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元記事:超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信

こんにちは、プロットにエネルギーを使いすぎてもよくないので連載したいなあと気が向いたら我慢せず、連載するのがいいと思います。たまにあるのですが、指摘されている箇所でも本文を読んだら上手く書けていることがあるので気にしすぎるのも問題です。

このプロットでは「①女神の出るタイミング」と「②ケーキ盗難経緯」が、主人公の人生にとってそれなりに大きなイベントになります。
こういう言い方が適切ではいのかもしれませんが、
①では生涯お金に困らない人生勝ち組になりますね。
②では着る服や食べる物にも困るほど生きていく状況が困難になります。

①も②もストーリーで大きな変化が起きること自体は悪いことではありません。物語には予想もつかない展開やドラマが必要です。
その時に主人公の人生に訪れた大きな変化にはそれなりの理由が必要になってくるわけですが。その基準を決めるのが読者です。
今のプロットでは説明不足と指摘されるのは仕方ないことですが。
じゃあ説明を増やせばいいかというとそういう話でもありません。
もし言葉通りに説明を増やせば、それをストーリーに反映できてないと怒られるでしょう。読者が納得しない説明をしても説明不足と言われてしまいます。それとこれは別の話ですが、説明を説明するといった小難しい話になってしまっている作品もよくあります。
じゃあどうしたらいいか。

もしかたしたらあまり上手く伝わっていなかったかもしれないのですが。
繰り返しになりますが、女神の出るタイミングやケーキ盗難経緯のアイディア自体は悪くありません。説明不足と指摘された時に説明で解決しようとするのも方法のひとつで間違いではないですが……。

女神の出るタイミングやケーキ盗難経緯も「そういう物語だから」、の一言で片づけられるような、雰囲気を先に作ってしまえば読者が納得するハードルがぐっと下がります。
このプロットのどこにそういった雰囲気の要素があるかといえば、すぐに目につくのは主人公が勇者だったというくだりです。
今はプロットは最後まで読んでも、主人公がかつて勇者だったという設定があるという段階で止まっているだけで、勇者要素がふんだんにストーリーに反映されているとは言えませんね。
一応言っておくと勇者を特徴にする必要はありません。なんでもいいです。

物語に何かしらの特徴がない状態で説明不足を補おうとしたとして、そのせいで次の説明不足が連鎖的に発生することがよくあります。
雰囲気が作れていないと女神の出るタイミングやケーキ盗難経緯でのイベントは、ただただ説明不足が目立ってしまいます。
物語はフィクションなので冷静に考えればおかしなことばかりです。
そもそも魔法って何? モンスターって何って話です。
でも私達が読者側の時はごく当たり前のように、矛盾やおかしな展開でもそれが面白いといって受けて入れいますよね。
読者に読ませたくない部分を読ませないようにする、先に雰囲気を作ってしまうといった工夫もあります。
何かの参考になれば幸いです。

上記の返信(超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

t様、お返事が遅れまして申し訳ありません。なるほどです、雰囲気を先に作ってしまう、と言う言葉も初めて聞きました。ありがとうございます。何故?を解決する為に次の疑問が発生するデメリットも知りました。ただ、僕も指摘されたように読者が混乱しないように最低限必要な説明は過不足なく書き疑問と違和感が起きないよう努めます。「理由」「つながり」が全部でないにしろ偶発的でなく大抵は必要である事もしりました。今は下書きを少しずつ進めてキャラがぶれないようにしています。前作より筆のパワーが落ちてしまってますが。プロットに注力しすぎ執筆タイミングを逃す事も避けたいです。僕は雰囲気作りがまだ初心者でつけやきばにならないよう、丁寧な説明と並行し読者の疑問と違和感をなくしていく努力をします。

スレッド: 超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

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元記事:超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信

