小説のタイトル・プロローグ改善相談所『ノベル道場』

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元記事:寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)の返信

最初だけ読ませていただきましたが、
知識がないと分かりにくいといった印象を受けました。
初めての説明が多く、ついていけなくなりました。ごめんなさい。
(「鉄道院の三等初乗り運賃・駅の入場券は、」くらいで)

また、世界観の説明の仕方にもっと工夫が欲しかったなと、感じました。

「冬のある日、寿国(じゅこく)の都、長洛(ちょうらく)。その一角にある昌(しょう)家の屋敷。」
 どんな街並みなのか、どんな都なのか、伝わりません。軽くで良いので、説明が欲しかったです。
 その一角って、貴族などの裕福層の家ですか。下町の庶民の家ですか。その辺から、読みながら情景が分からないです。

あと、中国風の世界観で、最初の登場人物の説明ですが、
「どこかの屋敷の下働きにも見える少女」って、どんな感じなんでしょうか。
私には分かりませんでした。

「薄紅色の筒袖上衣に、中紅色の裳(スカート)姿。」
中華風な装いなのは名称のイメージで伝わります。
ただ、わざわざ衣の種類まで説明して下さってますが、
そもそも筒袖上衣ってどんな形なのか知らない私には、
その恰好までは想像できませんでした。
ネットで検索した結果、袂がなくて動くやすい恰好なんだなぁというのが分かりました。ここでは庶民の多くが着用しているものである、と説明があると良かったです。
一方で、中紅色の裳(スカート)姿は、このスカートという説明のお陰で、
なんとなく私には想像がつきました。

あと、「この部屋の主で」以下で登場人物の説明がありますが、
それでなくても初出の人物なのに、説明対象がころころと変わるので、いちいち前の文章を読み返さないと誰だったのか、分かりにくかったです。

あと、誰の視点に寄ってない三人称の文章の最中に、「ちなみに、銀玲は天女の侍女だろう。」という推定は止めたほうがいいです。「銀玲は天女の侍女だ」と断定したほうが良いと思います。
「この年ながら、皇帝に直属し、寿国で刑事・民事一切の裁判を行う役所、太法院(たいほういん)の判事見習。」って、この文の前に銀玲のことを書かれているので、銀玲の説明にも受け取られる恐れのある書き方にもなっています。読みながら、どちらの説明だろう?って疑問に思いました。

「昌家は、代々清廉な官吏や、優れた学者を輩出した名家。」と昌家の説明が続きますが、登場人物の容姿の説明と一緒に行っているので、説明過多のように感じます。
「冬のある日、寿国(じゅこく)の都、長洛(ちょうらく)。その一角にある昌(しょう)家の屋敷。」の説明のときに、軽く触れていれば、不要だったのではないでしょうか。

それと、登場人物の紹介、特に容姿や恰好の説明の書き方ですが、
全部いかにも説明文といった感じなので、もっとバリエーションを増やされたほうがいいと思います。
動きの地の文に、さりげなく説明を混ぜることも可能かと。

たとえばですが、
「この部屋の主で、十六歳の少女、昌芳雲はそう言いながら、チラシを欧裁文(おうさいぶん)に手渡した。その際に彼女の?色の広袖が軽く揺れた。」みたいな感じで。

自分のことを棚上げして、色々と口うるさく書いて申し訳ございません。
参考になれば幸いです。
ではでは、失礼しました。

上記の返信(寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)の返信の返信)

スレ主 ドラコン : 0 投稿日時:

 >藤谷要さん

 ご批評ありがとうございます。ドラコンです。

 >どんな街並みなのか、どんな都なのか、伝わりません。軽くで良いので、説明が欲しかったです。

 このご意見はごもっともです。町の情景を1ページ目の1行目から書くのもどうかな、との思いもありました。実は列車に乗る前に、駅のレストランで壮行会的に食事をする場面を書き、そこで都や駅について、少しは書きました。ですが、あらすじ(コメント)のほうでも書きました通り、2万字書いたところを、無理やり字数制限の1万字に縮めてと投稿しました。ですので、駅のレストランの場面や乗った列車の車内設備の場面は、あまりストーリー性がないこともあり、省略しました。それに、いちばん書きたかったのは、後半の列車に乗っての峠越えの場面でした。

