ノベル道場/小説の批評をし合おう!

大野知人さんの返信一覧。投稿の古い順6ページ目

元記事:ホームレスな爺と出会って2秒でバトル

“頭のおかしい男子中学生”と“やたら強いホームレス爺さん”という濃ゆいキャラをかけ合わせてみました。依頼が初めてなので無作法があったらすみません。

上記の回答(ホームレスな爺と出会って2秒でバトルの批評)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

ええとまあ、いろいろ言いたいことはあるんですけど。
ハッキリ言って、状況描写が全くなされていなくて読みづらい。

格闘シーンの動きの描写は良いんですけど、他の部分が相当説明不足に感じられます。
用語の説明はないわ、主人公のノリが軽すぎて読者が話についていけないわ、いきなりよくわからない略語が出てくるわ、謎めいた展開にしようとしすぎて難度が跳ね上がってるわ。

まぁ、漫画だったら勢いがあっていいと思うんですが、文章でこれをやるのは相当読者を置いてけぼりにしている感じがします。

格闘シーンの動きなんかは、現実のものを参考にしたのでしょうか? あいにく俺は詳しくないのですが、相当丁寧で、かなり筋が通ってるように感じました。

ただ、とにかく読者に与える情報が不足しています。リアリティのために文章を削り、スピード感を出そうとしたのは分かりますが、もう少し説明を増やしてはどうでしょうか。

良かった要素

ストーリー

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目的:趣味で書く

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: ホームレスな爺と出会って2秒でバトル

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元記事:狂人の手記

15歳、中学生です。
いかに不安定な人間かを見せるのに注力しました。
以前とある小説合評会で出した作品になります。
芥川龍之介をリスペクトして書かせていただきました。
正気と狂気のはざまの世界を楽しんでいただけたらさいわいです。

上記の回答(狂人の手記の批評)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

 うーんと、他の人と指摘ポイントを変えるために『芥川先生~』を抜きにして書くのですが。

 個人的には『~た』で終わる文章が連続している箇所が多くて、少し読みにくいところがあるなと感じました。

 また、これは作品そのものがそういう風に作られているせいなのだけれど、『語り手の動き』が物足りないように感じた。この作品の場合、語り手は徹頭徹尾『語っているだけ』であって、自殺する前だというのに余りにも落ち着き払いすぎている。正気と狂気のはざまを表現するなら、『ナイフを首にあててみてから、ゆっくりと下ろす』とか『自殺の方法をあれこれ模索して、ハイになって、それから「ただ死ぬだけでよいのだ」と鬱気味に落ち着く』みたいな、『ただ手記を書いているだけではない』生々しい死ぬ前の人間が見たかったです。

 あとはまぁ、推敲不足を感じるところがチラホラ。趣味の問題になっちゃうけど、もう四分の一くらい文章削って、『死ぬ直前の焦りと狂気の中で、何かが短絡してまとめた』みたいな書き方だと、ゾワっとできていいかなと思います。

長所。良かった点

心理状態の描写はすごく丁寧です。中学生でこれなら、十分自信を持っていいと思います。

良かった要素

ストーリー

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元記事:異世界エルフのユキくんは

批評は批評でほしいのですが、原案者の方を探しています。
昔(2017年頃?)、このライトノベル作法研究所の掲示板に「こういうプロットで書いてもらえませんか」というリクエストが出来る板があったんですね。
リクエストする人はそこそこいましたが、それに応えて書く人はあまりいなかったので、いつの間にかなくなってしまいました。
で、これはその板が無くなる前に酔狂な私が手を挙げて、プロットと設定をいただいたものです。

もらった元プロットを基に大雑把な自己流プロットまで組んだところでリアルが忙しくなって放置→忘却してしまい、2020年に思い出した時には掲示板ごと消えてて手がかり無し。
仕方なく自己流プロットを最後まで組み上げて今回連載を開始したという経緯になります。
もし、自分が原案者かもという方おられましたら、ご連絡ください。