こんにちは、良かった点についてですが。
「しかし貴族の少年は敵に殺されかつ敵軍に目を付けられてしまう。」
本当に死ぬ必要があるかは考える余地があるのですが、全体の流れからして一番盛り上がるであろう場面で、敵に殺される展開が用意されている。
ここはとても良かったです。

悪かった点としては、あらすじの最後の行に書いてありますが。
「――、力を溜めながら旅を続けやがて勇者の記憶を封印した悪人や敵国軍と戦い倒す。」とあるのですが、このあらすじを最後まで読んで勇者悪人記憶の話だと思う人がどれくらいいるか……。
実際このあらすじを読んでも主人公が孤児だったのが屋敷で働きだして、追い出されて、女神から万能アンカーを貰って、洞窟に行って色々あった……ですよね。
それの何が悪いのかというと、
読んでも勇者悪人記憶のことについて何かしらの進展がないので、物語に関係ないなら読み飛ばしてもいいよねって思われてしまうところです。

改善案としては、とりあえずいろんなところに勇者とつけてみたらいいのでは、真面目な話ですけど。

・勇者屋敷の使用人として働いていた。
・勇者万能アンカーという武器をくれる。
・3人で勇者洞窟に行く。

こうすると嫌でも勇者について語らないといけなくなりますね。読者は想像するわけです、予想と期待で、「勇者について新しい情報がでてくるぞ、物語が面白くなるぞ」と。
それでは勇者屋敷の使用人として働いていた。として。
作者としては考えるわけです、勇者屋敷って何……? 
そこにどんな展開が起きてくるかは腕の見せ所ですね。

このあらすじが「――、力を溜めながら旅を続けやがて勇者の記憶を封印した悪人や敵国軍と戦い倒す。」で終わって次に行くなら。
勇者や記憶や悪人がどういうもので、それが分かるように書いてある必要があります。べつに勇者でなくても例えば。
・記憶屋敷の使用人として働いていた。
・記憶万能アンカーという武器をくれる。
・3人で記憶洞窟に行く。
でもいいのでもうちょっとそこらへんで特徴と呼べる何かがあれば、もっと面白くなると思います。何かの参考になれば幸いです。

上記の返信(超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信の返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

そ、そうですね。女神確かに貧乏で意地悪されている最中に助けてくれません、蹴りは食らわせたけど。シンデレラもそうではありますが。

スレッド: 超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

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元記事:超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

ごぶさたしています。新作が形になって来ました。良い点や悪い点、改善案を教えていただけると幸いです。

上記の返信(超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

やはり「勇者」「記憶」が大きなポイントになると他の方のご指摘にもあり、私は気づいてない点がありました。勇者洞窟、屋敷と言うネーミングは少しオーバー(失礼)かもしれませんがそれに匹敵する、勇者である事の意味やワードのインパクトや印象が良く読者に刷り込まれかつ話の芯にしていかなければいけません。ちなみに昨日このままで先まで書いていました。先の展開や説明を入れた新プロットはまた公開します。(スレが上がったり同じタイトルのスレで他の方に迷惑がかからないように)

スレッド: 超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

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元記事:超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信の返信の返信の返信の返信の返信

こんにちは、なるほど。このお話で一番の問題といえば構成になります。
さて主人公は孤児から始まり最後に行った洞窟で次のお話に行くことになります。
終盤に登場する洞窟に全体の焦点があっていないというのは今はおいておくとして。
洞窟までの道中で主人公の人生を大きく変えてしまうポイントが2箇所ありますね。

①屋敷を追い出された場面と、②女神から万能アンカーを授かる場面です。
①の動機となるのが「大きなケーキを食べた事がない為我慢が出来なくなり、遂にケーキ屋のガラスを割って盗もうとする。」ですが、責めるつもりはないので落ち着いて聞いて欲しいのですが、ここだけ読むと主人公に何が起きているか分からないですね。
②についてはどうして主人公だけが女神に会えたのか、会うことができたとしてなぜ屋敷を追い出された主人公がお話のなかで一番困っているタイミングだったのか、なぜ女神は万能アンカーを授ける相手に主人公を選んだのか基準といったものがストーリーを読んだだけで分かるように書かれていませんね。
しかし①も②についても、読者はそうなった理由を詳しく知りたいわけではありません。
あたりまえですが物語というのは最初から最後までフィクションで成り立っています。