 衣装については、どんな人(職業や身分)が好むのかを書いておいたほうが良かったですね。後半のほうでは、衣装描写をかなり大まかにした箇所もありますが。

 また、3等の初乗り運賃や駅の入場券代を書いたのは、1両=1円の換算レートを知ってもらう狙いもありました。鉄道運賃は、物価の変遷を知る一つの目安ですので。

スレッド: 寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)

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元記事:寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)の返信

はじめまして。アウトサイダーKと申します。

残念ですが、私には貴作についてご意見を申し上げることができません。
なぜなら、掲載されている文が、二万字の文章を強引に一万字にされたものであるからです。

読んでいて文章に違和感を覚えましても、これが文章本来のものなのか、それとも圧縮により歪められたものであるのか判断がつかないため、適切なご意見を差し上げられません。

書かれた二万字を全て読んでもらいたいのであれば、「小説の批評をし合おう!批評・感想交換の場『ノベル道場』」の方に相談なさることをお勧めいたします。
その際は、Dropboxなどのクラウドに上げ、リンクを知っている人のみに対しての限定公開をするなり、Privatterでパスワード限定公開するなりの手段を取れば、小説投稿サイトを使わずとも、作品掲載場所のURLを載せることができるかと思います。

上記の返信(寿国演義~おてんば皇后が行く鉄道の旅の返信)

スレ主 ドラコン : 0 投稿日時:

 >アウトサイダーKさん

 ドラコンです。コメント恐縮です。

 私もそうですから分かりますが、小説を読むこと、まして批評することは、相当の時間・労力を要します。ですので、決してご無理をなさいませんように。

 プロローグ前半について、ご評価くださいましたことに、お礼申し上げます。「三国志」の黄巾党のように反乱を起こしたわけでもなく、また企てた証拠もないのに、最高裁長官・検事総長・法務大臣的な忠元が自分から首を突っ込むにしては、「事件が小さい」ことはないでしょうか。

 また基本、会話に終始していて、福地寺が強引な勧誘をしているわけでもないので、出だしとしては弱いかな、とも考えていました。
 
 なお、事後で恐縮ですが、何てかこうか? さん作『ステーキ! ステーキ! ステーキ!』の拙批評にて、アウトサイダーKさんのご批評に言及させていただきました。この旨、この場にてご連絡申し上げます。

スレッド: 寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)

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元記事:寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)の返信の返信

 >藤谷要さん

 ご批評ありがとうございます。ドラコンです。

 >どんな街並みなのか、どんな都なのか、伝わりません。軽くで良いので、説明が欲しかったです。

 このご意見はごもっともです。町の情景を1ページ目の1行目から書くのもどうかな、との思いもありました。実は列車に乗る前に、駅のレストランで壮行会的に食事をする場面を書き、そこで都や駅について、少しは書きました。ですが、あらすじ(コメント)のほうでも書きました通り、2万字書いたところを、無理やり字数制限の1万字に縮めてと投稿しました。ですので、駅のレストランの場面や乗った列車の車内設備の場面は、あまりストーリー性がないこともあり、省略しました。それに、いちばん書きたかったのは、後半の列車に乗っての峠越えの場面でした。

 衣装については、どんな人(職業や身分)が好むのかを書いておいたほうが良かったですね。後半のほうでは、衣装描写をかなり大まかにした箇所もありますが。

 また、3等の初乗り運賃や駅の入場券代を書いたのは、1両=1円の換算レートを知ってもらう狙いもありました。鉄道運賃は、物価の変遷を知る一つの目安ですので。

上記の返信(寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)の返信の返信の返信)

投稿者 ふじたにかなめ : 0 投稿日時:

度々すいません。
以前書いた感想が分かりづらかったみたいで申し訳ないです。

>また、3等の初乗り運賃や駅の入場券代を書いたのは、1両=1円の換算レートを知ってもらう狙いもありました。鉄道運賃は、物価の変遷を知る一つの目安ですので。

とありましたが、1両=1円とは通じませんでした。

以下の参照資料ですが、
https://www.jacar.go.jp/seikatsu-bunka/p09.html
「運賃を見てみると、新橋-横浜間では、片道だと、上等車1円、中等車60銭、下等車30銭。これが往復になると、上等車1円50銭、中等車90銭となっており、25パーセントの割引になっています。この当時、お米10キログラムが80銭、卵100匁(375グラム)が10銭でしたから、鉄道というのはとても高価な移動手段だったことがわかります。限られた人々にしかできない贅沢であったと言えるかもしれません。」

とあり、時代により、物の価値が全然違うため、作者様の思った通りの情報は私には伝わりませんでした。

また、「鉄道院総裁か、府尹(ふい)・州牧(しゅうぼく)に登録して、鑑札を受ける必要があります。」という文章も「鉄道院総裁か、地方の長官から、鑑札を受ける必要があります。」と置き換えれば、
わざわざ府尹・州牧、地方行政単位に触れずに済むかなぁと。
私も過去に指摘されたことがあるのですが、冒頭で説明過多は避け、情報を小出しにしたほうがいいそうです。

以下に、前に書いた感想では、こういうことを言いたかったんだと、例としていじった文章を載せておきます。下手で申し訳ないですが(;_;)。
今回は、実際に直したほうが伝わりやすいかなぁと思ったのと、他人の方が情報の取捨が客観的に分かり易いと思ったからです。今後、こういった文章の指摘が減るようにと、あくまで参考になればと思って書きました。

どうしてこんな風に変更したんだろうって、疑問に思ったところがあれば、さらに質問をくださっても構いませんし、ご迷惑でしたらスルーして下さって構いません。

他の方もおっしゃってますが、冒頭から事件が起こっていて、構成がいいと思います。
また、実は皇后っていう設定も面白そうですし、こういう問題や謎を探ったり解決したりするストーリーは好みなので、作者様に期待しています。

では、本当に度々、失礼しました。

 冬のある日、寿国(じゅこく)の都、長洛(ちょうらく)。四百年続く王国の宮殿を中心に碁盤の目のように街並みが広がっている。昔の趣を残す建物が多い中、通りにはガス灯が設置され、古い石畳の上を蒸気の自動車が通る。その中心部の一角に昌(しょう)家の屋敷がある。代々清廉な官吏や、優れた学者を輩出した名家だ。
 そこに一人の少女――張銀玲(ちょうぎんれい)が訪れる。両耳の上で結われた鳶色の団子が、歩くたびに軽く跳ねる。薄紅色の筒袖上衣に、中紅色の裳(スカート)という庶民と変わらぬ姿。場違いな身なりにも関わらず、すんなり奥に通された。
 部屋の主である芳雲(ほううん)と先客が、彼女を出迎える。
 部屋のほとんどが堅苦しい法律書の本棚に囲まれている。一部の詩集や恋愛小説、壁に掛けられた唯一の花鳥画が、僅かながら主の女子らしさを覗かせる。
「来る途中にこんなのもらったんだけど」
 挨拶もそこそこに銀玲が椅子に座りながら、芳雲に一枚のチラシを差し出した。
「『天空聖地巡拝団募集』? 『天陽(てんよう)の聖地巡拝と遊牧の土地十日間の旅。雄大な自然の中で、聖典研究をしよう! 宿泊は大本山宿坊。五〇〇〇両』? えっ、安過ぎますわね」
 受け取った十六歳の少女、昌芳雲はそう言いながら、目を丸くする。
 深衣姿という裾が曲線的で長い、良家の子女らしい淑やかな身なりだ。黒くつやのある髪の毛を、頭上で心臓型(ハートマーク)――ア(Yに似た漢字)頭――に結っていた。この年ながら、皇帝に直属し、寿国で刑事・民事一切の裁判を行う役所、太法院(たいほういん)の判事見習だ。
 芳雲は嫋やかに広袖を揺らし、隣席の張銀玲(ちょうぎんれい)にチラシを渡す。
「これは安過ぎて、明らかに怪しいですよ」
 彼は携帯版の時刻表を懐から取り出し、営業案内を確かめた。無類の鉄道好きなので、時刻表は常に持ち歩いている。彼の年齢は十五で成人済みだが、駅で「大人」と言わずに切符を買えば、右端が斜めに切り落とされた「小人用」が出てくるほどの童顔だ。小ぶりの広袖上衣に、桍(ズボン)姿。いかにも良家のお坊ちゃんという雰囲気。芳雲とは幼馴染で、同じく判事見習だ。
「長洛―天陽間は、普通列車の三等座席車でも、大人片道一万五六六〇両しますよ。しかも、天陽まで一番速い急行でも、三日かかりますからね。小人運賃が半額の七八三〇両ですから、五〇〇〇両ならそれよりも安い。
 それにこれ、不特定多数に配っていたわけですよね? だとすれば、違法ですよ。不特定を対象にして団体旅行を主催するには、鉄道院総裁か、地方の長官から、鑑札を受ける必要があります。けど、このチラシにはその鑑札番号が書いてないですよ」
「五〇〇〇両で旅行できるなら、安いわね。わたしのお小遣いでも、出せるわね。申し込んでみようかしら」
 と銀玲。
 五〇〇〇両は、大人一人の米代三ヶ月分に相当する。ほんの少しばかり背伸びすれば庶民でも可能な旅費だ。

