小説のタイトル・プロローグ改善相談所『ノベル道場』

ドラコンさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:灼眼の魔女伯爵~辺境に飛ばされた14歳、たまに【内政チート】とケモみみ使い魔を使って、ワンマン領地改革!

 偉大な魔法使いであるガリア皇帝が崩御した。しかし、崩御する直前、彼は人体召喚の儀式で間違って召喚してしまった魔女『マキ』に、皇太子(新皇帝)の補佐を頼み、彼女も了承する。

 召喚者の遺言に従って自由気ままに新皇帝の内政を陰で補佐しつつ、見事に国を立て直すことに成功したマキ。

 だが、一ヶ月を過ぎた頃、突然義兄である新皇帝に呼び出される。

「すまん! 東の国境がきな臭いから、明日から辺境伯爵として領地の防衛よろしくっ!」

「了解。その代わり、私のケモみみ従者(最強)を連れて行くからね」

 こうしてマキは、爆裂魔法を使う犬剣士(狼男)『ハンス』と、光と闇以外の全属性を操る猫格闘家(白虎)『ミーナ』を連れて、新しく任された東の辺境へと向かうことに。

 しかし、その辺境地は前領主のクソみたいな統治のせいでリアル世紀末状態に陥っていたのだった。

 ぼったくりギルドに、暗殺の機会をうかがう大商人、やる気がない酒浸りの指揮官やブラックな農園地主など。

「仕方ないわね、アイツとの約束だし」

 マキは山積する課題に、【チート級】の知力と不敵な笑みを巧みに使い、時には帝国最強のケモみみ従者たちも活用して、全力で解決していくのだった。

【1日1話以上更新】
⑴革命的内政編『第1章』連載中〜
⑵電撃防衛戦編『第2章』
⑶超外道外交編『第3章』
⑷帝国分裂編『第4章』
⑸生産突撃戦編『第5章』
⑹告白と救国編『最終章』

悩み)あらすじはライトな感じにして読者に来てもらって、プロローグ重いのはどうですか?

上記の返信(灼眼の魔女伯爵~辺境に飛ばされた14歳、たまに【内政チート】とケモみみ使い魔を使って、ワンマン領地改革!の返信)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 ドラコンと申します。流し読みながら、「【現状報告】マキが義兄(新皇帝)に送った手紙」まで拝読し、後は順不同で拾い読みした程度で恐縮ですが、私見を申し上げます。

 うっぴーさんのご意見と重なりますが、「あらすじ」を読むと、コミカルな感じがしました。ですが、「プロローグ」および「本編」はシリアスな感じです。これに違和感を覚えました。
 
 あくまでも一試案ですが、前領主・リヒトブルグ卿には、おバカなことをやらせても良かったのでないでしょうか。この掲示板に何て書こうか?さんが、魔王の息子(5歳)がステーキ盗み食いのために人間界へ不法侵入するプロローグの、『ステーキ! ステーキ! ステーキ!』という作品を投稿されています。この作品のように、時間や手間のわりには、「セコい」悪事をやらせてみる、という感じです。もちろん、新領主が来るというのに、執務室で情事にふけるなど、言語道断の悪事です。したがって、リヒトブルグ卿は悪役としては、十分です。
 
 また、タイトルに「内政」との語が入っているにもかかわらず、プロローグ限りでは「内政」が感じられなかったことも、違和感がありました。ただ、本編を読めば「内政」が主軸になっているで、適切なタイトルです。

長所。良かった点

 各話が簡潔で、分かりやすく、流し読みでも十分頭に入りました。また、各話のタイトルが適切で、分かりやすかったです。

良かった要素

文章

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スレッド: 灼眼の魔女伯爵~辺境に飛ばされた14歳、たまに【内政チート】とケモみみ使い魔を使って、ワンマン領地改革!

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元記事:平凡サラリーマンの絶対帰還行動録〜異世界生活の始まりはサバイバルから〜

批評・感想相談の方でもお世話になっております。JIROと申します。
こちらはタイトル&プロローグ特化のようなので、こちらにも投稿させて頂きました。

本作は第一章は遭難(サバイバル)編から始まるのですが、第二章以降は街に入り、異世界での交流&元の世界への帰還を目指して行動することがメインとなります。

序盤以降サバイバルメインではなくなるため、今のあらすじ&タイトルではサバイバルメインの物語に見えてしまうかと不安です(一応"始まりは~"とタイトルにつけてますが)

その他、気になった箇所や改善点ありましたら、教えて頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

↓以下、あらすじです↓

社畜歴8年目の俺は残業帰りに階段から足を踏み外し、気付いたら異世界に転移していた。

チート能力? ありません!
道? 分かりません!
言葉? 通じません!