上記の回答(異世界エルフのユキくんはの批評)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

 まず先に書いておくと、俺は令和になってからこのサイトに来た新参なので、お探しの原案者は残念ながら知りません。
 
 で、その上自分の原稿が今良い所に来ていてそこまで深く読み込めないまま、批評を書くのですが、お許しください。
 
 まず、総評としてはとても分かりやすく・読みやすい書き方をされており、八話までのところで行くと、冒険が始まりそうなワクワク感をいい感じに煽ってくれる作品で、とても続きが読みたくなるものでした。

 気になるところが数点あるとすれば、全体的に展開が早すぎるかなと思いました。
 現行のままの方が読みやすいのは事実なのですが、『仲間が増える/主人公が事情を理解する』みたいなシークエンスが延々続いてる感じで、もう少し丁寧な風景描写や本筋と関係のない事件・小話が欲しいなと感じました。  
 特に顕著に思えるのが、『エルヴィナが精霊王になる~リエルに事情を説明してもらう』までの(三話~六話)あたりが結構急すぎ、というよりトントン拍子に進みすぎて、もう少し勘違いネタや魔法を絡めた事件が起こってもいいのにな、と思いました。

 あとは、やむを得ないのかもしれないですけど、リエルや学園長などが作品背景・魔法などの説明をするときのセリフが長台詞すぎる・長台詞が連続しすぎるように感じました。

 反面、八話のアクション描写はやや丁寧に書かれすぎている気がします。対峙する二者の動きをそれぞれバラバラに書いているせいだと思うのですが、勢いに欠ける感じが所々に見受けられました。

 総括して言うと、『読んでいて面白いし簡潔で分かりやすいんだけど、もう少し丁寧に描写したり少し主人公たちに寄り道させたい感じ』です。
 俺の趣味込みの具体案で言うと、アクションシーンと台詞での世界観説明以外の部分で文量を増やしてほしいという感じでした。まぁ、趣味込みなのでこの案は採用しなくてもいいですが、イチ意見として書いておきます。

長所。良かった点

コメントのところにも書きましたが、文章がわかりやすく簡潔で、またしっかりとした大筋に沿って真っすぐ進んでいくので、とても読みやすい・続きを読みたくなる出来栄えでした。

良かった要素

ストーリー 文章

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目的:趣味で書く

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 異世界エルフのユキくんは

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元記事:機動装鎧トルクギア(第一稿)

 大野です。だいぶお久しぶりです。
 俺とPCが二か月ほど冬眠していたのでなかなか完成しませんでしたが、以前から相談していたロボットアクションのラノベ、ついに完成しました!
 こちら、五月のGA文庫大賞に提出しようと思って書いた長編作品なのですが、個人的事情からあまり広く公開するつもりがなく、しかして長編一本を『デン!』と呼んでいただくのも何なので、およそ40~60ページの五話分に分けて『下書き共有』のURLを貼っておくこととします。読めるところまででもよろしいので、添削の程よろしくお願いします。

 第一話:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/91YSeUf4TE9tyP1BYCXSg4v9THPeye3i
 第二話:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/D2AmhPTH0qKFDD8VFPZVp0mTl3iSxy2D
 第三話:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/oUkd5xCsAy0GfFTfUPtaKSkJ4dGytcxL
 第四話:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/Ki87vSWMio5v7zqnaUFKw9v1jox9Frpn
 最終話:https://kakuyomu.jp/shared_drafts/9Y5VQvgvkDZlNUtSzuktZPE6Pp25pWV6

以上。添削よろしくお願いします。

上記の回答(機動装鎧トルクギア(第一稿)の批評)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

追記。なんとなく『添削する前に知ってほしいこと&キャラ紹介』をまとめたので、良かったら。キャラ紹介以下は『作者が語りたいだけ』なんで無視でいいっすよ。

 ざっくり言うと、これは『その指摘は嬉しいんだけど、俺としては狙ってたことがそもそも違うから、そこを言われてもどうしようもないな~』ってのを書くためのメモです。ラ作研のコメント欄に書くにはやや長いので、ここに追記します。
 なお、『そもそもそれ狙う発想が受けないんだってば!』という指摘に関しては歓迎しております。ぜひぜひ、お願いします。
 まず、やりたかったこと。

