小説のプロット相談掲示板

サタンさんの返信一覧。最新の投稿順7ページ目

元記事:凍った瞳

 この作品は、人類補完機構シリーズに影響されて、壮大な歴史に一部を短編として作ろうとしている物です。まだ他の作品は全然出来上がっているわけではないですが、いろいろな部分に出ることになる雲母凍華と塵芥塵のペア/カップルの個人的な部分の掘り下げを行う話を作ろうとしており、その結果として二人の馴れ初め話を作成しようとしました。
 ですので、その方向性においてストーリーなどにアドバイスが欲しいです。

 世界設定人物設定共に、この世界線の物から、多分見ていただくにあたって必要なんじゃないかと思われる部分を抜き出して作っています。ですので、気になるところがあるなら質問をしていただければ可能な限り、少々遅くなるかもしれませんが説明したいと思います。
どうぞよろしくお願いします

上記の返信(凍った瞳の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

正直なとこ、プロットから話が読めない。
作者はわかるだろうけど何も知らない第三者には、何をしてるのか何がどうなってるのかわからない。
例えば、
>1 邂逅 凍華が戦闘している塵を発見する。特に何もなく別れる
戦闘? 何の。誰と戦ってる? 特に何もなく別れるって、なにもないなら何でプロットに書いてある? 物語の要点だからプロットのストーリーラインに書かれてるわけで、特になにもないわけがない。
>2 邂逅 再び目撃する。今度はもう少しお話をする、若干塵の家を知る
こちらを考えると、最初からコレになるといきなりだからワンクッションを入れようと思って目撃だけの一度目を作ったのかな。
一幕のラストの開門とか閉門とかも何のことなのか意味がわからないし、二幕でいきなり異世界へ行くのも展開が転がりすぎて理解がおっつかない。
このあたりで「結局これ何の話なの」と思い始めた。

出来れば、「これはこういう話です」という提示は序盤の早いうちにやったほうが良い。
それで言うと、最初はヒロインが戦闘してるところから始まっているので、「この戦闘に関係する事を解決する(黒幕を倒す・謎を解明する・問題を解決する)」という話かなと思ったのだけど、それとは関係なさそうな異世界への転移があるしでわけわからんくなった、という感じです。

作者コメントを読んでみると、主人公とヒロインの関係を書くのが主旨のようだから、特に何か大きなことを解決するわけではなく、エピソード毎に何かしらの事件が起こってそれを解決していくうちに二人の仲が進展していく、という内容を書いたのかな。

ただ、どうなんだろう。
作者がちゃんと読者にも理解できるよう本に仕上げたなら、面白く読めるような気はする。
二人の関係性だけを追って読んでみると、一幕で出会い、二幕で魅力に気が付き、それを伝え、三幕で付き合うことになる、と、ちゃんとバトル(でいいのかな)の話に乗っけて組み立てているので、そこは楽しめる気はする。
でも、まさにソコの部分が気にもなっていて、恋愛を意識しすぎたせいでメインというかバトルのほうの話がぜんぜん組めてない気がするんだよな。

これは逆に「なんらかの事件解決」をメインに仕立てて結果的に恋愛した形のほうが上手く形になると思うのだけど、
えーと、
ちょっと自説も混じってしまうんだけど、
「恋愛」って目に見えないし形もない抽象的で概念的なものじゃん?
だから、何がどうなったら恋愛した、ってものを表現しにくいんだよね。端的に「好きです!」ってセリフや態度のやり取りという直接的な表現に頼ったりして、作者としても書けてるかどうか不安になったりする。
でも、それなら話は簡単で、「何がどうなったから二人は恋愛した」という「形」を与えてしまえばいいんだよね。
例えば、ヒロインの悩みを解決して二人は恋に落ちた、とか。
こうすると、「ヒロインの悩み・ヒロインが抱える問題」がそのまま恋の障害として表現できるから、その障害を乗り越えること・その過程がそのまま恋愛として描けるわけです。
いまのはわかりやすい例で昔のエロゲシナリオの王道だったと思うけど、これは別にヒロインが抱える何かでなくとも良くて、要するに「恋愛の象徴代理として進行できるメインシナリオを用意すれば、特に恋愛を意識しなくても結果的恋愛を書けるよね」という事なんですが、わかりますかね。

まあ、そんなわけで、プロットのほうでは実際に本に起こしたものを読ませてもらえれば楽しめる内容かもしれないけど、プロット時点では恋愛部分が少々わざとらしくて寒いかもしれんと思った。

長所。良かった点

設定は凝ってるね。キャラクターも深くてプロトタイプで何か試作して雰囲気を把握できればそのまま妄想が捗りそう。
そうした設定部分ではあちこちに物語があって、全体的に面白そうな設定だと思う。