どうしろって言うんだよ……
夢なら覚めてくれ……
俺には家に帰りたい理由があるんだ。

「サバイバル……するしかないよな?」

これは平凡なサラリーマン、渡 永久が異世界からの帰還を目指す行動録である。

上記の返信(平凡サラリーマンの絶対帰還行動録〜異世界生活の始まりはサバイバルから〜の返信)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 ドラコンと申します。第1章を順不同でぽつぽつ拾い読みした程度で誠に恐縮ですが、私見を申し上げます。

 気になりました点は以下の3つです。

 1、プロローグが「異世界っぽくない」。

 主人公の単独異世界移転の上、無人の森から始まるので、やむを得ないのでしょうが、プロローグに「異世界っぽさ」を感じられませんでした。現実世界で無人島に漂着したり、トレッキング中に道に迷ったりしても、成り立つ感じです。あくまでも一試案ですが、私でしたら「異世界移転する『その瞬間』から」始めます。また、『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のコーヤーコーヤー星では、青い月と赤い月が交互に上っていました。こんな感じで異世界らしさを強調されても良かったのではありませんか。

 2、森の場面が長過ぎる。

 異世界の住人と会う場面までが長過ぎます。サバイバルは良いにしても、森の場面は最初の3、4話程度で十分ではないでしょうか。

 3、各話のタイトルがない。

 貴作投稿先の「小説家になろう」を読みつけているわけではありません。ですが、私が見たものでは、「小説家になろう」の作品には、各話ごとにタイトルが付けられていることが多いように感じます。

 あの目次で「各話のタイトルがない」というのは、致命的弱点です。ただ番号が振られているだけで、各話のタイトルがないため、話の展開が全く想像できず、読む気が起こりませんでした。ウェブ小説でなく、紙の本なら「第〇章」と、番号だけでも困らないのですが。
 

長所。良かった点

 異世界移転者が、移転先の異世界に適応する過程が丁寧に描かれていることに、好感が持てました。

良かった要素

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スレッド: 平凡サラリーマンの絶対帰還行動録〜異世界生活の始まりはサバイバルから〜

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元記事:平凡サラリーマンの絶対帰還行動録〜異世界生活の始まりはサバイバルから〜の返信の返信

ドラコン様、初めまして。JIROと申します。
お忙しい中本作を読んで下さり、ありがとうございます。
ご意見、非常に参考になりました。

>1、プロローグが「異世界っぽくない」。

→序盤が異世界っぽくないというのは、仰る通りですね…。
これは序盤がサバイバルから始まると言う物語の性質上、また自分の考えている異世界の設定上、どうしてもこうならざる得ない部分ではあるので、読んだ方がもう少し異世界っぽさを感じられるよう、表現等に工夫したいと思います。

>私でしたら「異世界移転する『その瞬間』から」始めます。

→自分も同じ考えで、1話目は異世界に移転する(正確には1文目は"した"ですが…)『その瞬間』から書いているのですが、表現が足りずそのことを伝えきれていないなと力不足を実感致しました。こちらも前後の繋がりを見つつ、もう少し表現に工夫してみたいと思います

>青い月と赤い月が交互に上っていました。こんな感じで異世界らしさを強調されても良かったのではありませんか。

→2話目で月が地球の物と違うことに気付き「やっぱりここは異世界なんだ…!」と気付くシーンを描いております。
このシーンを2話の目玉(?)にしたくて、1話目では「元の世界なのか? 異世界なのか?」と半信半疑な感じにしていました。ちょっと文章のバランスを見つつ、2話目から1話目にそのシーンを持って来ようか、検討してみようと思います。

>2、森の場面が長過ぎる。

→拾い読みとのことでしたので、「まだ森にいるんかい!」と感じてしまったのかもしれません…。
森の中にはいますが、ずっと森の場面(森での生活)を描いているわけではありません。
サバイバルシーンが長く続くと、読んだ方も「もういいよ。飽きたよ」となるかなと思い、
1話目→突然の異世界転移
2話目→月等で異世界らしさの強調
3話目→サバイバル準備回
4話目→サバイバル回
5話目→精神的な転機の描写
といったように、サバイバルシーンは2~3話程度で収めるようにして、精神的な盛り上がりが来るように工夫しております。
ただ感想でサバイバルシーン短い!というご意見も頂くので、ここもバランスが難しい部分ではあるのですが…(苦笑)