 ロボットアクション。無双。不殺系主人公。『戦うこと・殺さないこと』について主人公が悩むこと。少し枯れたオッサンと少女の絡み。殺伐とした中でも失われない日常。
 あたりです。いくつかの要素はミリタリ的にはリアリティが無かったりしますが、『そういうことがやりたかった』と通じてる範囲において、そのリアリティは無視して書いています。逆に言えば、『通じてねぇよこの文じゃ!』と思ったら、指摘してください。

 次に、キャラクター
 天邪鬼だったり、ふざけて謙遜するキャラが居るので『自称とやってること違うじゃん!』ってのの一部は性格のせいです。

 ライカ。主人公。性格は理性的でお人好しだけど、同時に(競技的な意味で)戦いが好き。言葉使いが荒いうえに、分かりにくい例えや変な見栄の切り方をすることがある。謙遜してたり、少し嘘を言ってるように見えることも有るけど、彼女なりのカッコつけである。
 GG操縦の腕はこの世界全体でもトップ五十に入るくらい。動体視力と反射神経のバケモノ。格闘レンジに絞ればトップ十ってくらい。

 トーマス。サブ主人公その一。人前では理性的に振舞っているし、基本的に『D85』にとっての損得を勘定して動くが、根は単細胞。慣れないことをするとすぐ手詰まりになる上、突発的な事態にも弱い。
 元維持軍の技術将校トムス・アレイであり、大戦期に維持軍を支えていた英雄的GGトルク・ギアの開発者であるが、維持軍のひどさに絶望して脱走。この世界でも一二を争うメカニックだが、隠し事がとても多い。

 ジェイク。サブ主人公その二。人前ではひょうきんに振舞うが、馬鹿みたいに高い瞬間記憶力と経験値で人の腹を探ろうとしている奴。でも根は良い人。そしていい加減な人。そもそも戦争に参加した理由が『出稼ぎ』だったりする。
 元革命軍のエースパイロット・ジェイコブであり、この世界でもかなり早い段階でGGの兵器特性に気づき、ゲリラ戦術などを実行した人。先述の瞬間記憶力で相手の動きをある程度読めるため、百発百中のガンマンである。

 そのほかの人は、まぁ今回はそこまで重要じゃねぇっす。

 最後に、用語。ぶっちゃけ、作者が語りたいだけなんで無視してくれていいっす。冒頭に書いた『リアリティのない』ミリタリを補助する側面もありますが、大体作中に書いてあるので多分読まなくて大丈夫。

GG。ゴーレムを応用した十~十五メートル級乗り込み式人型兵器。
 三千年前の建国時に封印された『生活に必要な魔道具以外の魔法技術』の一つ。と言っても、当時あったそのものではなく、現代人が当時の資料を基に復元したもの。材料不足・技術レベルの劣化によって再現度にはムラがあり(ぶっちゃけ、ほぼ全て30%以下)、また希少素材を使った一部機体は『一騎当千』に至ることも有る。
 人の形をしている理由は『ゴーレム魔法』そのものが人型でないと起動しないからだが、その大きさとコクピット型である理由は作中未出の『あるもの』と戦うための鎧兼魔力の出力装置。雑に言うと魔導書と鎧に魔力用の原子炉混ぜた感じ。
 ゴーレムであるため、制御基板が頭部にありそれを傷つけられると停止する。兜で覆うくらいのことはしていいけど人型を逸脱すると動かなくなる謎仕様。

GG戦闘。三千年の間に、戦闘技術・戦術も劣化した。現代人は『弓と大鎧と馬と剣が使える重装騎兵の究極系』くらいにしか思ってない。
 そのため、銃の有利性もわからなければ、『剣と銃を同時に握ってヒットアンドアウェイする』なんてのも、気付いた奴しかできない戦法。ベテランの中でもセンスがある奴だけが上手に戦える状況であり、戦争による壊滅的被害も手伝ってまるで教育のなってない新兵と経験豊富な熟練兵の腕の差は相当なもの。具体的には十年くらいの技術的アドバンテージは問題にならないレベル。
 当然だが、指揮官もまた大半が無能であり、何十人もの『一騎当千の英雄』が世界中にごろごろいる感じ。