物語において何かしらの特徴があればと言われるとき、おかしな世界だからおかしなことが起きても仕方ないよね。という雰囲気が前提として存在していることで、ある程度の苦しい言い訳や説明不足も許される、といった部分も活用してみるのもいいかもしれませんね。真面目に整合性を追求するのも間違ってないですが、それだけでは疑問が連鎖的に発生してしまいます。

上記の返信(超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

t様、再度のご訪問ありがとうございます!前回の際は上手くお答えを返せない点があり失礼致しました。確かにおっしゃる通り女神の出るタイミングやケーキ盗難経緯など説明不足及び客観的意見により初めてはっと気づく点が多々あり、焦って連載するより最初に批評をいただき指摘していただき本当に良かったです。恐らくまだ出てさらに連載すれば進行するにつれ自身で気づかない違和感が出てくると思われ、それらの払拭のため最大限客観的になりまたご意見も頂戴致します。

スレッド: 超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

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元記事:超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信の返信の返信の返信

大変レスが遅れましてお詫びいたします。まず、主人公が中立的面があり善悪の狭間で揺れる事を書いていていなくてすみませんでした。初期案と変更後が混ざったプロットになっていて見た方がわからない文になっていました。初期は最初主人公は基本善でも飢餓による欲から盗みを犯したい性格であり、女神にも「武器を金儲けなどの欲望に使うと壊れる」と言われるように、話全般を通じて善悪の心の揺れ動きがテーマでした。なろうには無双能力を生かし商売出世したりする話が一杯ありますが、それと平和の為の旅とどっちが大事かで悩む話なのですが、皆様に好かれるため裏表のない性格に変えてしまってましたが、それをやるといきなり盗むのはおかしいです。後女神は人間の事が何故気になるのかと言う疑問発生について、明確な答えを出せませんでした。多分女神のままだとまた新たな疑問が噴出してしまうし、貴族の息子の心情も違和感を感じる人もいると思います。
後勇者の記憶はこの時点ではほんの一部しか戻っておらず、まだ主人公勇者の自覚ありませんがそれも説明不足でした。今度は説明必要な事は全てもらさず書き、疑問や違和感も出来る限り起きないようにします。ただ新しいスレを立てると迷惑がかかるから新スレはもう少し後にします。話は出だし10話位まで出来ていますが皆様の意見を聞き、直す箇所を直してかつ説明不足やあやふやな部分をなくします。

上記の返信(超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

なので、「領主を倒すと言う同じシチュエーションにするため」の違和感ない理由付けを貴方のおっしゃるように変えます。後主人公はクリスマスに貴族達に「お前の分のケーキはない」と意地悪された憎しみと孤独、貧乏で我を忘れていたのですがそれも書いて行きます。

スレッド: 超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

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元記事:マリーゴールド

少し設定加えました。途中までしかストーリー考えてないです。

上記の回答(マリーゴールドの返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

要約すると、
1.マリーが目覚め、病院で働くようになる
2.100年前の出来事を知る
3.シオンからの手紙を読んで、今を生きることを誓った。
という感じかなと思う。
そんで、それぞれ1→2への移行と2→3への移行の補完に患者とのエピソードがある、というイメージ。

あまり書いたことがないとのことなので、難しいことは置いといて書いちゃったほうが良いと思うけども、その「難しいこと」を考えないようにするため、ないし、書きたいことを単純化して書くことをハッキリさせるための思考として、ですが、
この物語は結局のところ要約した内容、すなわち
1.マリーという100年前の謎少女が目覚めて病院で働くことになりました。
2.100年前の事情を知る人から真相を聞かされました。
3.100年前の親しい友人から手紙を読んで、生きていく意味を見つけました。
という3つの内容がスムーズに展開できていれば、問題ないってことがわかるかなと思います。
なので、基本的にそれ以外のことは物語を彩るフレーバーなだけで、あんまり必死こいて考えるものじゃなかったりします。