>3、各話のタイトルがない。

→これは盲点でした…。タイトルがネタバレになってしまうかな?という思いから、番号だけで振っていました。
目次でざっくり話の展開を見て、読もうか決める方もいるのだな…と勉強になりました。
PC側の下書きには自分が判別するようにタイトルをつけているため、なろう側にもタイトルを反映させようと思います。

ためになるご意見、ありがとうございました。

上記の返信(平凡サラリーマンの絶対帰還行動録〜異世界生活の始まりはサバイバルから〜の返信の返信の返信)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 >JIROさん

 ドラコンです。ご丁重なご返信、ありがとうございます。先の私見が分かりづらかったかもしれませんので、補足します。

 森の場面ですが、各話にタイトルがあり、話の流れが分かっていれば、「長さ」を感じなかったかもしれません。この掲示板に投稿されている、『灼眼の魔女伯爵~辺境に飛ばされた14歳、たまに【内政チート】とケモみみ使い魔を使って、ワンマン領地改革!』は、各話のタイトルが分かりやすかったですよ。

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スレッド: 平凡サラリーマンの絶対帰還行動録〜異世界生活の始まりはサバイバルから〜

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元記事:寿国演技 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車の返信の返信

プロローグを拝見させていただきました。
いやぁ、古代中国ファンタジーなんて初めて見ましたよ!
これはなかなか興味深い!
古代中国で実際に用いられた漢語をふんだんに用いることで、しっかりと魅力的かつ独自性の高い世界観を作り上げていらっしゃいますね。
やはりね、古くから使われていた漢語や古語というのは、造語・カタカナ語・俗語・外来語といった単語と比べると、『言霊の質』が違いますね。
作中の用語から、力強いエネルギーをビンビン感じます!
また、単語の単位だけでなく、世界観自体が仏教などの古代中国思想に基づいているあたりが、素晴らしい!
堅いイメージのある漢語を易しく噛み砕いてあるし、キャラクターたちの会話もポップで読みやすいです。
『完成していれば』続きが読みたいと思いました!

ですが、ここからが叱るところです。
参考にならないかもしれませんが、よく読んでくださいね?

いや……、タイトルを見ていた時から嫌な予感がしていたんですよ。
そっと蓋を開けてみれば、使っている文が何故か普通の日本語。
しかも、かの一大奇書「三国演義」と一部同じ題名を遣おうとしていらっしゃる。

個人的な感想ですが、僕としてはね、『キャラクターの会話を、現代日本語訳付きの白文じゃない漢文で読みたかったんですよ』。
その方が読みごたえも凄味もはるかに違ったと思います。
もっと言えば、『現代中国語から俗語を引っ張り出して来て、今風の会話のテンポを作って欲しかった』。

……コミカルで分かりやすい。
ラノベにどうしても必要な部分ですし、実現できているので素晴らしいのです。
でも、ダニエル・キイス著の『アルジャーノンに花束を』を一度しっかりと見て御覧なさい。
あの作品は『しっかりと登場人物・世界観の設定を、文体自体に浸透させている』
だからこそ、今でも音に名高い名作と称えられているのです。
主人公の成長や環境の変化に合わせて文体自体を推移しろ、とまでは言いません。
誰もが簡単にあんな天衣無縫な文を書けていたら、苦労はしないからです。

ですが僕にとっては、『敢えて現代日本語だけにする必要性を、ほぼ感じられませんでした』。
強いて言うならば、【ラノベという媒体に合わないテーマを無理矢理ラノベの形に押し込もうとして、現代日本語で書いたとしか思えません】。
では僕から質問です。
『どうして、古代中国ベースの舞台なのに、会話文が現代日本語なのですか?』
いや、これね、はっきり言って自分でも、かなり無茶苦茶なことを突っ込んでいると思います。
【だって、漢文で書いたらガチで読者が引くし、ラノベですらなくなるから】。
その辺をじっくりと勘案して文を練られたのでしょう。
これだけの世界観を構築することは、並大抵の努力では叶わない筈です。
でも、読みごたえが無いし、面白いっちゃ面白いんだけど、『文体と世界観が全然一致していない』んです。
読んでいて奇妙な違和感を感じました。
正直に言って、「未完のまま終わり」という部分を含めて肩透かしを食らった気分です。
プロローグを見ただけで申し訳ないですが、でも、その分をきっちり補って余りあるくらい『楽しませていただきました』(過去形)。