壊滅戦争。維持軍と革命軍に分かれて行われた戦争。『組織がズブに腐っているが、お金と人口で優る』皇帝派の維持軍と、『志は高くて技術者もいるけど、金も人口も足りない』大公派の革命軍であった。まあ、連邦VSジオンと大体似たような構図。
 ちなみに、両軍それぞれ最盛期の所有GG数が維持軍:四千、革命軍:二千五百って感じであり、一方『一騎当千の英雄』がそれ以外と戦った時の一日当たりの撃墜数が約百弱。まあ、戦争特需で人の命と兵器が馬鹿みたく飛んでた時代なんですが。
 かなり馬鹿にならない速度で消耗戦を繰り広げた挙句、最後にとある大事件によって両軍それぞれ千機近く破壊されたために、休戦を余儀なくされた。
 ぶっちゃけ、ほっといちゃまずい状況がいっぱい転がってるんだけど、どちらの正規軍も立て直しが精一杯で色々掘っておかれてるのが現状。

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目的:プロになりたい!

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 機動装鎧トルクギア(第一稿)

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元記事:魔石と少年 〜平凡だった僕が英雄なれたのは、小さな石を拾ったからでした〜

現時点では、読まれた方から、文が読みやすいと言われてますが、初投稿ということもあり、全体的に不安です。
あと、冒頭がとても長いです。

上記の回答(魔石と少年 〜平凡だった僕が英雄なれたのは、小さな石を拾ったからでした〜の批評)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

 とりあえず十話くらいまで読みましたが。ハッキリ言うと、結構読みづらいです。

 まず第一に、誤字・誤用が多いです。『蜂の巣と化するだろう』『ヒビが映えた壁』などの違和感程度に収まる物から、『予測ガ当たった』のような誤変換、『グレードを取り出した』という訳の分からないものまであり、プロローグだけでもかなりの数があります。また、『で』『に』『を』『は』などが所々間違っているものがあり、要注意です。
 それから、プロローグ冒頭に『スタミナのゲージ』という単語が出てくるのですが、そうすると『ゲーム的な世界観の作品なのかな?』と勘違いしてしまう人がいるので、違う言葉を推奨します。

 また、恐らく推敲の結果残ってしまったものなのでしょうけど、因果関係のよくわからない文章がチラホラあります。例えば、一話目の『彼女は「具合、悪いの?」と心配の声を掛けるが、その美声は次の瞬間、大きな悲鳴へと変貌した。』この前がセリーヌの登場で、この後主人公がセリーヌに挨拶するのですが、悲鳴の理由が描かれておらず、『何が起こったのかな?』と読者を混乱させかねません。

 オルデンに向かうまでの流れも全体的にもたついているように感じられます。出来ればもう少し短くまとめてほしいです。

長所。良かった点

冒頭のアクションシーンなど、冒険のワクワク感が出せていてよかったと思います。

良かった要素

ストーリー

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元記事:カラーシンドローム

お久しぶりです。s.sです。

四月締め切りの電撃大賞に応募予定の話の第一章がキリのいいところまで出来上がったので、ご批評いただきたく、晒させてもらいます。
今回、すこし特殊な世界観で少年少女がSF的な青春をおくる、と言った感じの話でございます。まだ、第一章なので未回収の伏線など多々ありますがご容赦ください。

個人的に気になるポイントとしまして、面白いか? 演出が上手く働いているか? 分かりにくくないか? などがあります。

他にも、気になったところがあれば言ってください。

上記の回答(カラーシンドロームの批評)

投稿者 カイト : 0 投稿日時:

こんにちは、カイトです。作品を読ませていただきました。
僭越ながら、感想を書かせていただきます。

「過去の体験と病(色盲)から自分を抑圧してきた主人公が、自分を支えてくれる少女と出会い、また病の一端を知ったことで、生きる意欲を取り戻す」という内容だと感じましたが、いかがでしょうか。