この物語を語るうえで一番重要なのがこの3つの要素で、次点で大事なのは「なぜそうなるのか」という事で、つまり「目覚めて病院で働いてます」から何故「100年前の真相を知る」になるのか、というところ。
この「なぜそうなるのか」の部分を患者とのエピソードで補完してる構成ですので、
そして、その「患者とのエピソード」がイマイチ考えられてない部分となっているので、このエピソードを考えるポイントは「なぜそうなるのか」を考えることで、すなわち「次の展開へ進むための準備」になります。
だから、1→2の間に置く「患者とのエピソード」は、まず100年前のことに触れていく内容がベターだと思う。
そうだな、この時点で読者は「主人公は100年前の謎少女」としか知らないし「100年前に何かあった」って事しかわからないから、いきなり「100年前の重要人物っぽい人」を患者に出してしまうのが一番読者の関心を惹けると思う。
例えば「不老不死の危険性を訴えて反対派勢力の中核になってた元研究者」とかだと、主人公との衝突も作れるし意地悪な感じで100年前の重要なキーワードを出すだけって展開も作れるし、何なら意地悪だけど優しい理解者でしばらく主人公のアドバイザーとして使っていくのも良いと思う。
……いや、まず主人公の普通の仕事風景を知ってもらうべきだから、最初の患者は普通の人で普通に末期患者を看取って、生きる事って何だろう、とテーマを添えるエピソードがいいか。
次に意地悪な元反対派研究員で、こいつはしばらく死なずに主人公に意地悪言いながら疑問に答えてくれたりする感じか。
まあ、こんな感じで「次の展開(100年前の真相)」に繋がるように、布石を置いていく形でエピソードを思考していくと良いと思う。
例えば不老不死に関して何かしら悪い要素があるのであれば、それが原因で今死にかけてる末期患者とか。こういう患者を出せば不老不死についてとか不老不死は良いことばかりではないこととか患者との交流の中で語れるでしょ。
こうして設定があるなら設定をエピソード化してしまうのも手。
そうすっと物語の世界観が広がっていく。

2→3に置く「患者とのエピソード」は、やはり次の展開への布石にするのだけど、こっちは物語を広げるのではなく、逆に物語をオチへと収束していかなきゃいけないから、例えば前述した「意地悪な元反対派研究員」がいよいよ助からない状態になって死んでしまうエピソードとか、100年前の主人公を知ってる人物が患者として出てきてシオンのことを思い出すエピソードとか、そういうのが望ましいね。

スレ主さんが書いてくれた本編の内容はとてもイメージしやすかったけど、考え方としてはもっとシンプルにしたほうが良くて、つまり最初に私が書いたような3つの要素みたいな感じね。
例えばスレ主さんが書かれた序盤は
>マリーが目覚める。
>↓(中略)
>引き渡すまでの間、彼女の願いもあり、病院で彼女を働かせることにする。
とあるけど、この序盤の要素は端的に言って
1.マリーという100年前の謎少女が目覚めて病院で働くことになりました。
という一文にまとめられる。
なぜ単純化したほうが良いかっていうと、例えばスレ主さんが書かれた序盤は、これAが主役になってる展開だってわかりますかね。
マリーが目覚めてから病院で働くまでの展開はほぼほぼAが関わる内容で、Aの視点で話が進んでる。
そういう構成でも良いと思うけど、たぶんこれは狙ったわけじゃなく設定を説明したくて知らずにA視点の展開になったのだと思う。
だとするとあまり良くはないので、あくまでマリー視点でわけのわからないまま100年後だと言われて病院で働くようになった、として、次の展開でがっつりA視点にしちゃって端的に状況の説明をしちゃってもいいと思う。
全体的にA寄りの視点で書くより、主人公視点で書いて短く端的にA視点で説明を入れたほうが良いのでは、って話ね。