上記の返信(天路記の返信)

スレ主 ドラコン : 0 投稿日時:

 >壱番合戦仁さん
 
 ご感想ありがとうございます。

 なぜこのスレッドに感想を投稿されたのですか? ご存じの通り、このスレッドは、タイトル・あらすじ欄に誤字があるため、返信の形で削除を求めるメッセージを掲載しています。そして同じ内容で、誤字を修正したた、別のスレッドを立てています。しかも、修正版のほうが「上に」表示されていました。

 >『どうして、古代中国ベースの舞台なのに、会話文が現代日本語なのですか?』

 このご質問に、端的にお答えすれば、私に漢文の素養がないからです。読み下し文ならまだ何とか読めますが、白文となれば、手に負えません。読むだけもこれですので、書くとなるととてもできません。作者が書いて混乱することを、読者が理解できるとは考えられません。それに、「コミカル時代劇」というのが、漠然とあります。

 さらに申し上げれば、漢文はあくまでも「文語」、つまり「書き言葉」です。書き言葉で会話文を書く、というのは、明らかに不自然です。

 呪文、祭文、勅書、詔書、奏上文、判決文の類は、漢文読み下し文でできれば、雰囲気が出ていいのですが。実際、中国呪術の本を読んで、呪文が白文と口語訳だけだったので、参考にならなかったことがあります。

 また、「セリフ回しを日本の時代劇風にする」ことは、こちらの鍛錬投稿室に2015年8月に投稿したこのシリーズの過去作でやってみたことはあります。その時は、受けが良かったですよ。

 今作でプロローグとして公開した範囲は、登場人物たちにとっては「プライベートな場」です。ですので「普段の話し言葉」、つまり「現代日本語」で構わないでしょう。
 
 裁判官キャラを作っていますので、朝議や取り調べ、判決言い渡しの場面では、時代劇調の口調、と考えてます。
 
 それから、タイトルに関してです。「タイトルは、作品のジャンルや舞台を端的に表しているものが良い」との考えで、こう名付けました。「演義」の2字を入れることで、中華風であることを明確にしました。その上で、『三国志演義』のような「乱世モノ」ではないので、その辺りは副題で補う感じです。
 
 あらすじ欄で書いた通り、この拙作の目的は「現代日本から消えた鉄道風景を中華風ファンタジー世界で再現する」です。ですので、今作の後半と、「改稿版 駅編」で書きたい場面を書けたので、ある程度気が収まっています。そのため、先の書きようがない面があります。それに、過去作では「現代日本から消えた鉄道風景を中華風ファンタジー世界で再現する」と言いながらも、肝心の鉄道が「脇役」でした。今作では「主役」で出せました。

スレッド: 寿国演技 庶民出お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車

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元記事:カオリの記憶

 プロット『相談』掲示板でお世話になりました、やとうと申します。
 このたび、掲示板で書いたプロットを元に短編のプロローグを書き上げました。
 アクションの動き、会話、字の文の内容など、お気づきの点がありましたら、
 どうかご指導よろしくお願いします。
 
 「女の子」×「スパイ」×「コーヒー」のお題で短編小説を考えています。
 だいたい明治~戦前ぐらいのインドシナ地域をイメージした場所で、
「仕事を終えたスパイがちょっとだけ、隠していた素にもどる」
 という状況を書きたいと思っています。
 
 プロローグは、スパイの仕事と、少々のアクションシーンを入れたいと思い書き上げました。
 そして、後の子供と触れるシーンとのギャップを描きたいため主人公が容赦しない、冷たいスパイとしての顔を出したいと考えています。 

 また、コーヒーをきっかけに、過去の繋がりと再会する状況から、
 タイトルは「カオリの記憶」にしようかと思っています。
 あらすじをお読みいただいて、タイトルがこのままでよいか、
 ということについてもご感想をいただければ幸いです。 

 あらすじ
 
西の王国から派遣された、連絡役のスパイである男。
深夜の首都、現地の協力者に路地裏に呼び出された。
報告を受けようとしたところ、突然、雇ったゴロツキとともに手向かってくる。
協力者は男に弱みを握られていたが、始末して離反しようとしていた。
瞬時に叩きのめし、協力者を脅しながら仕事に戻るように命令し、立ち去る。

