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ある女の話 (No: 1)
スレ主 マキ 投稿日時:
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https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11548654
初投稿です。
短編読み切りのオカルトです。なんとなく稚拙な印象を受けるのですがどういった点がそう感じるのか自分ではよく分からないので、皆様のお力を借りたく思います。
感想、批評等よろしくお願いします。
目的:趣味で書く
要望:欠点の指摘歓迎!
この小説を批評する!ある女の話の批評 (No: 2)
投稿日時:
どうも初めまして。如月千怜です。
お悩みのことについて考えてみました。
……えっと、内容に対する個人的な感想としては、1ページ目から「初めての人なら仕方がない」と思えるような出来栄えでした。
あ、ここからはなるべく優しい言葉で指摘するつもりです。
私は以前初心者の方にやや乱暴な感想を書いてしまい、筆を折らせてしまった経験があるので……
まず地の文に関してですが、初めてなのにセリフが少ないのはすごいですね。
私が初めて書いた作品はあなたの作品と違ってセリフばかりだったので、これだけでも磨けば上手くなる可能性が見えました。
……ただ、地の文が多ければいいというわけではないので、そこは留意してくださいね。改行もなく延々と地の文が続いたら読む気をなくしますし、ここは場面に応じて適切な量を書いてください。
それで、お悩みの部分にようやく触れるのですが、マキ様の感じる「なんとなく稚拙な印象」は1ページ目から答えが見えました。
まず思ったのはだ切りが多いことですね。
だ切りというのは地の文の文末を「~した」「~だ」「~だった」のようにする文章です。
これを多用するのは大変良くないことなんです。同じ文末が続くと退屈になるというのもあるのですが、これらのだ切りは文章が過去形になるので、明確に文の流れを切ってしまいます。
ただ初心者なら「だ切り」が多い作品を書いてしまうのは誰でもあることなので、何度も練習してこれに頼らずに済むように心がければいいと思います。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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ある女の話の批評の返信 (No: 4)
投稿日時:
返信が大変遅くなり申し訳ありません。
如月千怜さん、批評していただきありがとうございます。
>1ページ目から「初めての人なら仕方がない」と思えるような出来栄えでした。
とても嬉しいです……!! 小説を書いたこと自体は初めではないのですが、ちゃんと完結している短編を書いたのは初めてでしたので……励まされます。
>まず思ったのはだ切りが多いことですね。
なるほど! 今まで感じていたモヤモヤがスッキリしました。つい過去の話がメインの場面はだ切りしてしまうので、気を付けます。だ切りに頼らない文章を書けるよう精進します。
改めまして、今回はありがとうございました!!
ある女の話の批評 (No: 3)
投稿日時:
俺個人としては、なかなか評価の高い文章だと思います。
ラノベには向かない、と思いますがホラー・オカルトモノとしては完成されている印象です。
作者さんの読まれてきた作品の影響だと思うのですが、『前半で台詞が全くない』『ダ切り』などの点はやはり問題だと思います。
個人的には、どちらも『伝承っぽさ』を醸し出す良い要素だと思うのですが読みにくくなってしまっています。片方は多分残して大丈夫なので、どちらかもう片方を修正した方がいい。
ただ決して、作者さんが感じている『稚拙さ』というものはこれではない。
恐らくですが、『用語の統一性のなさ』が作者さんに稚拙に思わせているのでしょう。
全体的には古い言葉遣いなのに、時おり現代語が混ざる。地の文が時代ぶっている割に、台詞の言い様が妙に現代的である。など。
個人的には『複数の感じが続いている』とかも読みにくくなっていると感じた。例えばで言うと、6ページ目の『死して尚鮮烈な愛憎』とか。『尚』と『鮮烈』の繋ぎは少し読みにくいです。
長所。良かった点
全体的に見ると、とてもよくできた作品だと考えます。
『ダ切り』、『台詞の少なさ』も読みにくいほどに極端であるだけで、雰囲気を出すうえではとても上手だなぁ、という印象を受けました。
俺の趣味的には、もう少しだけコンパクトにまとめた方が怖気が出ると思うのですが、現代の流行を類推するに文章全体の長さもとてもよかったと思います。まとめ方、と言い換えてもいいですが。
個人的にはラノベより純文学の方が向いてそうな文章だなぁ、と思いますが頑張ってください。
良かった要素
ストーリー
ある女の話の批評の返信 (No: 5)
投稿日時:
返信が大変遅くなり、申し訳ありません。
大野知人さん、批評していただきありがとうございます。
>俺個人としては、なかなか評価の高い文章だと思います。
とても嬉しいです!! あまり誰かに批評をいただくことがないので、そう言っていただけて安心します。
>作者さんの読まれてきた作品の影響だと思うのですが、『前半で台詞が全くない』『ダ切り』などの点はやはり問題だと思います。
台詞のなさについて、初めで気付きました。ありがとうございます。自分で書いていると気付かないものですね……
また、ダ切りについても気を付けます。
どちらも少しずつ修正します……!
>恐らくですが、『用語の統一性のなさ』が作者さんに稚拙に思わせているのでしょう。
統一性……確かにそうですね。
時代感を出したいので、台詞の方を中心に修正していきます。
>個人的には『複数の感じが続いている』とかも読みにくくなっていると感じた。
なるほど……! 確かに漢字が続くと読みづらいですね。可読性を上げつつ文章の雰囲気を損なわないように修正します。
>個人的にはラノベより純文学の方が向いてそうな文章だなぁ、と思いますが頑張ってください。
ありがとうございます! 私自身、純文学が大好きでそこから影響を受けているため、そう言っていただけて嬉しいです。
改めまして、今回はありがとうございました!!
ある女の話の批評 (No: 6)
投稿日時:
拝読しました。
ご質問が文体についてのことだったので読了せずに3Pまでですがご容赦を。
稚拙な印象を受けられるとのことですね。
おそらく最大の理由は読点の多さにあると思われます。
推敲する時のように熟読されていると、脳内で音読するような感じになると思います。そうしていただくとわかると思うのですが、読点が過剰だとたどたどしく感じませんか?
例として1Pの文章の引用と改変を並べてみます。
>>女は、殊更美人という訳ではないが、瓜実顔で、桃割れに結った髪がよく似合う、どこにでもいるようなごく平凡な茶屋の娘だった。
→女は殊更美人という訳ではないが、瓜実顔で桃割れに結った髪がよく似合う、どこにでもいるようなごく平凡な茶屋の娘だった。
読み比べられてみていかがでしょうか?
おそらくそのせいでリズムが悪く感じられるからだと思うのですが。
確かに改善の余地はありますが、稚拙というほどではないと私は思います。後は少しくどくなる傾向がありますので、その辺りですかね。
また例として1Pの文章の引用と改変を並べてみます。
>>けれど、そんな女に彼は振り向いた。彼は女の、努力家で、ひたむきに茶屋を支える姿が好きだと言ってくれた。
→けれど彼は振り向いた。努力家で、ひたむきに茶屋を支える姿が好きだと言ってくれた。
いかがでしょうか?
同じ語を繰り返して何らかの効果を狙う手法もありますが、基本的にはこのようにシンプルにするほうが読み味が良くなります。言わなくても通じるなら削ってしまえの精神ですね。
あとは「」を使用されないことや同じ語尾が続くことから、文章が変化に乏しく単調に感じられるからかも知れません。
そのぐらいですかね。
現状でもそこまで悲観されるような文ではないですよ。
長所。良かった点
純文が好きと言われるだけあって、初心とは思えないほど整った文章を書かれていると思いました。書き続けられれば恐らくすぐに上達されると思います。
良かった要素
文章
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