まず、ご質問に答えていきますね。
・面白いかどうか
「まだわからない」というのが正直な感想です。「無気力無感動なウィリアムから見た世界の描写」が結構長く、「なんの話か?」がなかなかはっきりしませんでした。ルカに会うまでの内容を少し削ってもいいかもしれません。
ただ、空にかかった虹を2人で見上げるラストシーンは、すごく印象的で良かったです。ウィリアムの再生と再出発を祝い、これからの波乱の展開を予想させるラストだったと思います。
・演出が上手く働いているかどうか
ウィリアムの心情に合わせたように淡々と綴られる前半と、後半の死神とのバトルが良い対比になっていたと思います。
ただ、先述したように「淡々とした描写」がダラダラと続く印象も持たせるため、もう少しメリハリをつけてもいいかなと思いました。
・わかりにくくないか
概ねわかりやすく物語が進んでいったと感じました。
ただ、タイトルにもなっている「カラーシンドローム」の説明の件では、かなりの疑問符が。後述します。

以下、個人的に気になった件を書かせていただきます。
〇名前について
「ウィリアム・ブレイク」ってどこかで聞いたことあるなーと思って調べたら、イギリスの詩人・画家に同名の方がいました。『蚤の幽霊』『赤い龍と太陽を着た女』などの絵が知られています。一度見たら忘れられないような、すごく奇妙で個性的な絵。
名前にこだわりや伏線がないのなら、変更したほうが無難かもしれません。(特にブレイクの方を)画風は、貴作のウィリアムのイメージとは大きく異なっています。
あと、ウィリアムの名前が英語風なのに対し、ドットーレとルカはイタリア風? この辺は、後々明らかになる部分でしょうか。

〇冒頭の手紙のシーン。
最後が『追記、それから……そこで文字は途絶えていた。』となっていますが、いきなり「誰か」の視点が現れ、手紙と現実が入り混じってしまい、ボトルレターの余韻が消えてしまいました。ここは行を変えるなり行間を開けるなりしたほうが、手紙の謎めいた感じや、それを受け取った人物の感情を押しはかる余地が生まれる気がします。
また、短いですがこの部分をプロローグとして独立させたほうがいいような気もしました。

〇色の描写
色が見えないはずのウィリアムの視点で、色について描写されていることに違和感を感じました。モノクロにしか見えないなら、薄い青も白に見えるのでは? となると、何色と限定できるのかな、と疑問に思いました。
一応全て白か黒ではありましたが、
ドットーレの白衣
死神の黒、カオス色
ルカの肌が、「スイセンのような白」
サンドイッチの入った白い箱
など。

〇カラーシンドロームについてよくわからない
まだ謎に満ちた病、という設定なのでわからないのは当然なのですが、設定がしっかり定まっていないまま書き進められている印象を受けました。
まず、「発症」とは症状が現れることなので、
『この世界のほとんどの人はカラーシンドロームも、発症しているわけですか?』
『そうだ。しかし大抵の場合は症状は現れない。……』
というのは矛盾しています。
また、ほとんどの人が罹患しているにも関わらず発症していない状況なら、ウィリアムのように『色が見えなくなる』ことが第一の症状であり、超能力は病状が進行した二次段階、と言えるのではないでしょうか。
『虹彩から色を取り込む、だから色が見えなくなる』という理屈もよくわかりませんでした。虹彩で色を吸収してしまうから視神経を通らず、だから色が認識されない、という意味でしょうか。
『カラーシンドロームが精神因果学の範疇』というのも、前述されている『精神因果学とは精神が身体や現実に与える影響を知る学問』という定義に当てはまらないような気がします。少なくとも、現時点で明かされている段階では。
病気について書かれた話ではないので、病気の詳しい理屈や治療法なんかが詳細にわかる必要はないのですが、お話の肝となる部分だと思うので、曖昧で納得できない記述には引っ掛かりを覚えました。たとえば実在する病気をモデルに、一度設定を再考してみてもいいかもしれません。

〇最後に、ボトルレターを見つけ、ルカがウィリアムの友達になろうとした意味に気づいたシーンは、もっと印象的なほうが良かったと思いました。
たとえば、事前にルカとボトルレターの関係を読者にだけ匂わせておくとか。ウィリアムには「なぜルカが自分に構うのか」をもっと気にしてほかったし、ルカの真意に気づいた時はもっと大げさに感動してもいいかなと感じました。

以上です。
自分のことを棚に上げ、重箱の隅をつつくような指摘を失礼しました。あくまで個人の一意見ですので、あまりお気になさらず。
執筆頑張ってくださいね。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: カラーシンドローム

