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>ご意見ありがとうございます。ドラコンです。福地寺と政府の思考は、もう少し煮詰まったら、後日、追記してみます。

最初は気が乗らないかもしれませんが、真剣に考え出すときっと楽しいと思いますよ。教主が決まったら今回の舞台の支部長(これこそ使い捨ての可哀想な人、名無しかもしれませんね)を決めることになるかもしれません。だいたいでいいので、どの程度教団や教主の考えに従順に従っているのか、だけ決めておけばうまく動かせるんじゃないのかな。
組織ってのはどうしても上から都合を決めないといけないので、トップを考えるほうがまだ楽です。

>おっしゃる通り、「科挙落第者」は油断できないですね。事によっては、政府側(忠元)よりも頭がキレる信者がいてもおかしくないですね。柔軟な発想ができる分、融通が利かない官吏よりも優秀かもしれません

 面白い話を聞かせてもらってありがとうございます……なんとなくTVでやってる東大王VS芸能人とかイメージしてしまった。確か東大受験の勉強をしていたオードリーの春日が粘って東大チームの勝利を阻止してたりしてるんですよね。
林先生も「東大生は情報処理能力には長けているけど、他の分野で苦手なことを自覚してないことがある」とか言ってたなー。現状では少子化で東大生のレベルも下がってるらしいですけど。

>一方、薔裴が福地寺を嫌がっているのは、「人間」として見られず、「人形」扱いされていることを本能的に感じ取ったからです。

そうやって薔裴のキャラを決めていくのもいいと思いますけど、母親の「男児埋めないコンプレックス」も娘にとっては結構な心の傷になっていたりもするので、諸事情を付加していけば自然に性格ができていくだろうと思います。

あと、踊り子としての才能から彼女の性格を推測することもできます。踊り手というのは若いころのほうが有利な身体能力と、年を重ねたほうが有利な表現力とのバランスのジレンマがあるらしいです。幽霊皇后は25~6歳っていうとそのバランスの絶頂期に死んでることになる。一方で薔裴は12歳ということで、どうしてもやや身体能力より。おそらく世間からの評価は「その歳にしては表現力が高い」。

そこから推測される性格は「精神年齢は高め」「多感」「物語の世界に没入するのが好き」「リアルで悩みを持っている場合、現実逃避の手段でもある」「意外と負けず嫌い」等々。おそらく幽霊皇后は噂と年齢だけである程度判断でき、実際に会い普段とのギャップでまたある程度判断でき、さらにその踊りを見ることでほぼ大抵の彼女を理解できると思う。で、お約束として他のジャンルに比べ恋愛ものの表現がやや未熟という。何かの参考になるようでしたらご利用ください。

>福地寺自体、学術・文化の保護者を目指しているので、教主の収集癖にはおおむね賛同しています。ただ、世間からはやり方が強引だったり、おバカだったりして、ひんしゅくや失笑を買っていますが。

頭がいいと違法すれすれのことをやってそうだから、法の網の目に引っ掛けること自体が難しそうですね……

最後に「銀鈴がいちばんやりそうな作戦無視」を考えてみましたが
忠元「証拠品の押収とかは公安がやりますからくれぐれも危険なことはしないでくださいねー」→銀鈴「私達のほうが奥に踏み込めそうだからなるべく奥まで行こう、ついでに証拠品の押収もしよう」→公安「ちょ、見失った(汗)」
このパターンがいちばんありそうな気がする……

罪状も「予定では軽度の器物損壊罪」→「結果的にはそれ以上の器物損壊罪」の可能性が……でも、あんまり銀鈴いじめは気が進まないなぁ。だってこの役、本来なら他のキャラがやるべきことだから。責任の所在をつきつめると変な感じになりそうな気もする。

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スレ主 ドラコン : 0 投稿日時:

 >hexaさん
 
 ご意見ありがとうございます。ドラコンです。

 まず踊り子ですが、『ドラクエ10』の踊り子をイメージしています。『ドラクエ10』の踊り子は、防具と武器の扇が武闘家(中国の武術家のイメージ)と共通なので、武術家の類型と考えています。そして、『ドラクエ10』では踊り子は、短剣二刀流で戦うことが多いので、くない(スコップ兼用のサバイバルナイフ)二刀流で戦う忍者の姿と重なります。実際、『ドラクエ10』の短剣は、敵を毒・眠り・マヒのいずれかの状態異常する→状態異常の敵に大ダメージを与える特技を使用の手順で戦っています。

 >頭がいいと違法すれすれのことをやってそうだから、法の網の目に引っ掛けること自体が難しそうですね……

 法解釈は、最高裁長官の忠元に分はありますが、あまり強引な解釈は、評判を落としますからね。伝家の宝刀の皇帝の、お墨付きや大逆罪・不敬罪を振りかざせば、強行突破も不可のではないんですが(そもそも「科挙ごっこ」をやっていること自体、皇帝の崇高な義務「科挙」を犯すもの)。

 >「銀鈴がいちばんやりそうな作戦無視」を考えてみましたが

 この箇所を拝読して、むしろ忠元が銀鈴をけしかける感じを思い付きまた。行きの列車内で、忠元が銀鈴に「勝手な行動はしないように」とクギを刺すものの、「福地寺支部内で事件が起きれば公安は踏み込める」だの「こうなれば良い」「ああなればいい」と作戦をおしゃべり。やるなと言われた銀鈴は、その通りに行動して、薔裴ともども公安に取っ捕まる感じです(もちろん、事前に根回し済み)。敵を欺くには、まず味方からですね。

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スレッド: 寿国演義 お転婆皇后と幽霊皇后 出会いは地下牢、その後は砂漠の汽車旅

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 >hexaさん
 
 ご意見ありがとうございます。ドラコンです。

 まず踊り子ですが、『ドラクエ10』の踊り子をイメージしています。『ドラクエ10』の踊り子は、防具と武器の扇が武闘家(中国の武術家のイメージ)と共通なので、武術家の類型と考えています。そして、『ドラクエ10』では踊り子は、短剣二刀流で戦うことが多いので、くない(スコップ兼用のサバイバルナイフ)二刀流で戦う忍者の姿と重なります。実際、『ドラクエ10』の短剣は、敵を毒・眠り・マヒのいずれかの状態異常する→状態異常の敵に大ダメージを与える特技を使用の手順で戦っています。