結局協力者は仕事に失敗し、死んだ。
仕事を終えたスパイの男は報告のため、伝手のあるカフェへ立ち寄った。
東と西の人間が入り乱れる、裕福な外国人街のホテルに併設されたカフェでコーヒーを一杯飲みながら、新聞を読む客を装う。
組織の連絡係であるウェイターと、見えないインクで書かれた札と、中に紙片が隠されたコインのお釣をやり取りするが、ウェイターのミスでコインが転がり落ち、通りかかった女の子の前で止まる。
慌てて拾おうとしてコーヒーをひっくり返し、同じく拾おうとしていた女の子のビスクドールにかけてしまう。
人形の衣装にコーヒーの染みがついた。機嫌を悪くした女の子から、「弁償代」として取られたコインをどうすべきか。
弁償代を出すため、保護者の下へ向かおうとするか、しかしコインの仕掛けに気づかれる心配もある。
そこで、直接女の子を説得してこの場で返してもらうことにする。
コーヒーを頼みなおし、女の子にはジュースを注文しようとすると、「東洋人が茶ではなくコーヒーを嗜むことが珍しい」という言葉に、取引が見られていたわけではな
いと安心すると、雑談に応じる。 
同じようにコーヒーを飲みたがる女の子に、「大人の味」はまだ早いと諭す。
だが、女の子は「子供にも飲めるコーヒーを味わうことができたら、コインを返す」と言い出す。
コーヒーに拘る女の子の話を聞くと、亡き父との思い出を語りだした。
「おとうさまに似ていた」ことで注目されていたと知り、女の子の顔に見知った人物の面影を重ねた男。
家名を聞いて、自身の血縁者であることに気づく。
少女は腹違いで年の離れた兄の、忘れ形見だった。再婚した義父の事業のため、世界を転々とする生活を数年間続けていた。
 この外国人街は本国との中継地として、度々訪れているらしい。
消したはずの過去を懐かしく思うが、自分の似通った顔立ちから正体が知られないよう偽の身元を語る。
コインを拾ってくれたお礼に、コーヒーフロートをご馳走する。
新しい土地への海外生活に不安を見せる女の子の言葉を聴きながら、親切な大人を装う。
勉強が嫌いだという愚痴に笑いながら、男は女の子の好きなチョコレートやコーヒー、砂糖が裏でどのように作られるのか、女の子の嫌いな勉強が世界とどう関わるかを語りだす。
興味を示しつつも、なぜそのようなことをいうのか不思議がる女の子に、昔の自分の体験を語る。
兄とのカフェの思い出からわれに返り、男はスパイの顔に戻る。
女の子と別れコインの暗号を読み解き、次の任地へ旅立つ準備を始めることにする。

以上です。プロローグもよろしくお願いします。

上記の返信(カオリの記憶の返信)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 ドラコンと申します。拝読しましたので、私見を申し上げます。

 気になりましたのは、以下の3つです。

 1、タイトルの不明確さ

 貴作のタイトルが「カオリの記憶」でしたので、「カオリ」=「ヒロインの名」と判断しました。ですが、「あらすじ」「プロローグ」を拝読する限り、ヒロインに名前がまだ付いていないように拝察しております。また、「女の子のビスクドール」とあるのは、「ビスクドール」がヒロインの名なのか、人形なのか紛らわしかったです。

 これでは、貴作のテーマ「女の子」×「スパイ」×「コーヒー」を感じ取ることができませんでした。
 
 文字道理の拙案ではありますが、私でしたら貴作のタイトルは、次のようにします。
 
 『スパイは、コーヒーがきっかけで亡き兄の忘れ形見の女の子と出会いました』
 
 2、設定情報の少なさ
 
 舞台設定の情報が少なかったですね。作中の地名・人名はお決めになっていますか。確かに、設定を序盤から出し過ぎるのは良くないとされています。やとうさんもそれを念頭に置かれているかと存じます。ですが、作中の地名・人名が決まっていないのは、分かりづらかったですね。後で何とでもなる要素ではありますが。
 
 プロットも拝読しているので、中国やイギリスを想定されているとは存じます。ですが、「小説のタイトル・プロローグ改善相談所」ご投稿分を拝読する限りでは、「東方帝国」「西方王国」では、どこのことか分からないですね。
 