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元記事:前線都市

登場人物達の心理描写と、ファンタジーなので世界観の説明や用語の解説がくどくなりすぎないように注力しました。
あんまりコメントや感想を頂ける機会が少ないので、どんなお言葉でもいただけたら嬉しいです。

上記の回答(前線都市の批評)

投稿者 s.s : 0 投稿日時:

全部読みました。

結構、評価の難しい作品だと思いました。

まず、個人的に感じた欠点を述べていきます。
・キャラクターがいきなりたくさん登場するので、書き分けができていない。
・シーンの変わり目が分かりにくいので、今誰が話しているのか分からなくなる。
・風景の描写なども希薄で、さらに特殊な世界観のSFなので、場面が頭の中で想像しにくい。
・主人公があまり出てこない。
・言い回しがくどいと思う時がある。
・魔法の説明が少しくどく、直感的にわかりにくい。

良い点ですが、個人的にはこの作品はかなり好きで、キャラクターや設定、文章、雰囲気、ストーリーなど、どれをとっても面白いと思います。

しかし、この作品を楽しむには頭を使わなければいけないな、と思いました。
昨今はストレスフリーの作品が主流なので、本当にプロになりたいのなら、分かりやすい作品を書いた方が良い気がします(自分の道を貫くのが悪いと言ってるわけではありません)

総評ですが、個人的には好きですが、万人受けするかと言われれば、上記の通り、ストレスフリーの作品が主流の現在で、この作品はかなり逆境に立たされているのでは無いかと思います。
もう少し、読者が想像しやすいように描写を増やすと良くなると思いました。

自分のことを棚に上げての指摘すみません。執筆頑張ってください!

あと、私の拙策が目立つ位置にありますが、コメントしないでください。

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https://ncode.syosetu.com/n4458hu/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 前線都市

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元記事:転生勇者の詐欺師ライフ~勘違いで詐欺師として転生した頭脳最強元勇者、チート詐欺スキルで悪者を騙してざまぁする~

こんにちは。

以前、こちらで小説批評をお願いした武井です。
前回とても参考になる意見をたくさん頂き、大変ありがとうございました。

新作を書きましたので、批評をお願いしたく、投稿致しました。完結済み、4万字程度です。
個人的には、前作よりは少し成長したかなぁと思う反面、色々と反省点も多かった作品です。
ぜひ皆さまのご批評を宜しくお願いします!
頂いたご意見は、次作へ反映させたいと思います。

~~個人的にイマイチかなぁと思った点~~
・設定を少し複雑にしすぎた?(特に主人公のスキル)
・主人公のスキルが発動するのが遅い?(第9話から本格発動。序盤に山場が欲しい)
・ラストがイマイチ?(完結後で評価ポイントが下がる。ブクマ減る)
・タイトルと内容が少しミスマッチ?

上記の回答(転生勇者の詐欺師ライフ~勘違いで詐欺師として転生した頭脳最強元勇者、チート詐欺スキルで悪者を騙してざまぁする~の批評)

投稿者 いーぴん : 1 投稿日時:

 最後まで読みました! 面白かったです!
 偏見かもしれませんが、ざまあ系って「チートスキルで下克上!」みたいな強さで敵を打ち負かすものが大半な印象があります。ですが御作では知略で敵をギャフンと言わせており、そこが他作品との差別化となっていて良いと感じました。主要キャラも、三人それぞれでキャラが立っていて良いですね。三人とも好きです。

 総評としては「細かいところに目を瞑れば十分に楽しめる」です。
 詐欺師スキルを十分に活かしたストーリーで、商売人のヒロインとの連携もワクワクさせてくれました。キャラクターも魅力的ですね。一方で肝心の詐欺師スキルがどういうものなのかが自分にはいまいち掴めず、それがせっかくの終盤での盛り上がりを阻害しているような気もします。以下そう感じた理由を述べていきます。