 >頭がいいと違法すれすれのことをやってそうだから、法の網の目に引っ掛けること自体が難しそうですね……

 法解釈は、最高裁長官の忠元に分はありますが、あまり強引な解釈は、評判を落としますからね。伝家の宝刀の皇帝の、お墨付きや大逆罪・不敬罪を振りかざせば、強行突破も不可のではないんですが(そもそも「科挙ごっこ」をやっていること自体、皇帝の崇高な義務「科挙」を犯すもの)。

 >「銀鈴がいちばんやりそうな作戦無視」を考えてみましたが

 この箇所を拝読して、むしろ忠元が銀鈴をけしかける感じを思い付きまた。行きの列車内で、忠元が銀鈴に「勝手な行動はしないように」とクギを刺すものの、「福地寺支部内で事件が起きれば公安は踏み込める」だの「こうなれば良い」「ああなればいい」と作戦をおしゃべり。やるなと言われた銀鈴は、その通りに行動して、薔裴ともども公安に取っ捕まる感じです(もちろん、事前に根回し済み)。敵を欺くには、まず味方からですね。

上記の返信(リンク先訂正ですの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

>まず踊り子ですが、『ドラクエ10』の踊り子をイメージしています。

なんかいきなりゲーム調になったね……扇はいいけど、中国剣舞は刀身長めの剣のほうが一般的だよ。実際、長めの剣でないと踊った時に見栄えしないんだ。あとは、扇を畳んだ状態で殴るとか。首筋一撃で気絶もいけるのでは。

>法解釈は、最高裁長官の忠元に分はありますが、あまり強引な解釈は、評判を落としますからね。伝家の宝刀の皇帝の、お墨付きや大逆罪・不敬罪を振りかざせば、強行突破も不可のではないんですが(そもそも「科挙ごっこ」をやっていること自体、皇帝の崇高な義務「科挙」を犯すもの)。

そうなんだけど、この支部だけを狙って潰すには、やっぱり何かしら理由が必要な気がしている。この地域の訴えが特に多いとか、ここの支部長がいちばん隙がありそうとか。

まあでも本音は母娘の保護で、そのための建前ですからね。単に見せしめの一例として、事件の処理後、総本山にも警告を出して「あんまりあこぎな商法は控えるように」って伝えるのが妥当なのでは。

>この箇所を拝読して、むしろ忠元が銀鈴をけしかける感じを思い付きまた。行きの列車内で、忠元が銀鈴に「勝手な行動はしないように」とクギを刺すものの、「福地寺支部内で事件が起きれば公安は踏み込める」だの「こうなれば良い」「ああなればいい」と作戦をおしゃべり。やるなと言われた銀鈴は、その通りに行動して、薔裴ともども公安に取っ捕まる感じです(もちろん、事前に根回し済み)。敵を欺くには、まず味方からですね。

こらこら「危険なことはしないでくださいねー(そう言ってもやるんだろうなー)」は予想の範疇だろうけど、仮にも一国の皇后をけしかけちゃいかん……

むしろ銀鈴のほうがわかってて乗りそうだよ、頭いい子なら。どう考えたって12歳と14歳の女の子の組み合わせは、いちばん相手が油断しやすい組み合わせだ。銀鈴がちゃんとした配下の駒の思考でいけば、危険を承知でできるとこまでギリギリやりたいだろうと思う(問題は一国の皇后が駒の思考で動いちゃいけないってとこにあるけれど)。

薔裴「いいの?判事さんああ言ってたけど」銀鈴「そりゃ忠元の立場ならああ言うしかないでしょ、それと私がどう動くかは別」薔裴「じゃあ私も手伝う」こんな感じかな、薔裴も芯の強そうな子だから。

そういうわけなので、支部長とのやりとりも詳細を考えようとすると、使い捨てのキャラであってもしっかり設定せざるを得なくなっていくんですよ……
だから軽度の器物破損だと「まあまあ、お嬢さんがた落ち着きなさい」となりそうなので(ダメだ、もっと大きな騒ぎ起こさないと)ということでエスカレートすることに……

だから忠元的には「やることまでは予測済みだったけど、ここまで派手にやるとは思わなかった」という意味でのお仕置きタイムになるのでは。この展開だと薔裴もけっこうなお仕置きを受けそうだけど(彼女からみれば刑罰に差があるのは納得いかないと言い出しそう)、そのほうが仲良くなれた実感が湧くんじゃないかとも思う。

あんまり銀鈴イビリばっかりに気をとられてないで……そうなるように仕向けて罰まで与えるって、それは悪役のやることだから。判決のバランス感覚がおかしい判事ってけっこう嫌。

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>まず踊り子ですが、『ドラクエ10』の踊り子をイメージしています。

なんかいきなりゲーム調になったね……扇はいいけど、中国剣舞は刀身長めの剣のほうが一般的だよ。実際、長めの剣でないと踊った時に見栄えしないんだ。あとは、扇を畳んだ状態で殴るとか。首筋一撃で気絶もいけるのでは。

>法解釈は、最高裁長官の忠元に分はありますが、あまり強引な解釈は、評判を落としますからね。伝家の宝刀の皇帝の、お墨付きや大逆罪・不敬罪を振りかざせば、強行突破も不可のではないんですが(そもそも「科挙ごっこ」をやっていること自体、皇帝の崇高な義務「科挙」を犯すもの)。

そうなんだけど、この支部だけを狙って潰すには、やっぱり何かしら理由が必要な気がしている。この地域の訴えが特に多いとか、ここの支部長がいちばん隙がありそうとか。

まあでも本音は母娘の保護で、そのための建前ですからね。単に見せしめの一例として、事件の処理後、総本山にも警告を出して「あんまりあこぎな商法は控えるように」って伝えるのが妥当なのでは。

>この箇所を拝読して、むしろ忠元が銀鈴をけしかける感じを思い付きまた。行きの列車内で、忠元が銀鈴に「勝手な行動はしないように」とクギを刺すものの、「福地寺支部内で事件が起きれば公安は踏み込める」だの「こうなれば良い」「ああなればいい」と作戦をおしゃべり。やるなと言われた銀鈴は、その通りに行動して、薔裴ともども公安に取っ捕まる感じです(もちろん、事前に根回し済み)。敵を欺くには、まず味方からですね。