スレッド: 寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)

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元記事:寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)の返信の返信の返信

度々すいません。
以前書いた感想が分かりづらかったみたいで申し訳ないです。

>また、3等の初乗り運賃や駅の入場券代を書いたのは、1両=1円の換算レートを知ってもらう狙いもありました。鉄道運賃は、物価の変遷を知る一つの目安ですので。

とありましたが、1両=1円とは通じませんでした。

以下の参照資料ですが、
https://www.jacar.go.jp/seikatsu-bunka/p09.html
「運賃を見てみると、新橋-横浜間では、片道だと、上等車1円、中等車60銭、下等車30銭。これが往復になると、上等車1円50銭、中等車90銭となっており、25パーセントの割引になっています。この当時、お米10キログラムが80銭、卵100匁(375グラム)が10銭でしたから、鉄道というのはとても高価な移動手段だったことがわかります。限られた人々にしかできない贅沢であったと言えるかもしれません。」

とあり、時代により、物の価値が全然違うため、作者様の思った通りの情報は私には伝わりませんでした。

また、「鉄道院総裁か、府尹(ふい)・州牧(しゅうぼく)に登録して、鑑札を受ける必要があります。」という文章も「鉄道院総裁か、地方の長官から、鑑札を受ける必要があります。」と置き換えれば、
わざわざ府尹・州牧、地方行政単位に触れずに済むかなぁと。
私も過去に指摘されたことがあるのですが、冒頭で説明過多は避け、情報を小出しにしたほうがいいそうです。

以下に、前に書いた感想では、こういうことを言いたかったんだと、例としていじった文章を載せておきます。下手で申し訳ないですが(;_;)。
今回は、実際に直したほうが伝わりやすいかなぁと思ったのと、他人の方が情報の取捨が客観的に分かり易いと思ったからです。今後、こういった文章の指摘が減るようにと、あくまで参考になればと思って書きました。

どうしてこんな風に変更したんだろうって、疑問に思ったところがあれば、さらに質問をくださっても構いませんし、ご迷惑でしたらスルーして下さって構いません。

他の方もおっしゃってますが、冒頭から事件が起こっていて、構成がいいと思います。
また、実は皇后っていう設定も面白そうですし、こういう問題や謎を探ったり解決したりするストーリーは好みなので、作者様に期待しています。