で、話が少し脱線したのだけど、この序盤は、要するに「目覚めたマリーが病院で働くことになりました」ってことがわかれば良いだけの展開だから、言い換えると、それさえわかれば内容は何だっていいのよ。
問題は「それさえわかれば」ってこと。だからわかんないのはダメだし、わかりにくいのも問題。
スレ主さんの展開はわかりやすいけれど、一つだけ、「主人公がマリーなのかAなのかわかりにくい」って内容になっちゃいそう。なので、前述したような意見をした。

この単純化は他の要素にも言えるので、2の「100年前の事情を知る人から真相を聞かされました」も、100年前の真相がわかれば良いだけなので、例えば「シオンの父親に会えると知って少しの期待を抱くけど、シオンの父親はタッチの差で既に亡くなっていて、彼の遺書には100年前の真相とシオンやマリーへの謝罪の言葉があった」とかでも問題ないわけね。100年前の真相さえ知れれば良いわけだから。
まあ、この展開はシオンの「手紙」とカブるからイマイチ良いネタではないけどね。
でも、このように「書くべきこと」さえ明確なら展開はどうにでもなる、ってことを覚えておいたほうが良いと思う。
そのために、要素の単純化ってのは非常に大事。

……難しいことは考えるなって言いながらえらい上から書いちゃったけども、要素を単純化させてしまえば書くべきことは明確になるので、それさえ把握できてれば自由に書けるから、設定とか矛盾がとか自然だ不自然だとか考えないで書いちゃえば良いと思うよ。
なんなら、ココまでの内容も考えないで書いちゃっても形になる人は形になるからね。

それで、似たような内容の小説だけども、この手の物語ってのはラノベには少ないです。
それというのは、こういう心に関する寓話は物語に大きな動きが少ないのでエンタメとして派手さがなく、中学生高校生向けのラノベにはイマイチ向かないからですね。
ラノベの中でこの手の名作は「キノの旅」が有名でしょうか。
なので、派手さは可愛さなどでカバーできる漫画などでは割と見かけて、あとは青年向けなど対象年齢が高くなる物語になりますかね。
小説でも一般文芸になると割と多く、このテーマをもっと難解に表現した純文学などは本領でしょう。

書くための参考ってことなら、助言としては、「患者のエピソード」にそれぞれサブテーマを考えると良いでしょうね。
例えば「人生楽しかったいつ死ぬかわからないけど満足」って人なら「生きることは楽しいこと」というテーマが入りますし、あるいは「生きることは暇つぶしだ不老不死なんて下らない」って人とか、「生きること」に関するサブテーマを考えておけば、そういうエピソードが複数集まると、不思議と各エピソードの共通項が読者に伝わります。すなわち「生きることとは何か」ですね。
それが最後に主人公マリーはシオンからの手紙で「何か」に答えを出すわけで、物語としてまとまるのではないかなと思います。

スレッド: マリーゴールド

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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元記事:絵描き少年と桃少女(仮)

どういう展開を入れたら面白くなるか、など。

上記の回答(絵描き少年と桃少女(仮)の返信)

投稿者 ふ じ た に : 1 投稿日時:

話の趣旨が恋愛ものなら、冒頭で二人が出会うシーンを描き、
「最初は同年代の少女にどう接すればいいのかわからなかった忠臣は、ひたむきな彼女に絆され、徐々に世界が色を取り戻していく。」のところで、主人公の心情の変化を丁寧に描いてヒロインにどんどん惹かれていく過程や、主人公も活躍してヒロインに好かれる過程を描けば、恋愛ものとして面白いと思いますよ。

スレッド: 絵描き少年と桃少女(仮)