こらこら「危険なことはしないでくださいねー(そう言ってもやるんだろうなー)」は予想の範疇だろうけど、仮にも一国の皇后をけしかけちゃいかん……

むしろ銀鈴のほうがわかってて乗りそうだよ、頭いい子なら。どう考えたって12歳と14歳の女の子の組み合わせは、いちばん相手が油断しやすい組み合わせだ。銀鈴がちゃんとした配下の駒の思考でいけば、危険を承知でできるとこまでギリギリやりたいだろうと思う(問題は一国の皇后が駒の思考で動いちゃいけないってとこにあるけれど)。

薔裴「いいの?判事さんああ言ってたけど」銀鈴「そりゃ忠元の立場ならああ言うしかないでしょ、それと私がどう動くかは別」薔裴「じゃあ私も手伝う」こんな感じかな、薔裴も芯の強そうな子だから。

そういうわけなので、支部長とのやりとりも詳細を考えようとすると、使い捨てのキャラであってもしっかり設定せざるを得なくなっていくんですよ……
だから軽度の器物破損だと「まあまあ、お嬢さんがた落ち着きなさい」となりそうなので(ダメだ、もっと大きな騒ぎ起こさないと)ということでエスカレートすることに……

だから忠元的には「やることまでは予測済みだったけど、ここまで派手にやるとは思わなかった」という意味でのお仕置きタイムになるのでは。この展開だと薔裴もけっこうなお仕置きを受けそうだけど(彼女からみれば刑罰に差があるのは納得いかないと言い出しそう)、そのほうが仲良くなれた実感が湧くんじゃないかとも思う。

あんまり銀鈴イビリばっかりに気をとられてないで……そうなるように仕向けて罰まで与えるって、それは悪役のやることだから。判決のバランス感覚がおかしい判事ってけっこう嫌。

上記の返信(リンク先訂正ですの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 ドラコン : 0 投稿日時:

 >hexaさん

 ご意見ありがとうございます。ドラコンです。

 >扇を畳んだ状態で殴るとか。首筋一撃で気絶もいけるのでは。

 おっしゃる通りですね。当然これは考えていました。忠元や銀玲に持たせる護身用の武器は、扇で、と考えています。『真・三國無双8』の大喬・小喬の得意武器も扇ですし。仙術あり、の世界ですから、見た目と重さは竹、強度は鋼、普段は普通の大きで、武器として使う時は大きくなる、という感じです。

 >むしろ銀鈴のほうがわかってて乗りそうだよ、頭いい子なら。どう考えたって12歳と14歳の女の子の組み合わせは、いちばん相手が油断しやすい組み合わせだ。銀鈴がちゃんとした配下の駒の思考でいけば、危険を承知でできるとこまでギリギリやりたいだろうと思う(問題は一国の皇后が駒の思考で動いちゃいけないってとこにあるけれど)。

 銀鈴の性格からすると、自分から積極的に「わたしが事件を起こすから、後よろしく」と言ってきますね。忠元も、一応は止めるが、止められぬのは分かっているので、関係者に根回しして、やらせてしまいますね。

 >薔裴「いいの?判事さんああ言ってたけど」銀鈴「そりゃ忠元の立場ならああ言うしかないでしょ、それと私がどう動くかは別」薔裴「じゃあ私も手伝う」こんな感じかな、薔裴も芯の強そうな子だから。

 ご意見では、銀鈴の福地寺支部潜入前に、銀鈴と薔裴は仲良くなっている上、銀鈴は正体(皇后)を明かしていることが前提と拝察しています。元の構想では、銀鈴と薔裴は、銀鈴の福地寺支部潜入前に一応は接触してはいます。ですが、本格的に仲良くなるのは、銀鈴が福地寺支部で事件を起こして、薔裴もそれに巻き込まれて、二人そろって公安に逮捕され、同じ牢に入れられてから、と考えています。牢慣れしている銀玲に、薔裴がなつく、と感じです。そこで、銀鈴は薔裴から、薔裴の母・絹翠の福地寺脱会説得を依頼される、でした。

『暴れん坊将軍』だと、悪役と主人公の徳川吉宗は、事前に正式に対面していますね。これと同じく、銀鈴と薔裴はあらかじめ正式に対面(薔裴は銀鈴の顔と身分を知っている)させたほうが良いのでしょうか。

 列車内の食堂車が、銀鈴・薔裴の初対面の場とすると、銀鈴の身分(皇后)を薔裴に、どのタイミング・形で明かすかを迷いますよ。

 >あんまり銀鈴イビリばっかりに気をとられてないで……そうなるように仕向けて罰まで与えるって、それは悪役のやることだから。判決のバランス感覚がおかしい判事ってけっこう嫌。

 銀玲へのお仕置きは、未決勾留の期間がそれなりあるわけですから、最終的には板の間に正座させて、説教して終わり、ですね。

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 >hexaさん

 ご意見ありがとうございます。ドラコンです。

 >扇を畳んだ状態で殴るとか。首筋一撃で気絶もいけるのでは。

 おっしゃる通りですね。当然これは考えていました。忠元や銀玲に持たせる護身用の武器は、扇で、と考えています。『真・三國無双8』の大喬・小喬の得意武器も扇ですし。仙術あり、の世界ですから、見た目と重さは竹、強度は鋼、普段は普通の大きで、武器として使う時は大きくなる、という感じです。

 >むしろ銀鈴のほうがわかってて乗りそうだよ、頭いい子なら。どう考えたって12歳と14歳の女の子の組み合わせは、いちばん相手が油断しやすい組み合わせだ。銀鈴がちゃんとした配下の駒の思考でいけば、危険を承知でできるとこまでギリギリやりたいだろうと思う(問題は一国の皇后が駒の思考で動いちゃいけないってとこにあるけれど)。

 銀鈴の性格からすると、自分から積極的に「わたしが事件を起こすから、後よろしく」と言ってきますね。忠元も、一応は止めるが、止められぬのは分かっているので、関係者に根回しして、やらせてしまいますね。

 >薔裴「いいの?判事さんああ言ってたけど」銀鈴「そりゃ忠元の立場ならああ言うしかないでしょ、それと私がどう動くかは別」薔裴「じゃあ私も手伝う」こんな感じかな、薔裴も芯の強そうな子だから。

