラ栽培どころか主人公が冒険者として復帰する話になってる。
つまり、「こういう物語だろうな」と思って期待を込めたイメージが悪い意味で破壊されてしまった。
言い換えると「こういう楽しみを提供してくれるんだろう」という期待が裏切られてしまったので、ハッキリ言って期待はずれな展開、と言わざるをえないと思う。

思い返せば、最初から「主人公が冒険者に復帰するには」という主旨が見え隠れしていたから、読者である私の見当違いと言えばそうなんだけど、マンドラゴラ云々は主人公が復帰するためのキッカケ作りでしかなく、その切っ掛けが作れればマンドラゴラでなくても何でもいい。
ところがそのマンドラゴラにインパクトがありすぎたので、マンドラゴラの話だと思ってしまった。
そんなわけで、「うーん」としか言えない感じ。
途中で話が変わってる気がするけど、思い返せば最初から冒険者復帰の話をしていた……と言えばしていた。
強いてこの原因を挙げるなら、序盤での主旨説明が十分でなかったのが原因でしょう。
最初から「冒険者に復帰する話」と認識してりゃこの感覚は生まれなかったでしょうから。

コメント長過ぎると怒られたので、二回に分けます。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883862491

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 冒険者だった

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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