では、本当に度々、失礼しました。

 冬のある日、寿国(じゅこく)の都、長洛(ちょうらく)。四百年続く王国の宮殿を中心に碁盤の目のように街並みが広がっている。昔の趣を残す建物が多い中、通りにはガス灯が設置され、古い石畳の上を蒸気の自動車が通る。その中心部の一角に昌(しょう)家の屋敷がある。代々清廉な官吏や、優れた学者を輩出した名家だ。
 そこに一人の少女――張銀玲(ちょうぎんれい)が訪れる。両耳の上で結われた鳶色の団子が、歩くたびに軽く跳ねる。薄紅色の筒袖上衣に、中紅色の裳(スカート)という庶民と変わらぬ姿。場違いな身なりにも関わらず、すんなり奥に通された。
 部屋の主である芳雲(ほううん)と先客が、彼女を出迎える。
 部屋のほとんどが堅苦しい法律書の本棚に囲まれている。一部の詩集や恋愛小説、壁に掛けられた唯一の花鳥画が、僅かながら主の女子らしさを覗かせる。
「来る途中にこんなのもらったんだけど」
 挨拶もそこそこに銀玲が椅子に座りながら、芳雲に一枚のチラシを差し出した。
「『天空聖地巡拝団募集』? 『天陽(てんよう)の聖地巡拝と遊牧の土地十日間の旅。雄大な自然の中で、聖典研究をしよう! 宿泊は大本山宿坊。五〇〇〇両』? えっ、安過ぎますわね」
 受け取った十六歳の少女、昌芳雲はそう言いながら、目を丸くする。
 深衣姿という裾が曲線的で長い、良家の子女らしい淑やかな身なりだ。黒くつやのある髪の毛を、頭上で心臓型(ハートマーク)――ア(Yに似た漢字)頭――に結っていた。この年ながら、皇帝に直属し、寿国で刑事・民事一切の裁判を行う役所、太法院(たいほういん)の判事見習だ。
 芳雲は嫋やかに広袖を揺らし、隣席の張銀玲(ちょうぎんれい)にチラシを渡す。
「これは安過ぎて、明らかに怪しいですよ」
 彼は携帯版の時刻表を懐から取り出し、営業案内を確かめた。無類の鉄道好きなので、時刻表は常に持ち歩いている。彼の年齢は十五で成人済みだが、駅で「大人」と言わずに切符を買えば、右端が斜めに切り落とされた「小人用」が出てくるほどの童顔だ。小ぶりの広袖上衣に、桍(ズボン)姿。いかにも良家のお坊ちゃんという雰囲気。芳雲とは幼馴染で、同じく判事見習だ。
「長洛―天陽間は、普通列車の三等座席車でも、大人片道一万五六六〇両しますよ。しかも、天陽まで一番速い急行でも、三日かかりますからね。小人運賃が半額の七八三〇両ですから、五〇〇〇両ならそれよりも安い。
 それにこれ、不特定多数に配っていたわけですよね? だとすれば、違法ですよ。不特定を対象にして団体旅行を主催するには、鉄道院総裁か、地方の長官から、鑑札を受ける必要があります。けど、このチラシにはその鑑札番号が書いてないですよ」
「五〇〇〇両で旅行できるなら、安いわね。わたしのお小遣いでも、出せるわね。申し込んでみようかしら」
 と銀玲。
 五〇〇〇両は、大人一人の米代三ヶ月分に相当する。ほんの少しばかり背伸びすれば庶民でも可能な旅費だ。

上記の返信(寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)の返信の返信の返信の返信)

スレ主 ドラコン : 0 投稿日時:

 >藤谷要さん

 再度ご意見ありがとうございます。ドラコンです。

 最初のご意見を拝読して、出だしの舞台が芳雲宅である必要性を感じなくなりました。むしろ、「鉄道」に重きを置くなら、駅のレストランでの壮行会の場面から始めるのもアリ、と考えなおしました。投稿時に省略しましたが、駅の場面は既に書いてありますので、今、「駅版」を書き直しているところです。

 ただ、「駅版」だと関係者が一堂に会しているので、芳雲宅でやったような、鏡を使ったテレビ電話会議ができません。このため、「魔法が存在する世界」を早々に示せづらいのが、欠点です。一方で、駅、それも駅内のレストランが舞台ですので、食事の面から作中の生活は描きやすいと考えています。それに、衣食住のうち、住も駅舎がどんな建物かを少しは書くことができます。

 作中の物価についても、鉄道運賃しか出さなかったのは誤りでしたね。比較対象になる他の物価も、言及することとします。

スレッド: 寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)

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元記事:ステーキ! ステーキ! ステーキ!の返信

 まずタイトルです。大変失礼ではあるのですが、私もアウトサイダーKさん同様、この『ステーキ! ステーキ! ステーキ!』では、「『魔界』『魔界王』『魔法』が存在する『ファンタジー』ジャンルの作品」ということすら、分かりにくいかと存じます。