 ご意見では、銀鈴の福地寺支部潜入前に、銀鈴と薔裴は仲良くなっている上、銀鈴は正体(皇后)を明かしていることが前提と拝察しています。元の構想では、銀鈴と薔裴は、銀鈴の福地寺支部潜入前に一応は接触してはいます。ですが、本格的に仲良くなるのは、銀鈴が福地寺支部で事件を起こして、薔裴もそれに巻き込まれて、二人そろって公安に逮捕され、同じ牢に入れられてから、と考えています。牢慣れしている銀玲に、薔裴がなつく、と感じです。そこで、銀鈴は薔裴から、薔裴の母・絹翠の福地寺脱会説得を依頼される、でした。

『暴れん坊将軍』だと、悪役と主人公の徳川吉宗は、事前に正式に対面していますね。これと同じく、銀鈴と薔裴はあらかじめ正式に対面(薔裴は銀鈴の顔と身分を知っている)させたほうが良いのでしょうか。

 列車内の食堂車が、銀鈴・薔裴の初対面の場とすると、銀鈴の身分(皇后)を薔裴に、どのタイミング・形で明かすかを迷いますよ。

 >あんまり銀鈴イビリばっかりに気をとられてないで……そうなるように仕向けて罰まで与えるって、それは悪役のやることだから。判決のバランス感覚がおかしい判事ってけっこう嫌。

 銀玲へのお仕置きは、未決勾留の期間がそれなりあるわけですから、最終的には板の間に正座させて、説教して終わり、ですね。

上記の返信(リンク先訂正ですの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

>仙術あり、の世界ですから、見た目と重さは竹、強度は鋼、普段は普通の大きで、武器として使う時は大きくなる、という感じです。

やっぱり仙術ありの世界なのか……その前にいちおう確認しておくけど、ゲームの装備制限ってのは他クラスとのバランスを考慮しているだけであって、実際の中国の武闘家は戦士レベルの武器使うのが普通ですから。短剣を使う踊り子のイメージも、どちらかというと中東のジャンビーヤ(先が反りかえっているやつですね)だったりするし。

忍者は言わずもがな日本だろうけど、盗賊とか暗殺者はアサシンのイメージだとやっぱり武器はジャンビーヤだったりする。鳥山明氏のキャラデザインは元のルーツがわかる素敵なものでとても好きではありますが、それだけに異文化ごった混ぜなので少し注意してね。
中国だと匕首(ひしゅ)になるかもしれませんが、リーチが変わらないのであれば扇でもあまり差は出ない気がしている。

そもそも忍者・盗賊・暗殺者が短剣を使うのは、暗器として隠し持つことができるのが短剣サイズでないと無理だという理由からなので、踊り子の本来の職種と主旨が違ってくることに注意してほしい。護身用であれば別に持っていても構わないと思うけど。

>ご意見では、銀鈴の福地寺支部潜入前に、銀鈴と薔裴は仲良くなっている上、銀鈴は正体(皇后)を明かしていることが前提と拝察しています。

そうですね、会話形式のほうがわかりやすいのでついノリでああ書いてしまいましたが、あの会話のポイントは「忠元の立場だとああ言うしかない」という部分ですね。それを銀鈴が自覚していることが地の文でわかっていれば表現はどんな形でもよいと思います。

どこまで仲良くなっているか、の前に潜入の条件を思い浮かべて少々見落としていたことがありますが、入信の際はあまりに低年齢の未成年だけでの受付はおそらく受けてくれない可能性がある。(オウムは大学生の勧誘もしていたようですが……)
なので銀鈴の他にどなたか保護者役が必要になるのでは……ということでどうですかね、忠元がパパ役というのは。秋水がママ役は体格的にいけるかなと思ったのですが、外見が全く違うようで無理そうですし。

あとは教団支部の内部構造により、となるのでそれまでどれだけ事前情報を集めていられるか、の度合いによりどの程度まで内部協力者が必要か、ということになり、それで母娘にどの程度まで打ち明ける必要があるかも決まってくると思う。ただ女性陣が先に話をしていれば、母親のほうにあまり詳しく打ち明けないほうがよさそうな雰囲気がわかると思うので、銀鈴と薔裴だけで少し話ができるような機会があればと思っている。例えば「何かいい土産はないか一緒に見てほしい」と言って薔裴を少し借りますねーとかね。

……というか、今この「土産」という単語を書いて気がつきましたが、旅行中なのが向こうに知られている時点でわざわざこの支部に誘う理由がないですね。ということはやはりしっかり事情を話したほうがいいと思う。(←この矛盾に誰も気づかず薔裴が気づいて銀鈴に問いかける、ということで彼女の全面協力を得られるようにとりつけるのがいいと思う。母親のほうは頭おかしくなっていて気づかなさそうだ。)皇后の身分まで明かすかどうかはどっちでもいいと思うけど、一件落着の後でもいいかと思う。

そして潜入後に子供組の暴走が始まるというわけですよ……

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>仙術あり、の世界ですから、見た目と重さは竹、強度は鋼、普段は普通の大きで、武器として使う時は大きくなる、という感じです。

やっぱり仙術ありの世界なのか……その前にいちおう確認しておくけど、ゲームの装備制限ってのは他クラスとのバランスを考慮しているだけであって、実際の中国の武闘家は戦士レベルの武器使うのが普通ですから。短剣を使う踊り子のイメージも、どちらかというと中東のジャンビーヤ(先が反りかえっているやつですね)だったりするし。

忍者は言わずもがな日本だろうけど、盗賊とか暗殺者はアサシンのイメージだとやっぱり武器はジャンビーヤだったりする。鳥山明氏のキャラデザインは元のルーツがわかる素敵なものでとても好きではありますが、それだけに異文化ごった混ぜなので少し注意してね。
中国だと匕首(ひしゅ)になるかもしれませんが、リーチが変わらないのであれば扇でもあまり差は出ない気がしている。

そもそも忍者・盗賊・暗殺者が短剣を使うのは、暗器として隠し持つことができるのが短剣サイズでないと無理だという理由からなので、踊り子の本来の職種と主旨が違ってくることに注意してほしい。護身用であれば別に持っていても構わないと思うけど。