 それに、大変失礼ではあるのですが、このプロローグとあらすじでは、かろうじて舞台が「コーヒーの産地」「南国」(スコールがあったので)とは感じられました。ですが、「明治~戦前ぐらいのインドシナ地域をイメージした場所」とまでは感じられませんでした。
 
 ですので私でしたら、あくまでも一試案ですが、作中の地名はモデルをもじったものにしたり、モデルの文化圏を象徴する食べ物(貴作の場合、ベトナム料理の代表格生春巻きやマンゴーやドリアンなどのトロピカルフルーツ)を出したりします。時代設定も、蒸気機関車や蒸気船を出したり、長距離通信手段が電報だったりすれば良いでしょう。
 
 ちなみに、中華風ファンタジーを書いた際には、舞台設定情報は以下のようにしました。
 
 ・タイトルを「中華モノ」と認識してもらうため、『三国志演義』のもじりで『寿国演義』とした。
 ・清以前の中国の国号は漢字1字が原則なので、国名を「寿」とした。
 ・都の名前を、「長安」「洛陽」から取って「長洛」とした。
 ・登場人物名は、漢字で姓1字、名1、2字とした。
 ・肉まんはじめ、中華料理を大量に出した。
 
 3、プロローグの短さ
 
 プロローグ自体も短いですね。調べてみましたが、1730字でした。この掲示板のプロローグは、1万字まで投稿できます。ですので、貴作の根幹である「仕事を終えたスパイがちょっとだけ、隠していた素にもどる」「後の子供と触れるシーンとのギャップ」を考えると、スパイとヒロインの絡みの場面も、少しでいいのでプロローグに入れておいてほしかったですね。ヒロインとの絡みは、スパイの仕事の翌日以降、とでもすれば、問題ないかと存じます。

タイトル案

スパイは、コーヒーがきっかけで亡き兄の忘れ形見の女の子と出会いました

長所。良かった点

 緊迫したスパイの仕事の場面を冒頭に持ってきたのは良かったですよ。これが後の主人公とヒロインの絡みに生きてきます。また、お茶・コーヒーを問わず、喫茶文化に通じたキャラは、文化人の香りがします。

良かった要素

ストーリー キャラクター

スレッド: カオリの記憶

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元記事:アームドモンスター

https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/15830で相談したもののプロローグです。
3案の人気が高いようなので3案にしました。
この出だしだけで1万字近く使ってしまいました。
こんなもので良かったのでしょうか?

上記の回答(アームドモンスターの返信)

投稿者 BB : 0 投稿日時:

 拝読しました。

 プロローグの戦闘シーンですが、ちょっと物足りないかなと感じました。
 もっと、読んでいてワクワクさせてほしいです。細かい設定、例えばアームドモンスターに、人が搭乗していることは後々わかるので、ここで説明する必要はないです。
 それよりも、モンスター2体が最終決戦をしている、緊張感を味わいたいです。

 そして、本編に入ってからは、主人公の魅力を伝えて欲しい。
 ステラの生い立ちとか、冒頭に説明いりますか? 終盤の両親が迎えに来る辺りで、素性を明かす展開でもいいんじゃないでしょうか。そこで、他のハンターたちと溝が生まれるとか。「なんだ、アンタもそっち側の人間だったのか」「どうりで、甘ちゃんだったわけだ」みたいな。
 そういう展開を望まないというのなら、もう少しストーリーが進んでからホーリーに「なんでハンターになろうと思ったんですか」と訊ねさせ、答えるという方法もあります。
 とにかく、読者が「面白い! 続きが読みたい」と思ってくれるまでは、説明的な文章は避けるべきです。
 説明部分は省いて、ステラがギルドに訪れるシーンから始めるのが良いのではないでしょうか。

 あと視点の変更が、わかりにくいです。
 もし、なにかの賞に応募するのなら、プロローグはモンスターの王、本編に入ってからはステラに、統一すべきです。
 ですが、ウェブにUPするだけなら、視点変更はあっていいので、もっとわかりやすく、間に飾り文字を入れるなど、露骨でいいので、明確にしましょう。

スレッド: アームドモンスター

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元記事:シンセティック・シューター (仮題)

どうも如月千怜です。プロローグ掲示板は初めて使用させていただきます。
今回投稿する作品は以前スレッドを立てた「ホムンクルスに転生した主人公」の話です。
ちなみにここから先の展開は、一話完結エピソードを掲載していく中で時々大きな事件を描くような話にしようかなと思っています。

