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赤眼の王道 (No: 1)
スレ主 天川太郎 投稿日時:
小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889805953
ジャンプ系王道の、武道系異世界ファンタジー(ハイファンタジー)を目指しました。
ぜひ様々なご意見を頂戴したく、よろしくお願いいたします。
あらすじ(プロット)
厳しい身分制がある世界。「武術」という異能を持つ「武人」が国の平和を守っている。
<1>
リュウは「剣師」に出世。平民ゆえそれ以上の出世は望めないが、王女にはさらなる活躍を期待される。
リュウは研修生選抜試験の監督をする。そこに最下層の賎民「赤眼」で、異能の技である「形」を使えない少女、スグが現れる。しかし決闘ではリュウのライバル烏崎やリュウを圧倒。スグは殺気を視覚的に捉えて攻撃を先読みする「星読みの眼」を持っていたのだ。試験後リュウはスグを弟子にする。
<2>
二人は魔物から街を守る任務へ赴く。しかし国司は赤眼のスグが街に入ることを拒否。二人は近くの賎民村に滞在することに。後から同じ任務を与えられた烏崎と弟子の御堂が現れ、彼女たちだけが街に駐在することになる。そして魔物が襲来。リュウは「自分たちを拒んだ街を助ける義理はない」と、街を烏崎に任せようとするが、スグは街へと向かう。街では、魔物相手に烏崎たちが苦戦を強いられていた。リュウたちも敵の防御力を前に苦戦するが、リュウが足止めをして、スグが咄嗟に編み出した独自の形「撃砕」を放ち、勝利。
<3>
リュウはスグに姉を紹介する。姉は父の叛逆罪の縁座で遊女に身分を落とされている(リュウは養子に出されていたので平民のまま)。リュウが将軍を目指すのは貴族になって姉を救うためだった。
そして武人採用試験のために都に戻る二人。しかし道中で村が魔物に襲われていた。村人を救えば試験には間に合わない。試験を優先しようとするリュウだが、スグは村人を優先。結局試験に間に合わなかった。しかし、リュウは全財産を使って合格者を辞退させ、追加試験を行わせる。スグは試験直前に烏崎に毒を盛られるが、それでも一次試験を歴代最高の成績で突破する。だが二次試験前に、自分が試験を受けられたのがリュウの賄賂のおかげだと知り、試験を辞退する。
<4>
最重要拠点である塩山城が敵に占拠される。そんな中諜報の罪でリュウとスグは死刑判決を受ける。なんとか王女に助けてもらい一旦謹慎になるが、民が殺されていることを知ったスグは、謹慎を破って助けに向かう。仕方なくリュウもそれを追いかける。だが敵は最強の男<剣城の王>。最初全く歯が立たない。だが二人は協力して<撃砕・響>を編み出し勝利。その後、王女から城を奪還した功績でリュウは少将、スグは武人に任命される。
目的:プロになりたい!