>ご意見では、銀鈴の福地寺支部潜入前に、銀鈴と薔裴は仲良くなっている上、銀鈴は正体(皇后)を明かしていることが前提と拝察しています。

そうですね、会話形式のほうがわかりやすいのでついノリでああ書いてしまいましたが、あの会話のポイントは「忠元の立場だとああ言うしかない」という部分ですね。それを銀鈴が自覚していることが地の文でわかっていれば表現はどんな形でもよいと思います。

どこまで仲良くなっているか、の前に潜入の条件を思い浮かべて少々見落としていたことがありますが、入信の際はあまりに低年齢の未成年だけでの受付はおそらく受けてくれない可能性がある。(オウムは大学生の勧誘もしていたようですが……)
なので銀鈴の他にどなたか保護者役が必要になるのでは……ということでどうですかね、忠元がパパ役というのは。秋水がママ役は体格的にいけるかなと思ったのですが、外見が全く違うようで無理そうですし。

あとは教団支部の内部構造により、となるのでそれまでどれだけ事前情報を集めていられるか、の度合いによりどの程度まで内部協力者が必要か、ということになり、それで母娘にどの程度まで打ち明ける必要があるかも決まってくると思う。ただ女性陣が先に話をしていれば、母親のほうにあまり詳しく打ち明けないほうがよさそうな雰囲気がわかると思うので、銀鈴と薔裴だけで少し話ができるような機会があればと思っている。例えば「何かいい土産はないか一緒に見てほしい」と言って薔裴を少し借りますねーとかね。

……というか、今この「土産」という単語を書いて気がつきましたが、旅行中なのが向こうに知られている時点でわざわざこの支部に誘う理由がないですね。ということはやはりしっかり事情を話したほうがいいと思う。(←この矛盾に誰も気づかず薔裴が気づいて銀鈴に問いかける、ということで彼女の全面協力を得られるようにとりつけるのがいいと思う。母親のほうは頭おかしくなっていて気づかなさそうだ。)皇后の身分まで明かすかどうかはどっちでもいいと思うけど、一件落着の後でもいいかと思う。

そして潜入後に子供組の暴走が始まるというわけですよ……

上記の返信(リンク先訂正ですの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 ドラコン : 0 投稿日時:

 >hexaさん

 ご意見ありがとうございます。ドラコンです。

 まず、武器関係ですが、手元に中国の武器・武術に関する資料はありますので、ご心配には及びません。例えとして分かりやすいように、ゲームの例を出したまです。

 >やっぱり仙術ありの世界なのか……

 プロローグのほうでも、一応、懐中電灯や鏡を使ったテレビ電話程度の仙術道具は出しています。武器関係の仙術は、使う時だけ適切な大きさになって、使わぬ時はコンパクトになるという、主に収納関係です。後は、戦闘関係なら、雷を呼び出すお札ぐらいですか。仙術の発動は、原則道具が必要です。

 >なので銀鈴の他にどなたか保護者役が必要になるのでは……ということでどうですかね、忠元がパパ役というのは。秋水がママ役は体格的にいけるかなと思ったのですが、外見が全く違うようで無理そうですし。

 プロット本文にも書いたのですが、銀鈴の身分詐称は、「後宮厨房の下働き(宮女)」で、火昌へは「果物を買い付けに来た」ことにしようと考えてます。下手に、普通の町娘・村娘を装っても、後宮の話が出たり、忠元(判事見習の裁文と芳雲も含めて)と親しかったりすれば、怪しまれるに決まっていますから。
 
 あまり身分を伏せた感じではないのですが、不自然な詐称をするよりは、まだ自然でしょうか。変装の極意いわく、「不自然な変装なら、やらないほうがマシ」。

 福地寺側も権力志向が強いですから、後宮関係者なら、子供でも取っ掛かりにはなりそうだから、取り敢えず確保しておこう、ぐらいの考えになってもおかしくはないでしょう。

 保護者役には、上司(主人)の女官(高等官)役として、芳雲を、と考えています。が、芳雲は十代で科挙に合格していますから、科挙コンプレックスの塊の福地寺なら、顔はともかく、名前ぐらいは知っているでしょうし。もっとも、芳雲は身分を詐称せず、「果物買い付け係」と詐称した銀玲と、日程が合ったので同じ列車で来た、でもいいんですがね。

 これも一応、プロット本文で書いたことです。火昌駅内公衆浴場で、風呂上がりでくつろいでいる銀玲と芳雲に、薔裴の母・絹翠が福地寺のパンフレットを渡してくるイメージはありました。娘の薔裴は、母が誰彼ともなく福地寺のパンフレットを配ることを嫌がっていますから、そこで銀鈴が声を掛けて二人が仲良くなる、という感じです。

 芳雲が身分を詐称しなければ、ここで銀鈴が薔裴に「判事見習の芳雲さんとは友だちだから」と言って、薔裴を芳雲のところへ誘導する展開でしょうか。

 さすがに福地寺支部を捜査に来た、とは言えませんが、「別件の捜査に来た」「皇帝から火昌王(薔裴の本家の当主)への贈り物(暑中見舞い?)を持って来た上司(忠元)にくっ付いてきた」など、適当なことを言ってごまかしておきます。

 >今この「土産」という単語を書いて気がつきましたが、旅行中なのが向こうに知られている時点でわざわざこの支部に誘う理由がないですね。

 中国の場合どうか知りませんけど、日本の場合、旅行の原風景の一つは伊勢詣でをはじめとする「寺社参詣」ですからね。現在では並行する東武線、近鉄線のほうに分がありますが、JR日光線、参宮線は日光東照宮、伊勢神宮への参拝目的で造られています。ですので、「せっかくいらしたのですから、お参りだけでも」と誘導するのは、あり得ますね(福地寺も150年ぐらいは歴史があるようにしておきます)。

 それに、新興宗教が奇抜な建物を建てるのはよくあることなので、支部自体がある意味「名所」になっていてもおかしくありません。

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バラバラ殺人事件に遭った平凡な主人公の身体が増殖していく事に思い悩みつつも、犯人を捜す不条理ホラーです。主人公が殺害された理由や事件の真相が明かされる場面に自信がありませんので、批評・改善案を書いて下さい。この他にも、気になる箇所があれば、指摘してほしいですが、必ず長所も一緒に書いて下さい。