登場キャラクター(一部プロローグ時点では登場しない者もいます)

シャーロッテ
ホムンクルスとして転生した主人公。愛称はシャロ。
酒の飲みすぎでホームから転落死したのを自殺と誤認され、錬金術師のユークリッドに手違いで魂を提供されてしまう。
前世では社畜であり、様々な不満から日常的にヤケ酒をしていた。
そして転生後もホムンクルスとして強制労働させられることを嘆くが、ユークリッドが彼が思っていた以上に丁寧に扱ってくれたことからその不満は物語を通して次第に消えていく。
ちなみにこの事を彼は後に「冤罪で入れられた刑務所が職場よりホワイトだったみたいだ」と語る。

性格
前世での嫌な経験が多いことから口が悪く、造物主のユークリッドに対しては仲が良くなってきた後も一向に敬語を使わず終始おっさん呼ばわりを続ける。
ただ女の子に対してはかなり甘く、新キャラと出会う度にその容姿を散々心理描写で褒めちぎりどこがかわいいかを丁寧に語るのが確定している持ち芸の一つ。
(もちろんこれは一人称だからできる芸当である)
仕事に対しては真面目であり、ユークリッド相手でも文句を言うことはあるが、結局は彼のために力を尽くす。
また客人の前ではユークリッドに対する普段の不敬を自重し、彼を立てるなど、決して彼を信頼していないわけではない。
酒が大好きであり、夜には誰にもバレないよう倉庫に忍び込み勝手に酒を飲むことがある。
まあ糖尿病のヒーローがいるくらいだから、アル中のヒーローがいても別にいいよね。

戦闘能力
悪魔達に気まぐれで魔眼の能力を与えられていて、視力が全体的に強化されている。
暗視能力の他に、体感する時間の流れを劇的に遅くし、敵の攻撃を見切る能力を持つ。
世の中のチート特典と比べたら、弱くはないけど絶妙にいらないくらいのしょっぱい性能だが。
もっとも彼の真価は優れた射撃センスにあり、魔眼による視力強化もあってかなり優れた命中精度で射撃を行う。

ユークリッド・スカラー
シャロの親になる錬金術師。愛称はユウ。
だけどレギュラーキャラには彼を名前で呼ぶキャラクターがいない。
(シャロはおっさん、後述する弟は兄貴、部下達は社長と呼ぶため)
錬金術師の結社である「ユークリッドファミリー」を立ち上げた若きリーダーであり、自分の結社を大陸一の錬金術師集団にすることが夢。

性格
偏屈で粘着質。シャロが嫌がっているのに興味のない話を長々するなど自分本位な行動からシャロからは煙たがれている。少なくとも彼が悪いところは決してかばってもらえない。
あと役割分担という名目で自分の苦手なことを何でも他人にやらせるので、錬金術師と無関係な人員ばかりを次々雇用してしまう癖がある。
資本金を集める前準備と言えば聞こえはいいかもしれないが……
ただ経営者を志すだけあってかビジネスマナーは完璧であり、商売相手からの信頼は厚い。

戦闘能力
錬金術によって火薬を製造することに目を向けており、それによって大陸で初めて銃と爆薬を発明したという偉大な実績を持つ。
基本的に直接戦闘よりも戦闘に使うための道具を製造するのが役割であり、良くも悪くも支援特化型である。
銃を発明した本人だけあって射撃は上手いが、シャロのセンスの高さの前にはあっという間に追い抜かされていく。

クラウディオ・スカラー
ユークリッドの弟。愛称はクラウ。
シャロが生まれる前までは数少ない戦闘員であり、ユークリッドが錬金術師の材料を手に入れるため探索に赴く際の護衛が主な仕事。
年が離れていることと、自分の苦手なことを多くできるため、兄のことを強く慕っている。そのため彼に平然と不敬を働くシャロとは若干折り合いが悪い。

性格
兄と違い素直な熱血漢。休みの時は近所の子供達の遊び相手をするなど気のいい兄貴分である。家庭では弟だけど。

戦闘能力
優れた腕を持つ魔法戦士であり、剣術とそれを強化する魔法剣による苛烈な攻めを得意とする。
必殺技は魔法剣の威力を最大まで解放させて放つ魔法光波。

ヴェロニカ・ノイマイヤー
ユークリッドに雇われたメイド。
元々はシャロに仕事のやり方を教えた後に退社する契約だったらしいが、シャロの家事があまりにもヘタなのでそのままメイドを続けることになる。
平社員のレギュラーが一人はいた方が話を作りやすいのでは、と思って作ったキャラクターなので処遇に対しては不確定要素が強い。

