寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)の返信
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寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)(元記事)
完成させられる見込みが全くない作品を投稿しても良いものかとの疑問はあります。ですが、ブログ記事でお伺いしたところ、管理人のうっぴーさんから「OKです」とのご返信をいただきました。また、投稿しようかどうかと迷ったのですが、「未完」でも投稿できるせっかくの場なので、思い切って投稿しします。
日本から消えてしまった鉄道風景を、中華風ファンタジー世界で再現する、という無茶苦茶な作品です。
以下、あらすじです。
庶民出の皇后、張銀鈴(ちょうぎんれい)が友人の少女で、判事見習の晶芳雲(しょうほほうん)宅に怪しげな寺院「福地寺(ふくちじ)」のチラシを持って来た。福地寺は、霊感商法で問題になっていて、内偵捜査中だった。同席していた、芳雲の幼馴染で、同じく判事見習の欧裁文(おうさいぶん)は、銀鈴が福地寺事件に首を突っ込まぬよう、例のチラシを取り上げた。だが、銀鈴も福地寺の問題は承知していた。そこで芳雲は、上司の越忠元(えつちゅうげん)に連絡を取った。そして銀鈴たちは、福地寺の大本山がある天空の聖地「天陽」へ列車で向かうこととなる。
不安な点としては、無茶苦茶な世界観ですから、やはり「世界観が伝わっているのか?」です。特に気になっているのは、以下の点です。
・昔(明代以前)の中国っぽっくなっているか?
・鉄道という「近代」の象徴を出しておきながら、政体を近世以前にしたこと(架空のもが多いが役所の名称は漢・唐代、科挙は明・清代)。
・西洋文明の象徴たる鉄道を出したが、登場人物が明代以前の中国服(漢服)を着ているイメージを持てるか? (つまり、洋服や和服を着ているイメージがあるか?)
・設定の説明に、想定日本の架空国を出したり、ガイドブックを引用(劇中劇)したりした印象は?
・度量衡をメートル法換算の架空単位にしたが、その印象は?
実をいうと、書けた部分だけも400時原稿用紙63枚(約2万字)ありました。ですので、特に読んでもらいたい部分を抜き出して、強引に投稿の字数制限1万字に合わせました。そのため、省略した部分がかなりあり、分かりずらいかもしれません。
なお、鉄道のモデルが分かった方は、お書き添えいただけると幸いです。
※先に同文の作品を投稿しましたが、作品タイトルとあらすじに誤字があったため、再投稿します。
寿国演義 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車 (再投稿)の返信
投稿者 ふじたにかなめ 投稿日時: : 0
最初だけ読ませていただきましたが、
知識がないと分かりにくいといった印象を受けました。
初めての説明が多く、ついていけなくなりました。ごめんなさい。
(「鉄道院の三等初乗り運賃・駅の入場券は、」くらいで)
また、世界観の説明の仕方にもっと工夫が欲しかったなと、感じました。
「冬のある日、寿国(じゅこく)の都、長洛(ちょうらく)。その一角にある昌(しょう)家の屋敷。」
どんな街並みなのか、どんな都なのか、伝わりません。軽くで良いので、説明が欲しかったです。
その一角って、貴族などの裕福層の家ですか。下町の庶民の家ですか。その辺から、読みながら情景が分からないです。
あと、中国風の世界観で、最初の登場人物の説明ですが、
「どこかの屋敷の下働きにも見える少女」って、どんな感じなんでしょうか。
私には分かりませんでした。
「薄紅色の筒袖上衣に、中紅色の裳(スカート)姿。」
中華風な装いなのは名称のイメージで伝わります。
ただ、わざわざ衣の種類まで説明して下さってますが、
そもそも筒袖上衣ってどんな形なのか知らない私には、
その恰好までは想像できませんでした。
ネットで検索した結果、袂がなくて動くやすい恰好なんだなぁというのが分かりました。ここでは庶民の多くが着用しているものである、と説明があると良かったです。
一方で、中紅色の裳(スカート)姿は、このスカートという説明のお陰で、
なんとなく私には想像がつきました。
あと、「この部屋の主で」以下で登場人物の説明がありますが、
それでなくても初出の人物なのに、説明対象がころころと変わるので、いちいち前の文章を読み返さないと誰だったのか、分かりにくかったです。
あと、誰の視点に寄ってない三人称の文章の最中に、「ちなみに、銀玲は天女の侍女だろう。」という推定は止めたほうがいいです。「銀玲は天女の侍女だ」と断定したほうが良いと思います。
「この年ながら、皇帝に直属し、寿国で刑事・民事一切の裁判を行う役所、太法院(たいほういん)の判事見習。」って、この文の前に銀玲のことを書かれているので、銀玲の説明にも受け取られる恐れのある書き方にもなっています。読みながら、どちらの説明だろう?って疑問に思いました。
「昌家は、代々清廉な官吏や、優れた学者を輩出した名家。」と昌家の説明が続きますが、登場人物の容姿の説明と一緒に行っているので、説明過多のように感じます。
「冬のある日、寿国(じゅこく)の都、長洛(ちょうらく)。その一角にある昌(しょう)家の屋敷。」の説明のときに、軽く触れていれば、不要だったのではないでしょうか。
それと、登場人物の紹介、特に容姿や恰好の説明の書き方ですが、
全部いかにも説明文といった感じなので、もっとバリエーションを増やされたほうがいいと思います。
動きの地の文に、さりげなく説明を混ぜることも可能かと。
たとえばですが、
「この部屋の主で、十六歳の少女、昌芳雲はそう言いながら、チラシを欧裁文(おうさいぶん)に手渡した。その際に彼女の?色の広袖が軽く揺れた。」みたいな感じで。
自分のことを棚上げして、色々と口うるさく書いて申し訳ございません。
参考になれば幸いです。
ではでは、失礼しました。
長所。良かった点
重厚な世界観。
鉄道を扱った作品を、私はあまり見かけなかったので、それもオリジナリティとして感じました。
良かった要素
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