上記の回答(僕がどんどん増えていくの返信)

投稿者 みりん : 0 投稿日時:

>主人公が殺害された理由
殺害の動機は、この話ではそれらしければ何でもいい気がします。
コナンを読んでいても、「え、そんなしょうもない理由で?」とか「ありがち」
というような動機で人が死んでいます。
コナンは、謎解きを楽しむということが面白ポイントだから、
犯人が殺人をおかした理由なんて何でもいいんだと思います。

>事件の真相が明かされる場面
>そして、遂に警察に小柳8がやって来た。彼は、頭部から再生した事から、自分が何故やられたかという記憶があった。
この場面でしょうか。
この場面が緊迫感に欠ける理由は、主人公(視点主)が何も行動をしていないのに
勝手に真実が歩いてやって来てくれるからです。
主人公が推理によって真実を導きだしたり、主人公が正しい選択をしたそのアクションの結果、真実が明るみになるような設計じゃないと面白くありません。
同じ理由で、クライマックスでも、組員の方から勝手に主人公に会いに来てくれているので、そこもいまいちだと思います。
何故かというと、「犯人を捜す不条理ホラー」というキャッチコピーの作品だから。
主人公が捜すというアクションをしないと看板通りと言えません。

気になった点は、「なんで増殖するんだろう?」という謎です。
この話は犯人が誰かを捜すことをテーマとされているようですが、
普通は殺したら再生するはずがないので、なんで主人公は再生するように
なったんだろう? という謎の方が気になってしまいました。
例えば、コナンみたいに、組織が研究していた薬を飲まされて、
あるいは注射されたせいで、スパイダーマンみたいに蜘蛛に噛まれて、など、
中盤くらいには理由がわかった方がいいと思いました。

他にも、私ならこうする、という案はありますが、
それを書いてしまっては押し付けになってしまいそうなのと、
創作の楽しいところを横取りしてしまうことになるので、今回はここまでにします。
私もいま、三幕構成を勉強しなおしているんですが、
どういう展開のさせ方をすれば面白くなるかわかって良いので、おすすめですよ。

スレッド: 僕がどんどん増えていく

カテゴリー: 一般文芸

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元記事:勇者歴10000年!(仮)

どうもはじめまして。バリバリの初心者です。これから投稿したい作品の一つを載せてみました。主に書いて欲しいのは「こうしたら良いよ」とか「こういう展開いいんじゃない」と言った内容ですがそれらの感想もいい経験になりますので是非描いてください。
 ジャンルは異世界ギャグファンタジーです。
ラスボスの設定がまだ決まってないので書いてくれたら嬉しいですね。
 第一章のテーマが『夢』である理由は「ジョジョ」の五部ジョルノ・ジョバーナの名言からきています。なのでこの一章に登場するキャラには必ず夢を持たせようと思っています。主人公もヒロインも仲間もそしてラスボスにも。
主人公達が四人なのは「このすば」から世界観もこのすば寄りです。
自分のストーリーはどうなのか気になって投稿しました。批評でも良いので返信お願いします!

上記の回答(勇者歴10000年!(仮)の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

まずは、あんま難しいことを考えず なろう っぽいファンタジーという妄想をぶつけているのが良いと思った。
特に込み入った設定などもないため読むに際して理解を要求するものではないから、状況を楽しみ登場人物の目的だけを追って読めばよい形になってる。頭からっぽにして場面場面が面白ければ楽しめるだろうから、行く先々でのトラブルやその解決が主な「物語」だろうと思う。

けれど、あらすじにある内容は状況説明がほとんどで、その物語のトラブルなどについては「ギャングの抗争に巻き込まれる」「ラスボスが同乗していて戦闘に」といった形で省略されていて、それらが「物語」として作られていない。
もちろんこれはあらすじであるから、省略していても良いだろうと思う。
けれど、ここまででこの内容にはいくつか別のトラブルが起こっている。
一つは「ヒロインが聖剣を抜けなかった問題」、一つは「奴隷少女が仲間に加入した問題」。
これらは問題としてあるけど、たぶん作者としてはそれをテーマにエピソードをまとめる気がなかったのか、あるいは問題(トラブル・話のネタ)があるということ自体に気がついていないのかな、と思った。
まず「ヒロインは聖剣が重くて抜けなかった」という問題があるのだから、これを解決ないし一段落させないと。
物語的には聖剣を抜いてヒロインが勇者として認められるとニホンへ旅することがなくなるから、「やっぱり聖剣は抜けなかった」というオチで小話をひとつエピソードにしなきゃね。

ここからは私の勝手な妄想を含む作成例でしかないけれど、あれこれ批評するより参考になるかなと思って書いてみる。
まず主人公とヒロインの心情としては、勇者と認められればおそらく生活面では安泰だしヒロインも一度は聖剣を抜こうとしてる以上は、抜けなかったね諦めようか、で簡単に終わるとは思えない。なら、「抜こうとしたら聖剣が折れてしまった」とか、これ以上聖剣を抜く挑戦が出来ない結果になってしまえば、いやがおうにも旅に出る結果になるから、ベターな展開かな。
とりあえず主人公とヒロインが再会してから、主人公としても「勇者」としての経験しかないから「ヒロインが勇者として認められること」が異世界で再会して真っ先に考える思考のはず。そうすれば生活はできるし戦闘以外ではヒロインは安全。戦闘面では元勇者の主人公が自分で出張ってヒロインに万が一がないよう守れば良い。
だから「もう一度聖剣に挑戦しよう」と提案する。そのためにはヒロインに筋力をつけてもらわなければならないし、それまでの生活をする必要もあるから「冒険者になるぞ」という流れになる。
そこで「奴隷少女を購入する」ということになる。