 あくまでも拙案ですが、私でしたら、貴作全体のタイトルは、以下のようにします。

『ステーキ盗み食いが母魔界王にバレて、お仕置きされた次期魔界王(5歳)は家出しました』

 これも、アウトサイダーKさん同様の考えです。私なら、貴作の特徴を考えるに、タイトルに主人公の年齢を入れ、主人公の幼さを強調します。そして、「魔界」の語を入れて、ファンタジー作品であることを明示します。

 ただ、『ステーキ! ステーキ! ステーキ!』とのタイトルも、プロローグ限りであれば、ステーキが重要キーワードになっているので、「タイトル詐欺」とまではいえません。貴作全体の適切なタイトルがあれば、「プロローグのタイトル」なら『ステーキ! ステーキ! ステーキ!』のままでも構わないでしょう。さらに安全策を取るならば、これに以下の副題を付け加えます。

「『自称』次期魔王(5歳)は、盗み食いのために人間界へ不法侵入しました」

上記の返信(ステーキ盗み食いが母魔界王にバレて、お仕置きされた次期魔界王(5歳)は家出しましたの返信)

スレ主 何てかこうか? : 0 投稿日時:

ドラコンさん
コメントありがとうございます。
返信が遅くなりすみません。
読んでいただきありがとうございます。

タイトルの件ですが、よく読んでいる漫画のイメージがこびりついていたようです。
タイトルは漫画でいう表紙絵なので、世界観、主人公、話の筋(ギャグかシリアスか)ぐらいが伝わるようにするべきでしたね。
漫画だと絵でタイトル関係なしにイメージを叩き込めるので、まず目を引くフレーズというものに意識を持っていかれた結果です。
そういう意味ではタイトルに年齢を入れるというのはとてもいい考えだと思っています。
今考えているのはアウトサイダーKさんの案も加味しまして
『魔王の馬鹿息子(五歳)が無謀にも家出するそうです』
というタイトルです。
これなら”お馬鹿”、”幼児”、”ギャグ”が前面に出ると思うので行けるかなと思っています。

また、某幼稚園児を感じ取っていただき、ありがとうございます。
プロローグの開幕一行で”お馬鹿”、”幼児”、”魔王(最強)”、”ギャグ”という盛沢山のイメージを叩き込んでいたのですがそれが伝わっていていて本当にうれしい。
本当にテンプレートとは便利なものです。”彼”自身が日本一有名な五歳児でなければできない手法でした。

今書いているこの物語もようやく狼とのラストバトルが始まったので、
あと一か月あれば完結して話を投稿できると思います。
その時はまたこちらのライトノベル作法研究所でお世話になりますのでよろしくお願いします。
では失礼しました。

スレッド: ステーキ! ステーキ! ステーキ!

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ステーキ! ステーキ! ステーキ!

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元記事:境界の護り人 

幻想的な雰囲気が出ているか、判定どうかよろしくお願いします。

上記の回答(境界の護り人 の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

>>出でて、上がって、ぽつんと消える。それがたとえ水底みなそこであるのだとしても、泡は地上と変わらない。
二行目で「ん?」ってなりました。「それがたとえ水底みなそこであるのだとしても、泡は地上と変わらない。」ってどういう意味でしょうか? この一文が何を伝えたいものなのかちょっとわからなかったです……。
>>同時に前髪が海流によって逆立ち、少年の端正な顔立ちが浮き彫りになる。
前髪で顔が隠れていた描写がないのに、いきなりこんな説明をされても「え?」ってなってしまいます。個人的には、この場面には顔の描写は不要かなと思います。顔が想像できない方が幻想的と言うか神秘性が増す気がします。それに、恐らくは次の場面で中学生になっていると思うので、顔はそれからでもいいかなーと思います。
主人公の台詞もなんだか12歳って感じじゃないので違和感がありました。やっ、そこはラノベですからマセた小学生がいてもおかしくはないんですが、今回の場合は台詞の向こうに作者様が透けて見えるというか。ともかくそういう印象を受けました。恐らく次のことが理由だと思います。
シーンについても幻想的というよりは、作者様の考えたカッコいいセリフ&シチュという風に感じられました。というのも、肝心の「伝えたいもの」「どういうシーンなのか」がまったく見えてこないんです。
わたしはあらすじを読んでいたので、舞台が現代日本で少年が日本人だって分かるのですが、もしも前情報がなかったら「これってファンタジー?」って勘違いしていました。