A詐欺師スキルについて
 作中では「a錬金術初級(お金を殖やすスキル。1MP=100ゴールド)」「b詐欺師の契約書(契約書にサインした相手は、その内容に反した行動ができなくなる。相手が契約内容を理解していなくても可。ただし契約内容を途中変更はできず、またその内容によってサインさせるハードルは上がる)」の二種類が出てきます。
 武井トシヒサ様のコメントでも>>設定を少し複雑にしすぎた?
 とありましたが、せっかくの面白いスキルを読者に伝えきれていないというか、個人的はこのスキル説明をもう少し詳しくして欲しかったかなと感じました。具体的に説明します。

A_1スキルa
「お金を殖やす詐欺の手口」と紹介されており、主人公はこのスキルに対して拒絶反応を示します。
 この世界の法律にもよりますが……詐欺って「相手を騙してお金とか物を奪う」、つまり「騙される側」がいて初めて成り立つものだというイメージが自分の中ではあります。なので「ただ自分のMPを消費するだけだったら詐欺じゃないんじゃ?」と思いました。(仮にできたのが偽札だとしても、詐欺とは違う罪に問われるのでは?)

 それと連動して「なぜ主人公はこんなに抵抗感を示しているんだろう」とも。
 自身のMPを代償として、より価値のあるゴールドを生成する……自分としては、そんなに悪いことなのかなぁと感じました。誰も不幸にしていないし、やってることは普通の錬金術(卑金属から金を作る)とあまり変わらないような気がします。

 どうしましょうね。でも価値観は人それぞれなので「主人公にとっては、労働の対価として得る金銭以外はすべて罪(=詐欺とする)である」と考えることもできますね。ですがその場合2話目であっさりスキルaを使っちゃう展開が足を引っ張ります。少女にパンを施すのは良しとしても、自分も食べちゃうのはアウトかなぁと。

 もし自分が手直しするなら、「この世界で王国の許可なく貨幣を創造することは国家反逆罪とみなされる」など、このスキルaを使うのがどのくらい悪いことなのかを明確にした上で、2話目は「罪に問われようが知ったことか。俺は目の前にいる少女を助けたいんだ!」と少女にのみパンを与える……という展開にします。

A_2スキルb
 一言でいうと「面白いけれど、長編向きのスキルだな」と感じました。
 こういういかようにも解釈できるスキルってめちゃくちゃ取り扱いが難しいですよねー。加えて連載漫画とかだと小出しに説明できても(「名前を書かれた人間は死ぬ」デスノートなど)、短編だと尺が足りない。それから
>>主人公のスキルが発動するのが遅い?~序盤に山場が欲しい
 とコメントにありましたが、自分の考えは少し違っていて、クライマックス(10-11話のざまあシーン)を意図通りに盛り上げるために、スキルbの能力行使シーンは入れるべきだと思いました。厳しい見方をすると、伝わってくる設定がふわっとしているせいで、せっかくの面白い知略戦までふわっとしてしまっているかなと感じます。

 挙げていくと、代償である「契約内容によってサインさせるハードルが上がる」という説明に、もう少し具体性があった方が分かりやすいかなと思いました。
「石ころ1000ゴールド」という例文はあるのですが、この例えだけでは「どんな状況下で、どの程度契約のハードルが上がるのか」という肝心な部分が掴みにくいと思いました。

 ここは「まずは己の能力を正確に把握するところから始めよう」として、少女と色々試してみるシーンを追加してみると良いかもしれませんね。
 例えば「貴方は○○を食べなければいけない」
○○が、契約者の嫌いな食べ物→すんなりサインする。
生理的嫌悪感を抱くもの(虫、糞など)→すんなりサインする。
腐った食べ物→サインを躊躇。「これは発酵食品だ」などと説得することでサインする。
金属→サインを躊躇。説得にも応じない。
結論:身体的被害の程度により、契約の難易度は上がる。精神的苦痛は考慮されない。(実際食べさせたらただの鬼畜になるので、鑑定スキルで見てもらうとか?)