さて。
新キャラクターというのは、出せば良いわけではなくて、新キャラを出したならまず読者にそのキャラについて知ってもらう必要がある。
理屈を端折って結論だけを言うと、とにかく「新キャラで何か物語を作れば良い」。
それは1話~数話まるまるガッツリとしたエピソードでまとめても良いし、読者として読んでると気づかないくらいに小さく小ネタでまとめても良い。
第一章のテーマが「夢」なので、それに関連する要素で新キャラを使い物語を作ってみる。
例えば、「奴隷姫を自称する少女は貴族でも王族でもないことを認めながらも自分をお姫様だと思いこんでいて、絵本のように白馬の王子様が迎えに来てくれることを夢見てる」として、奴隷少女を買うことになって三人で初クエストに行くけれど、チームワークが上手くいかず奴隷少女はゴブリンに拐われてしまう。
助けに行かなきゃと慌てる主人公とヒロイン。
ところが奴隷少女本人は暴力や耐性には自信があったから、「あれ、これ王子様が助けてくれるっていう絶好のチャンスじゃね?」とか思ってワクワクする。
奴隷だからそのまま捨てられた可能性も考えながら、しばらくするとゴブリンたちが倒されていく気配がして、「王子様! きたこれ!」と期待するものの、いざ助けられると、助けてくれた相手は見知らぬハゲデブのおっさん冒険者だった。思わず奴隷少女は「チェンジ」とつぶやく。
主人公とは別のゴブリン退治を請け負ったチームに奴隷少女は助けられた。こうして主人公たちのもとに戻ってきた奴隷少女だけど、いつか王子様が来てくれることを夢見て、その日まで、買われた以上しょうがないから主人公たちの奴隷をすることになった。
……という感じの新キャラのエピソードを作っておけば、読者は奴隷少女を新しい仲間だと認識してくれるので、これはただの例だけど、何かしら新キャラのエピソードを作ってやったほうが良いでしょう。

で。
本筋はいまのとこ「ヒロインがもう一度聖剣に挑戦する」ということ(これも私が即興で考えただけの適当な例なので、あくまで参考例です)。
「ヒロインが冒険者として活動してる」という印象と「ちゃんと鍛えてる」という印象を出すために「冒険者」として行動させなきゃいけない。
けれど、それは先の「奴隷少女のエピソード」で兼用されて、ちゃんと冒険者としての描写はできてるから、主人公がヒロインを鍛えてるっぽいシーンをいくつか書けば問題ないでしょう。
不足だと思うなら「ムサシ」の登場エピソードもここでやってしまって、「ニホン」というワードを出して後の展開の布石としておくのも良いと思う。
そうして「冒険者として一応生活できるくらいになったヒロイン」がもう一度聖剣に挑戦し、聖剣を引き抜くことに成功する。
やったな、とヒロインを褒める主人公だけど、ふと、そういや聖剣に見覚えがあることに気がついた。
そして主人公が聖剣に触れると、聖剣はバグってポッキリと折れてしまった。
今生では勇者ではない主人公だけど、元勇者という事実が、しかし勇者は二人も存在しない、でもヒロインも勇者である。あり得ないことに勇者が二人いるから、ありえないことに聖剣が物理的に2つになった。結果、真っ二つに折れた。
「ヒロインが勇者と認められて生活安泰、危険からは主人公が守る」という当初の計画が全て流れてしまい、そんなときにムサシの言葉を思い出して、ニホンへと向かうことにした。
……と、こんな感じかな。

とりあえず「ヒロインが聖剣を抜けなかった問題」はこれで一段落して解決した。「奴隷少女が仲間として加入した問題」は本筋の「聖剣に再挑戦」の道中で奴隷少女のエピソードを加えたことでキャラを知ってもらえたと考えるので解決した。
その後の展開は、「飛空艇のチケットを入手」が小目的になって、そこで巻き起こるトラブルが「勇者を名乗ったことが原因でギャングの抗争に巻き込まれる」という展開だろう。
で、これはあくまで「飛空艇のチケットを入手」という小目的を果たす過程でのトラブルなので、言い換えると「チケット入手の障害としてギャングの抗争」があるので、結論として「ギャングの抗争を解決したからチケットが入手できた」となる必要がある。
まあ、「チケット入手」ではなく「抗争が原因で飛空艇が飛べない」とかにしたほうがスマートかもしれないが。

初心者とのことなのであんまり気にせず妄想爆発させて情熱だけで書いたほうが良い結果になると思う。

最後に。
ここまで書いたこと、また私の作例などは、あくまで例なので「こうした方が良い」って話じゃないのを理解してください。
例えば、私は「ヒロインが聖剣を抜けなかった問題」として、これを第一章の本筋に据えて「聖剣に再挑戦する」というラストそして「抜けたけど折れた」というオチで第一章をまとめました。
けど、これにはミスがあります。
スレ主さんは第一章のテーマとして「夢」があると書かれていますが、私はその「夢」というテーマの回収を無視して「聖剣に再挑戦」でまとめてオチにしちゃいました。
道中の「新キャラのエピソード追加」では多少は意識して「夢」にからめたエピソードを作ったつもりですが、第一章の本筋では無視してます。
本当なら「夢」に絡めて組み立てなきゃテーマを回収できないので、「夢」をテーマにした物語としては大きな失敗であります。
ただ、作例や考え方として間違ってるつもりはないので、繰り返し、これはただの例であって参考でしかないよ、と念押ししておきます。
ちなみに気が付いたかもしれないけど一応指摘しておくと、これはスレ主さんも出来てないことで、「夢」がテーマだと書いておきながら第一章は「夢」どころかまとまってすらいない状態です。
そこに私の作例で、とりあえず「物語としてまとめる」という事を知ってもらって、その上で自分のテーマを込めてまとめることが出来るかな、と。

スレッド: 勇者歴10000年!(仮)

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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元記事:超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

ごぶさたしています。新作が形になって来ました。良い点や悪い点、改善案を教えていただけると幸いです。

上記の回答(超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

まずは、よくあると言っては失礼かもしれないけど、よく見かける なろうファンタジー だと思った。
ひと目みただけで書きたいものの雰囲気がわかるのは良いことだと思います。
物語の「面白いところ」がちゃんとあるのも素晴らしい。作者のやりたいことが先行してなかなか明確には用意できてなかったりするけど、ちゃんと読者が追うべきストーリーがある、追えるものがあるというのは普通の事だと思われがちだけど作り手側としてやれるのは凄いです。
キャラクターの設定もそれぞれが主人公と衝突を生むような設定をしていて、キャラを立たせやすい要素が込められてると思う。