スレッド: 境界の護り人 

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元記事:海賊の話(仮)

お久しぶりです。二ヶ月ほど前からプロットを練っていた海賊物のプロローグが出来たのでこちらにて公開しようと思います。
質問したい点は主に二点です。
一つ、読んでいてストレスがないか、途中で切ろうと思わないか。
二つ、物語の冒頭として、読者を引きこめているか、これから始まる冒険にワクワクするか、続きが読みたいか。
です。その他、気になった点があれば言ってください。
よろしくお願いします。

上記の回答(海賊の話(仮)の返信)

投稿者 つたぬき : 0 投稿日時:

ヴィンランド・サガみたに略奪と奴隷、そして自立みたいな北の海が舞台なのだろうけど、東インド諸島、オセアニアなネグリジェみたいなみさくらなんこつ風も、いいかもなって思ったわ。

それだけ

スレッド: 海賊の話(仮)

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元記事:ロードバックッ! 勇者アレクの英雄譚

以前王道を目指して書いた作品なのですが、改稿する際に1章と2章を入れ替え、時系列順に並べ直しました。そのせいかどうも冒頭が説明的になり弱い気がして、改稿後にさらに手直ししたのが現在です。
ハイファンタジーの宿命としてある程度の説明は避けられないとは思うのですが、過ぎればブラウザバックでしょうし。特にお聞きしたいのはそのバランスの過不足、そして興味をひける冒頭部であるかどうかです。その他何かお気づきの点があればご教授いただきたいなと。
作品自体は完結済なのですがweb公開に向けて若干手直ししようと思い、済んだ冒頭部分だけ試しにUPしてみました。

内容は剣と魔法のファンタジー、バトル物です。
保険としてR15つけるぐらいの描写が少々あります。

よろしくおねがいします。

あらすじ
タイヴァス王国の人々は、魔と呼び忌み嫌うニビ族との戦いに疲弊していた。
そんな中、天啓をうけた剣聖アレクは超常の力に目覚め、戦争を集結させるため、仲間と共に敵の本拠を奇襲すべく旅立った。
たどり着いた敵本拠地で一行は力を発揮し、強力な魔法で敵城を崩壊させる。
そして怒りに燃える魔王との激闘の末、見事勝利したアレクは、1年後には失意の中ポンコツ勇者と罵られていた。

取り返しのつかないミスをしたと苦悩する日々から再起する勇者の話、その冒頭です。

上記の回答(ロードバックッ! 勇者アレクの英雄譚の返信)

投稿者 ヘキサ : 1 投稿日時:

う、うーん、あらすじ、冒頭、本文読ませていただきましたが……

まずあらすじで「何が再起になるのかが」がよくわからない。なので、冒頭のシーンの適切なチョイスができてない。そして、見事なまでに神視点の罠に綺麗に陥っている感じです。文自体が決して読みにくくはないものなので、逆に見事なまでに「どこから感情移入していいのかわからない=没入感の妨げ」になっている感じ。

本文でどうやら「エミリアの死で国民中からブーイングが出た」ようなのですが、最終目標がどこにあるのかわからない。ニビ族の完全壊滅なのか、エミリアの復活の手段を求めるのか。これがわからないので、適切なスタート地点はどのへんか?のアドバイスもできない、というのが正直な感想です。

これらの問題点のいくつかは、アレクの一元視点で書いていれば回避できたものが多いと思います。田中さんがどこまで一元視点に書き慣れているかは私にはわからないことですが、一元視点を使いこなせないうちに神視点に挑もうとするのは、あまりお薦めできない、と思っています。

細かい指摘は他の方から既に出ているので、このへんで止めておきます。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/867419928/707263138

スレッド: ロードバックッ! 勇者アレクの英雄譚

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