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タイトル:ファンタジーな娘が出来たからってファンタジーな生活を望む訳じゃないの批評 投稿者: ドラコン

 ドラコンと申します。流し読みながら、第6話まで拝読し、あとは順不同での拾い読み程度で誠に恐縮ですが、私見を申し上げます。

 まず、貴作はオンラインRPGをプレイしたことがないと、理解しがたいかと存じます。特に、『ドラクエ10』を想定されているかと、拝察しております(他のオンラインRPGはプレイしたことはありませんが)。

 また、拝読した部分に限ってのことですが、ベルダの現実世界のへの移転目的は、「育ての親(パパ)との再会」でしたよね。これは第1話の時点で達成されています。その後、パパとベルダの「目標」というのが感じられませんでした。RPGは開始直後に「魔王討伐」など、何らかの目標が示されます。この先に書かれているのかもしれませんが、各章章題から、それが書かれている章を判断できませんでした。何の脈絡もなく、モンスターに襲われている印象が強いです。

 主人公とヒロインの目標がはっきりしないなかで、このRPG的な作品を読み進めることができませんでした。

 それからパパは、一応メールで連絡はしたとはいえ、直接ベルダを美佳さんに紹介する場面を見付けられませんでした。それなのに、第6話で道の駅へ遊びに行く場面に放り込まれ、いささか唐突な感じを受けました。それに、ネタばれ回避が理由でしょうが、登場人物一覧が下のほう過ぎるのも気になりました。プロローグの前に載せていただければ助かります。

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