カテゴリー: キャラ文芸

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元記事:屍使いのままならない日々

10万文字くらいの長編を書きたいと思い昔考えた設定を見返していたら見つけたものです。
読んでみたいと思える設定になっているか不安なので教えていただけると嬉しいです。
あまり重たくない作品にしたいのですが、ちょっと設定が暗めなのが気になっています。

上記の回答(屍使いのままならない日々の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

この作品は、おそらく 見た目から忌諱されてる蟲族と人間との交流 であると思う。
けど、内容は 主人公が蟲のトラウマを克服する話 になってると思う。
つまり、「交流」のほうに面白味を見いだせるかっていうと、内容はそっちに比重を置いてないので、正直なとこ見いだせないと感じる。
例えば
>おっかなびっくりルシエラのことを理解して絆を深めていく。
と、交流部分が省略されていて、「理解して絆を深めてく」のは「トラウマを克服するため」であって「交流」のためではない。
この省略部分はサブプロットを用意すると書かれているけど、それも
>優しさを手に入れる。協調性を身につける。死を悼む心を思い出す。
となっていて、「主人公」が主体になっている。
「優しさ」も「協調性」も「死を悼む」のも主人公のことだけで、蟲族との関係性の話ではない。
もし、「いやいや、その関係性の中で主人公はこのように変わってくってサブプロットなんだ」と考えているのであれば、それは逆。
絆を書くなら「主人公が変わったことで関係性が良くなっていった」と書かなければいけないと思う。
「主人公が変わった」ことが主体なのではなく、「関係がよくなった」ことが主体になるサブプロットにしないと。
そしてこの話はサブプロットだけでなく、プロット全体に言えることで、最初に書いたけども、「主人公がトラウマを克服する」という主人公が主体になっていて「二人の関係性、異種族間の交流」という話にはなっていないと思う。

一方で、この話の主体は「主人公のトラウマを克服する話」で間違いなく、「交流」のほうは私の読み間違いならば。
すると物語の面白味は「トラウマをどのように克服するか」になるけど、その場合3つのサブプロットにダメ出しはしないけども、でも、そのサブプロットに「どうやって克服したのか」が書かれることになると思うので、省略されては面白さは感じられない。
なので、面白いかどうかはわからない。

プロット全体の話はダメ出し気味に少ししたけど、でも、その全体の構成はとても良いと思う。
というのも、この物語は大きく二分出来て、前半は「主人公がトラウマを克服する話」で後半は「主人公が蟲族の娘に思いを寄せる話(かな?)」。
序盤で「トラウマを克服する」と方向性を出して、中盤でそれを達して宙に浮いた目的意識を「トラウマ克服」から「関係性の発展」に舵を切って、関係性が良くなった終盤で大きな問題を起こしオチにつなげる。
実に良い構成になっていると思います。
ここに一つ助言をするなら、
一幕二幕と書いてることから三幕構成を意識してるのかなと思いますが、三幕構成には「ミッドポイント」というのがあります。
これは物語中盤にあって、物語のオチへ向かって方向性を決定づける、落とし所を見せるポイントです。
御作で言うと二幕のサブプロットを終えたあたりで「トラウマを克服した」ところ。
ここに「落とし所」を見せる何かが欲しいですね。
例えばガイルが復讐を考えてる描写は終盤ではなくココがいいと思うし、〆で光る魔石の指輪を送るけど、そういう指輪があるって事もココで出しておきたい。