良かった要素

設定

スレッド: 凍った瞳

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元記事:防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)の返信の返信の返信の返信

サタンさん、重ね重ね回答して頂きありがとうございます。そうですね。過去編の回想シーンの具体的な名称等に関しては、よく考えて書きたいと思います。

それとまた設定を書き忘れてしまい申し訳ないのですが、上原三佐ら主人公たちが異世界に飛ばされてきた理由として考えているのが、メンバーそれぞれが所持していた何らかの物体(結晶、水晶などの加工物?)が原因である、というものです。この物体は、かつて異世界から来た(帰還した)人の持ち物であり、上原三佐は中東方面で活動中に現地で入手、上原三佐と同期の関内一尉も別の場所での任務従事中に同様の物を入手、他のメンバーも各々色々な場所で同様の物を入手しており、その物体は単体では効力を発揮しないものの、一定空間内に幾つか揃うと効力を発揮して「あちらの世界」との通行手段が確立されるもので、上原三佐らはそれが原因で異世界側に飛ばされてしまった… という感じで考えています。
そして上原三佐らが異世界に飛ばされてしまった後、まずは帰還を目的として最低限の情報収集活動を行いますが、少なくとも帰還するまでに数週間は異世界に滞在する、という設定を考えています。
そしてその間、弾薬や物資の不足に苦しみつつも情報収集を行い、最終的に異世界における現地調査の足掛かりになった村落を守るため、盗賊やモンスターと交戦、その後条件が整い、日本への帰還が可能となり彼らは戻ります。
しかしその頃、異世界に上原三佐らと同様の方法で弟子たちと共にたどり着いてしまった「因縁のテロリスト」が、独自の武装国家構築を企み、異世界各地でテロを画策… 上原三佐らが守った村落のある「王国」が危険に晒される…
一方、上層部の命を受け、再び上原三佐らのチームは異世界へと舞い戻り活動を行うが、「因縁のテロリスト」率いる集団が暗躍していることを知り、その情報を収集、最終的にはその組織を壊滅に追い込み、テロリストを捕縛若しくは殺害し「王国」を守り切る… という風に考えてみたのですが、どうでしょうか?

正直設定に詰めの甘い部分がまだあったり、全体的に話が突拍子すぎやしないかとも思っているのですが、またサタンさんにアドバイスいただけるとありがたいです… よろしくお願いします。

上記の返信(防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

どちらかと言うと本編は、二度目の異世界からの
>「因縁のテロリスト」率いる集団が暗躍していることを知り、その情報を収集、最終的にはその組織を壊滅に追い込み、テロリストを捕縛若しくは殺害し「王国」を守り切る
というこの部分でしょう。
最低でも物語の中盤からはこの展開にすることになると思うけど、正直なとこ主人公や日本政府に異世界へ渡ったテロリストをどうこうする理由がないし、国交もなく要請もない王国を勝手に守る理屈がない。
なので、この設定のまま通すのであれば、如何に上原三佐が心情的に王国(まはた国王、異世界の関係者)を見捨てられないかという部分で押し通すしかないと思う。
その場合は日本国からの援助は受けられない(許可がなければ当然武器弾薬の補充は出来ない)ので、手元にある武器だけでテロリストに挑むっていう、それはそれで盛り上がる場面を作れるけど、この構図を冷静に客観的に見るとやはり上原三佐の青臭い正義感に見えてしまうので、少なくとも規律や命令が絶対の大人の軍人(自衛隊だが)の対応ではなく、上原三佐が少しガキっぽくなってしまうと思う。

なので、中盤でこの展開になったら上原三佐は独断でテロリストと戦うことは出来ないとして、王国を守ろうという仲間の意見を押しのけてあるいは王国側からの要請を断って帰還を選択する(ここでリアリティある現実的な自衛官の対応を書いておくことで説得力を出す)。けれど帰還をする前に、上原三佐たちには「テロリストと戦わわざるをえない理由」が出来てしまう。上原三佐は迷うけど、テロリストと戦う選択肢しかない現実を受け入れてテロリストの組織を壊滅に追い込んでいく。という流れが良いんじゃないかな。