ちなみにシャロは彼女に若干気があり、容姿を散々褒めちぎるが怒りっぽくてたくさん殴られたのは嫌だったと語る。
あんまり褒めちぎりすぎるとリゼロのエミリアみたいな未来を辿った後が心配なので、そういう意味でも処遇は未定。

上記の回答(シンセティック・シューター (仮題)の返信)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

 とりあえず、とてもいい出来だと思います。転生モノテンプレをベースにして、設定とかキャラ紹介をくどくならない程度に入れているので、とても読みやすく、今後の展開へのワクワク感もある程度あって良いと思います。
 
 ただ、『とりあえず』と付けたのが少し気になっている点で、今後の展開次第ではアッサリまとめすぎている・インパクトが足りないようにも感じました。
 
 そういう意味で言うと、キャラ数をもう一人増やしても良いかも知れないと思います。ユークリッドが『天才』を名乗った時に、肯定しつつも突っ込みを入れる形で弟君とかが出てくると良いんじゃないでしょうか?

 あと、プロローグそのもののまとまりとしては良いんですが、主人公の『己が陥った境遇(転生・使い魔化・TS・前世への未練)』への受け入れが速すぎるようにも見えます。もう少し、反発する方が見てて楽しいです。

 と、言った感じです。
 雑に言えば、『とても丁寧にまとまっているし分かりやすいんだけど、作品のウリ/主人公の内面が少し見えずらいかな』といったところ。プロローグ単品としてはとてもいいんですが、続きのお話を書いたときに物足りないプロローグになってしまう気もします。

スレッド: シンセティック・シューター (仮題)

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元記事:キトンブルー(仮題)

『青を厭うその国で、青の瞳に見下ろされる夢を見てダリアは目を覚ました。

見知らぬ男、女、そして鮮烈なまでのキトンブルー。繰り返し夢に登場する、少女の知らないなにもかも。異なる世界の記憶を持つダリアは学園への入学を契機に、様々な人間と出会い別れ、学び、そしてその全てはダリアすらも知らない記憶の糸を辿って自らの由来へと迫るために。』

あらすじは上記です。ノベル道場の利用自体が初めての人間ですので、もし何か誤ったことをしている場合などありましたらぜひお教えいただけると助かります。

相談したいのは正直全てなのですが、メインとしてはタイトルとあらすじについてを主にアドバイスいただけると嬉しいです。タイトルは既存の単語そのままという現在の仮題は避けたいと思っていますし、あらすじもいまいち特徴がなくどうにか修正できたらなと考えています。もちろん本文についても諸々拙いところばかりの作品ですので、遠慮なく感想・批評・改善案など何でもお待ちしています。
以下、タイトルあらすじを考えるにあたって必要かと思われますプロローグ後の展開、主軸についておおまかに。

・繰り返す夢は次第に輪郭を帯びていく。男と女は誰なのか、正夢か悪夢か。それとも?
・主人公は転生をする前の人生の記憶がなく、また    これはお察しかもしれませんが、次第に揺るがない事実だと思っていた己が『転生者』という事実の真偽さえも朧になっていきます。
・自らの記憶と、また学園ものですので学園で起こる事件や騒動など、それらがひとつに収束するようプロットを立てています。
・キトンブルーがキーワードです

上記の回答(キトンブルー(仮題)の返信)

投稿者 silica : 0 投稿日時:

こんにちは、silicaと言います。
取り敢えず思ったことを端的に。
タイトルに関しては今のままでも良いんじゃないかな、と思います。というより案がないのです。
プロローグの中身に関しては、面白そうだと思います。その上で、作者には幾つかの選択肢があります。今のプロローグは、(少々表現が過多なのを除けば)、小説としては面白そうな代物になっていると思います。テンプレを採用しつつも盛大に外しており、作者の色も出てきています。ただし、これはネットで読むには不向きかな、と思います。この文体を冒頭にポン置きすると、ライトな話を求めている人は逃げるかと。
なので、文体と表現をライトノベルに寄せて、キャッチーにするか、このままの方向にするかは考えた方が良いかと思います。
私の場合、このプロローグで読み続けるかは、その日の気分次第になってしまいますね。なんか面倒なことがあった日には多分逃げます。

スレッド: キトンブルー(仮題)

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