要望:たのもー!(ボコボコにしてください)
この小説を批評する!赤眼の王道の批評 (No: 2)
投稿日時:
ドラコンと申します。リンク先の「カクヨム」ではなく、このサイトの鍛錬投稿室のほうを、軽く流し読みした程度で誠に恐縮ですが、私見を申し上げます。
気になりました点は下記の通りです。
●カタカナ語が散見される
無意識に使われてしまったのでしょうが、貴作の世界観ではカタカナ語の使用は違和感があります。私でしたら、以下のように書き換えます。
「出世レース」=「出世競争」
「リスク」=「危険性」
●メートル法使用について
上記のカタカナ語散見と関連しますが、「十メートル」との表記がありました。貴作の世界観でメートル法を使われると、違和感があります。かといって、尺貫法を使うと、分かりにくくなります。メートル法を使わないとなると、1里=4キロの数キロ~数百メートル程度の大きな単位ならまだいいのですが、数十メートル以下の小さな単位は表しづらいですね。この場合、度量衡の単位ではなく、歩幅を用いるのも一案ではないでしょうか。歩幅の平均が50センチ~75センチなので、「十メートル」なら、「十数歩歩いた程度」とします。
https://uranaru.jp/topic/1043625
●「四週間」との表記ついて
東洋ファンタジーで無意識に使われがちですが、「1週間」との単位は、西暦(グレゴリオ暦)の単位です。これも違和感があります。「四週間」でしたら「ひと月(実際には7日×4で28日ですが)」と書けば良いでしょう。「1週間」なら「7日」です。
●科挙について
天川さんは、科挙についての知識がおありと拝察しております。ですので、あえて申し上げます。単に「科挙」といった場合、「中国の高級【文官】登用試験」のイメージが強いです。
科挙には、文官を登用する「文科挙」と、武官を登用する「武科挙」に分かれていました。貴作ではこれを想定されてのことと存じます。
最初、「科挙」と出てきましたので、舞台は「中国の影響が強い和風国か?」と感じました。ですが、「遊牧民」とあったこともあり、島国でもなさそうですね。小国が割拠する大陸が舞台との感じがしました。
もし島国なら、「西方の大陸の影響を受けた武科挙」とでもあれば、違和感を持ちませんでした。実際、貴作が想定された平安朝では科挙が実施されていました。
科挙の「中国」「文官登用試験」のイメージを薄めるであれば、「武術吟味」とでもされてはいかがですか。寛政の改革で松平定信が「学問吟味」をやっていました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/寛政の改革
●王女について
王女が手柄を立てたリュウを見初めたにしても、リュウとの身分さを考えると、仲が良すぎるし、気軽に会い過ぎているように感じます。また、王女が王・王妃が健在のわりに、政治・軍事への発言力が大き過ぎます。これらの点について、より掘り下げられたほうが、説得力を増すと存じます。
長所。良かった点
正義感が強くて、団子好きのスグがかわいかったですね。妹的キャラとして良く描かれていました。
また、あらすじが的確な本文の要約で、本文が読みやすかったです(あらすじが単に作者の挨拶で、どんな作品か分らぬことも多いので)。
良かった要素
キャラクター
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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赤眼の王道の批評の返信 (No: 3)
投稿日時:
貴重なご意見ありがとうございます!
まず舞台については、大陸で、漢民族と遊牧民がいる場所に、倭国が一地域がある……と言う想定です。
あくまでファンタジーですので、実際とは違うのですが、
他の方にも「中華っぽい」とのご意見をいただきました。
科挙についてですが、おっしゃる通り私がイメージしたのは武科挙です。
実は「韓国の歴史ドラマをラノベに移植したい」と言うのが今回の挑戦で、
ドラマでは雑科挙もだいたい「科挙」と呼んでいるので、それに習いました。
ただこの国ににも文官と武官の違いはある想定なので、どこかで説明的にならない範囲で説明できるならば、説明して見たいと思います。
・カタカナ・メートル
これは完全に誤字です。使わないことに決めていたのですが、無意識に使っていました。
ご指摘ありがとうございます。
また、表記については、別の方に「わかりにくい」と言われたので、
もうファンタジーと割り切って、現代風に表記することも考えています。
よく考ええます。
・王女について
あまり深掘りをしていませんでした。
ざっくり王の力が弱いイメージではいたのですが、
ちょっと設定を考えて見ます。
王女と主人公の関係性は、どこか中途だったかもしれません。
本当に会えもしないのではヒロインにならないので、
いっそ、もっと「ラノベです」感を出して、もうベタ惚れと言うイメージで書き直したいと思います。
・スグについて
自分の中で初めて書いたタイプなので、多少なりとも魅力的に映ったようで安心しました。
今回は、貴重なご意見ありがとうございました……
大変参考になりました。
小説投稿先URL
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889805953(別タブが開きます) この小説を批評する!