ここで問題になるのは「テロリストと戦わざるを得ない理由」とは何ぞやってことだけど、
まあ、
>その物体は単体では効力を発揮しないものの、一定空間内に幾つか揃うと効力を発揮して
この設定を利用するのがいいんじゃないかな。
上原三佐たちが持ってる「物体」は複数個あって世界の移動にはギリギリ。そのうち一つでも機能しなくなれば帰還できなくなる。
だから、瀕した国王が上原三佐たちが持つ「物体」の一つを破壊して、テロリストが持つ「物体」を奪うしかない状態にするとか、地球人にはわからないけど「物体」には魔力が込められていて世界移動を繰り返すうちに気づかず電池不足になってしまいテロリストの「物体」を奪わなければ帰還できないとか、あるいは日本国のほうから「テロリストはどうでもいいが、「物体」の重要度は高いから彼らの「物体」を奪取してから帰還しろ」と言われてしまうか。
とにかく「上原三佐たちはテロリストと戦わなくてはならない」という状況を作り出すのが良いと思う。

ぶっちゃけ、異世界にいるテロリストは上原三佐たちにとってそれほど脅威ではない(異世界各地でテロを画策ってことは異世界が拠点で、テロリストこそ武器弾薬の補充がキツいだろうし、はっきり言って上原三佐は心情的に思うこともあるだろうけど自衛隊には異世界のテロなんて無関係)から、
>「因縁のテロリスト」が、独自の武装国家構築を企み、異世界各地でテロを画策
このあたりは上原三佐ないし自衛隊には割とどうでもいい事で、物語の中で緊張感を煽ることは難しいと思う。
ただ、テロリストたちは水面下で動いてて、上原三佐は情報収集で知りつつもスルーか王国へ警告程度(そもそも他国で許可なく武力行使は出来ないし)。
でもそうやってちゃんと対応しなかったことが災いして、中盤以降の「戦わざるを得ない状況」で一気に脅威となって困ったことになる。

とりあえずディティールは無視しておおまかな流れだけを提示された設定から組み立ててみたけど……
というのも、「テロリストとの戦い」がこの話の本題になるのに、そのことが今回書かれたの内容の終盤ちょっとしか書かれてないので、おそらく設定とか辻褄とかを考えていて本筋の物語の流れをほとんど考えてないのではないかな、と危惧したからで。
別にこの通りに作れとか、こういう案が良いとかって話じゃなくて、単に作例の一つってだけね。
長いけど今回の返信で言いたいことは、「テロリストと戦う理由が薄いんじゃないか」ってことで、その対策として「戦わざるを得ない状況」を作るのが良いのではという意見と、その作例。ということです。

テロリストと戦う展開自体は別に問題はないと思う。
突拍子もないとは思わないし、話が急って感じもないです。
でも多分それは、作例の中で少し触れたけど、今回の内容を読んで私は、割と早い段階で上原三佐は情報収集の結果テロリストの存在を知っていて、それを脅威ではないとスルーしてるのかな、とイメージしてたからかもしれない。
早い段階でテロリストを出して異世界で暗躍してるってことを読者が知っていれば、当然のこと「この黒幕っぽい人物(テロリスト)と主人公はそのうちぶつかるんだろうな」と予想できるので、それが期待感となって終盤のクライマックスで決着がつくわけだから、
序盤で上原三佐が異世界に迷い込んで情報収集をしつつ村を助けて地球へ帰還し(村を襲った何者かが地球産の何かを持ってたとかテロリストへの布石を起きつつ)、中盤で因縁のテロリストの回想を入れて異世界で暗躍してる何者かを暗示させて情報収集で「因縁のテロリストが何か企んでる」と知りつつスルーしてて、「戦わざるを得ない状況」が発生して終盤に情報収集の成果からテロリストの組織を攻撃しはじめて最終的に戦闘の規模が大きくなって、因縁のテロリストを倒し、物語は終わり。
ちょっと妄想がはかどってしまったけど、再三これは私個人の適当妄想なのでってことを念押ししておくけれど、私はこんな感じでイメージしたので、あくまで今回の内容を読んで私がしたイメージの中では全体の流れに不都合なところはないように思います。

スレッド: 防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)

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元記事:防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)の返信の返信

遅ればせながら返信失礼いたします。私のような未熟者の質問に返信を戴き、誠に感謝申し上げます。
他のお二方もありがとうございます。
そうですね… ここ数か月、時間があるときによく考えてみましたが、やはり実際に書き出して完走出来ない理由は、サタンさんのおっしゃる通り、「設定は考えられるものの…」という部分だと思います。設定を考えたり先の展開を大まかに想像したりすることはできても、そればっかりで「物語」が書けないという指摘は、本当にその通りです…
そしてプロットの到達点がどのような形になるのか、一切記載をしていなかったことに後で気が付きました…
誠に申し訳ありません。