構成は良いと思うのだけど、やっぱ内容はちょっと魅力に欠けるかなと思う。
主人公が進んで「トラウマを克服する」と前向きだから、「トラウマ」って道具が交流のための物語の障害としていまいち機能していないのがその理由じゃないかなと思う。
勝手な妄想をするけども、
こういうのは「トラウマがあるし気味悪いから毛嫌いしている」という主人公が、でも依頼だし仕事だから仕方なく守ったりしていたら蟲族が切っ掛けで優しさを知るようになり関係が少し前進し、そんなことを繰り返して気がつくとトラウマが苦にならなくなって蟲族の娘を気にかけるようになっていた。という感じが面白くなりやすいんじゃないかなと思う。
嫌ってるし偏見があるからこそ、そのトラウマが障害となってトラウマをひとつ乗り越えるごとに蟲族の娘の良いところに気がついていけるわけで、そもそもトラウマ克服に前向きだと「トラウマを乗り越えること」が目的になっちゃうから、障害になり切れなくて盛り上がりに欠けちゃう。
このあたり、たぶん3つのサブプロットがちゃんと書かれてても同じ印象だと思う。

あとは、書き漏らしかあえて書いてないか、あるいは過去ネタのようなので前提に何かあるためなのかもしれないけど、
正直、前半の「パーティー」の必要性がない。
主人公が大仕事のあとで断りきれない筋から強引に仕事を押し付けられたとか、自分にも落ち度がある事をしでかして仕事を断れなかったとか、主人公が「せざるを得ない」状況になれば問題なく蟲族の娘の護衛に出れるし、現状他のパーティーメンバーは基本的に出番がない。
ハンスは辛うじて主人公(と読者)に「蟲族に危険はない」と伝える役目があるけど、そもそもソレはセリフで説明するんじゃなく、例えば「蟲族は人を喰うと言われているが、ルシエラは主人公が作った拙い野菜スープを おいしい と言って微笑んだ」とかってエピソードを作って、「噂ほど危険はないのかもしれない」と主人公が感じる、そういうエピソードで表現していかなきゃ、これはそういう二人の関係性を語る物語なんだから。と思う。
物語のテーマや本筋以外のことならセリフでも地の文でもさっくり説明しちゃったほうが早いけど、本筋に関わることはちゃんと物語にしなきゃ。

パーティーを組んでると、最悪「俺はトラウマあるから無理だわ。ハンス一人でやって。じゃあな」で問題ないので、なぜ主人公は承諾したのか、友人だからとか魂の格がどうのとか、そういうので腑に落ちるものではないような気がする。

最後に気になった点をあと2つ。
一つは、ミッドポイントの話で少し触れたけど、敵役(ガイル)が出てくるのが終盤で唐突すぎる。
キャラ紹介を読む限りでは、プロットにはないけど序盤というかプロローグかな、に邪竜との戦闘があって、そこで因縁を抱える仲になるわけだと思うけど、終盤でいきなり出てきても「誰だっけ?」になると思う。
もう一つは、「屍使い」の設定がガイルとの因縁以外にほぼ活かされていない。
主人公が戦闘でミスって仲間に「休め」と言われるのさえ、痺れ薬を風上に投げた っていう屍使い関係ねえ状態で、屍使いと蟲族の関連性もないと思うし、トラウマにも関係ないと思う。
屍使いですって設定があるだけの状態でもいいと思うけど、それがタイトルになってるから、例えば「最強魔法使い無双」ってタイトルで「主人公は剣術で敵を薙ぎ払う」って展開ばっかだったらタイトル二度見しちゃう。これも設定で魔法使いなだけで剣術してますって話で、違うタイトルなら気にならないと思う。

>読んでみたいと思える設定になっているか不安なので
設定だけで読んでみたいかどうかっていうと、設定だけで読者の興味を惹くタイプの内容ではないと思うかな。設定良し悪しって話じゃなく。
人間と異形との交流ないし恋愛?が面白味になるから、その点を押し出せる紹介文とか煽り文句とかが読者を獲得できるかどうかになると思う。設定だけで読者を惹き付けるようなコンセプトの話ではないんじゃないかな。
>ちょっと設定が暗めなのが気になっています。
確かに明るくはないけど、暗い内容ではないのでそこはまったく気にならないし問題にならないと思います。設定はあくまで話を彩るものなので。

スレッド: 屍使いのままならない日々

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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