 またクライマックスにてスキルbの詳細が何となく分かりますが、ちょっと読み取れなかった部分を。
「その内容(『サインすると、ミネルヴァ商会の全てを無条件で譲渡する』と契約書の裏に記載)じゃあ、ガウディはかたくなにサインしないだろうな。《詐欺師の契約書》は契約内容の負担に応じて、ハードルが上がるからな」
「だから、『支払いが滞れば』という条件付きにしたんだ。『支払いが滞るなんてありえない』って思っているヤツにとっては、そこまで抵抗感のある契約じゃない」
 と説明していますが、その理論でいくとミネルヴァ商会の権利と資産をそのまま譲渡するという条件にもサインしてくれなくなる気がします。("そのまま譲渡できる"とガウディは考えていることになるため)

「いや、本文で『ミネルヴァ商会の資産を売れないって条件に気づいてないからな』とあるので、契約者の読解力に関しては、契約のハードルが上がる条件(契約内容が分からなくても、スキルの効果によりサインのハードルが上がる)に加味されてないっぽい」
とは考えたのですが、その理論だとそもそも読み取ることすらできない外国語で契約書を作れば良くなるような気もします。

 同じ理由で無色透明のインクを使用したことがどれほどの効果を発揮しているのかが個人的に分かりにくかったです。見えてなくても結局サインを躊躇するなら、あんまり変わんないような……?

 たぶん、こんな疑問が出てくるのも、いーぴんがこのスキルbをいまいち理解しきれていないためだと思います。
「どんな条件で、どの程度契約しにくくなるのか」はこのスキルの要といえる部分です。この設定のままいくのであれば、明示してあげた方がより物語への没入感が高まるかと思います。

 でも短編には収まりそうにないですね……。うーん、もっとシンプルなスキルにするのも良いかもしれませんね。
「どんな契約内容でも強制的に守らせる」「契約書にサインさせると発動する」は残しておいて、「契約の際は、相手に音読させなければならない」という制限を追加するとか。音読させなきゃいけないから、見えない文字(小さいなど)や読めない文字(外国語)は使えないし、理不尽過ぎる契約はそもそも結んでくれないし……みたいな。思いつきのアイデアなので穴があるかもしれないですが、一例として(*^^*)

 大きなものはそのくらいです。あとはコメントを拾っていきますね。
>>ラストがイマイチ?
 読後感はむしろ良かったですよ。

>>タイトルと内容が少しミスマッチ?
 んー、「悪者をだましてざまぁする」という感じではなかったかもしれません。

 いーぴんとしては、ガウディってそんなに悪いやつには思えなかったかなぁと。憎めないキャラというか、コメディの色合いが強いキャラというのも相まって、「トムとジェリー」に出てくるトムみたいな印象を持ちました。
 こういうざまぁ系に出てくる悪者って、もっと救いのないキャラが多い気がします。例えば「父のコネクションを利用して、裏で薬物を取り扱っている」とか「奴隷商売に手を出している」とか……。

 ガウディがしたことは「商会乗っ取り」「傘下の商店からの搾取」ですよね。前者に関しては「こんなにガバガバ運営だったなら、ガウディじゃなくても他の誰かに乗っ取られてただろうなぁ」と、後者に関しては「トップの運営方針に従えないなら出ていけばいいだけでは?(実際に出ていった商店もたくさんあるし)」というのが率直な第一印象でした。(なんかめっちゃ冷めてるみたいですが、この時点ではまだミウちゃんのことよく知らないので(・ω・`))
 つまり第一印象がそれほど悪くなく、後もコミカルなやられ役という感じだったので、あまり悪者って印象は持ちませんでした。

「じゃあこのキャラは悪者として良くないのか」というとそんなことはないです。確かにざまぁ路線とはずれてくるかもしれませんが、先程述べたトムとジェリー路線でもアリだと思います。(いーぴんはこっちの方が好きです(笑))あまりゲスにし過ぎるとラストで和解させられませんしね。
 タイトルは……検索にかかりやすくするため「ざまぁ」は残しておきたいので「転生勇者の詐欺師ライフ~最弱詐欺師×最弱商売人=最強チート!?うっかり詐欺師にされた元勇者、追放された獣人少女とタッグ組んで下克上ざまぁしてやんよ!」とかどうでしょう(⁎˃ᴗ˂⁎)
 執筆頑張って下さい!

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n5593go/

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 転生勇者の詐欺師ライフ~勘違いで詐欺師として転生した頭脳最強元勇者、チート詐欺スキルで悪者を騙してざまぁする~

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