けれど一方で、物語の流れは説明不足で、ところどころでハテナと思う。
大きなケーキを盗むくだりとか(展開に脈略がない。金が全てではないという思想だから窃盗したのかな)、女神が何故か他所の国のイチ領主の重税に困っていたりとか(女神が気にするような事かな?)、貴族の少年に「屋敷に戻してやる」と言われて何故か主人公は同行を許してる(主人公は屋敷に戻りたいの? そうは見えないけども)、そしてそのまま貴族の少年は死んでフェードアウトしてしまうのでそもそも貴族の少年自体が不要になってくる展開。
古代文字アイテムを集めることが旅の目的となるので、これは省略できない大事なことのはずだけど古代文字アイテムが何なのか一切語られていない。

オチは主人公が勇者の記憶を取り戻して、記憶を封印した悪者を倒して終わり。
つまり主人公が「記憶を取り戻していくこと」がこの物語の主旨で、そこに「古代文字アイテム」が関係してくるはずと思うんだけど、
ついでに「女神に与えられた武器」もまたそれなりに重要な要素のはずなんだけど、
それらの単語が出てくるだけで関連性が一切ないので、要素がバラバラで整えられてない印象。

この物語の面白さは「主人公が勇者の記憶を取り戻していくところ」だと感じたのだけど、そこに集中できてない感じがすごいある。
失礼ながら、たぶん作者自身、コレが面白味であるってことに気がついてないんじゃないか、という感じでした。

なので、とりあえず私が何故「記憶を取り戻していくところ」が面白味だと感じたか、ですが。
最初は、主人公は屋敷を追い出されて生きてく(狩りをする・生活費を稼ぐ)ために力を欲したわけだけど、それが女神と出会うことで前世の一部の記憶を思い出し戦うための動機を得る。ようは力を欲する理由が「生きてくため」から「平和と平等のため」に変化してる。
主人公が本格的に旅に出るトリガーが引かれたわけだけど、その原因になってるのが「勇者の記憶の一部を取り戻した」ため。
旅に出るという物語本編が始まる切っ掛けになってる重要な要素が「記憶を取り戻す」という行為なので、
そして同時にラストは「記憶を封印した黒幕を倒す」と、ラストもまた「記憶」に関係することで、
物語の本筋に関係する重要なターニングポイントで「記憶」が関係しており、どう考えてもコレをどう面白くしていくかがこの作品の面白さを左右する展開になってる。
なので、私は「主人公が記憶を取り戻していくところ」がこの作品の面白味だと感じた。

こういう「面白味」が用意できてること自体は素晴らしいし、物語にも利用できている(物語の切っ掛け、ラストの展開など)のだけど、いまいち面白味を押し出せていない。
そもそも女神が勇者の記憶の一部を戻せるなら、女神がもっと頑張りゃ主人公は旅に出る必要はないわけで。
すると、それが出来ない理由が旅をする理由であり、そこもやはり「記憶」に絡めるべきだから、例えば「主人公は孤児院のときから唯一ブローチを持っていた」「それは肉親の手掛かりだと思っていたけど、女神と出会い古代文字アイテムだと知る」「女神は古代文字アイテムを開放すると、主人公は記憶の一部を取り戻した」「女神は古代文字アイテムの力を開放できる武器を主人公に授け、別の古代文字アイテムを入手すれば記憶を少しずつ戻せると言った」とか。
記憶を取り戻せば勇者だった頃の剣技なども戻ってくるから、エンタメ的にはパワーアップアイテムとして機能するし、この「記憶を取り戻す」という行為自体をもっと面白い楽しいものにしなきゃ面白味を押し出せないと思う。

指摘する機会を逃した感があるけど、ぶっちゃけ「万能アンカー」というのも武器の形状が想像しにくいし、説明だけでは何なのかわからない。
>これがあれば強敵とも戦えるから狩りをしてお金を貯められる、
とあるので、なんか凄い武器なんだろう、ということはわかるが、それだけで何なのかはわからない。
ようは鎖のロープみたいなものだと思うけど、「万能アンカー」と言う以上はその役目の本質は「アンカー」であって武器じゃないよね。武器として使ってるだけで。
チェーンアンカーってのは言ってしまえば船の錨と鎖のことだし。
すると、「万能アンカー」ってのは「何でも繋ぎ止めることができるアイテム」という意味だと思うけど、たぶん、スレ主さんはハンターハンターのクラピカとか鎖を武器にするキャラクターを想像したんじゃないかな、と感じる。
それとも「川で再会した女神」からもらった武器だから「船に関わるアイテム」なのであって、何か意味がちゃんとあるのかな。そこはわからないけれども。

他の作品を見てみると、例えば「万能農具」なんてのがあるけど、これはあくまで本筋は街を作ることで「何でも出来る農具で畑作ったりいろいろする」って話で、あくまで「農具」の体は保ってる(と思う)。
あるはい「万能スキル」とか「万能魔力」とか「万能職」とかっていう「万能◯◯」はよくあるけど、そもそもこれらは「スキル」とか「魔力」とか「職」とかそれ自体が如何ようにも解釈できる万能ワードなので、文字通り万能で何でもやってると思う。
けどスレ主さんの場合は「アンカー」なので、あくまで「アンカー」の体は持たないと 関係ねえ状態 になっちゃうと思う。
いろいろ考えられたものと思うけど、ただの武器として使うだけの予定であるなら変更したほうが良いと私は判断するかな。
タイトルにもなってるけど、でも上で解説したようにこの作品の面白味は「主人公の記憶が戻ってくるところ」になっちゃってると思うし、少なくとも現状で「万能アンカー」の「アンカー」っぽさは無いし
>3人で洞窟に行くが案の定敵がいたが、ここでアンカーを初めて使い撃退する。
とあるけど、「撃退する」というだけで活躍してない、つまり目立ってない。「アンカー」らしさで魅力を押し出せてるものではない。
まあ、アンカーチェーンには「絆」という意味もあるらしいから、なんとなくこの主人公に向いてる武器ではあるなーとは感じる。
でも、あくまで「アンカー」という道具の枠内で「万能」って体で考えないとダメじゃないかな。
武器じゃないし、貴族の少年が見て「その武器の力で~」とか言うようなものじゃないと思う。
むしろ「おまえ陸地で錨なんて持ってんのか? バカじゃねえのw」って笑われるようなモノじゃないのかな。

ちょっと長くなりすぎたんで、このへんで。

スレッド: 超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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