現時点の作品のプロットの案としては、以下のようなものとなっています。
まず、作品の舞台は2022年頃、記載したとおり、防衛省情報本部に特別行動部が創設され、主人公の上原三佐が特殊作戦を行うチームを率いるところからメインの話が始まります。
ですがそのプロローグとして、舞台設定年の2年前である2020年、特別行動部の創設を巡り要員として採用される予定の候補者は、日本の同盟国各国の軍事基地や大使館等に派遣され、そこで候補者がどのような行動をとるかというある意味選抜試験のような形で各地へ派遣されます。
主人公の上原三佐も例外ではなく、当時一尉だった彼が日米の連絡担当官という名目で派遣されたのは、アフガニスタンのバグラム空軍基地で、明確な任務も与えられず、ひたすら現地の駐留米軍と親交を深めたり訓練に明け暮れます。
そんなある日、武装勢力のタリバンが現地で活動中だったNGOの医師団を拉致、そして拉致事件の裏ではタリバンが結集し、アフガニスタン各地で同時多発的な爆弾テロを引き起こそうと画策、そしてその裏で計画の糸を引いているテロリストがおり、その人物が後々の異世界篇でも関わってきます。
事件を受け上原一尉は、拉致された医師団の中に日本人の医師が含まれていたことから、本来は救出作戦参加の権限がないにも関わらず、危険を承知で参加。結果として米軍や英軍の特殊部隊と協力し、人質に多少の犠牲は生じたものの生存していた人質を救出。同時に集結しつつあったタリバンも掃討し爆弾テロを防ぐも、独断で作戦に参加したことが日本政府に知られ、帰国命令が出されます。
帰国後、免職を覚悟していた上原一尉でしたが、面会した上官から今回の一件について称賛され、特別行動部の創設を打ち明けられます。
そして2年後、諸々の事情で異世界に飛ばされてしまい、最低限の情報収集を行ってなんとか日本へ帰還します。そして上司から命令を受け、再び異世界へ情報収集のため向かい情報収集を行っていくが、その過程で2年前のアフガニスタンでのテロ未遂事件を裏で糸を引いていたテロリストが同じ異世界に流れ着いており、共に流れ着いていた複数の配下と共に異世界に武装国家を構築することを計画していることが分かり、上原三佐らはそれに立ち向かっていく…

長文になりましたが、大体このような形となっております。まだまだ不十分なところはありますが、気になったところ等がありましたら、また指摘して頂けるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

上記の返信(防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)の返信の返信の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

要約すると、主人公が因縁あるテロリストと異世界で戦う話、ということだけど、異世界というのがネックで「悪党をこらしめて終わり」では終わらない(異世界は本来主人公には関係ない場所なので、そこで果たす義務も無く、行動理由が青臭い正義感になってしまうし、テロリストを倒したところで異世界に迷い込んだ事態の解決にはならないため、テロリストを倒したところで話が終わらない)ので、
>上原三佐らはそれに立ち向かっていく…
立ち向かい、結果どうなる、まで考えましょう。
主人公は自力での帰還を果たしているようなので、もはや主人公たちは「帰還」を目的とはしておらず「情報収集」の目的が、つまり主人公たちの行動理由が曖昧になってしまってるので、そこに「テロリストを倒す」という目的を与えるのは良いと思いますが、上手く「テロリスト」が本来主人公たちが果たすべき目的の障害として機能するように組み立てるのが良いと思います。
例えば、テロリストが異世界へ迷い込んだのは偶然だけど、そのテロリストが力をつけて地球へ侵攻を目論んで実験を繰り返し、その結果、地球へアクセスすることは出来たけど偶然主人公たちを異世界に呼び込んでしまった、みたいな。こうすっと、テロリストとの戦いが「異世界へ迷い込んだ」って設定の回答にもなるし、地球へ侵攻しようとしてるテロリストを倒すことがすべての問題の解決になる形にできるかなと思う。けど、これは適当な例なので、こんな風に上手く設定を物語の展開に混ぜましょうね、って話なだけね。

それと、いろいろ面倒だから「タリバン」は止めたほうがいい。
タリバンはイスラム教のいち組織なので、べつにイスラムに限らないけど、実在の宗教組織を明確な「敵」として登場させるのはどうかと思う。
……と思ったけど、よくよく読んでみると、「あるテロリスト」がタリバンを操ってテロ活動をさせていた、というだけで宗教色は無いのかな。
書かれてる内容の中でも、ちゃんと「テロリスト」と「タリバン」は分けて書かれてるように見えるし。
とはいえ、うーん。まあ、別に商用作品ではないから問題にはならんと思うけども、イスラムの最高指導者をネタにした萌系ギャグラノベがあるくらいだし、うーん……
漫画とかなら絵があるし「テロリストっぽい人」「タリバンっぽい人」で明確に書かずに済むから問題ないんだけど、「アフガニスタン」ではなく「中東」にしたり、「タリバン」を「武装組織」にしたり、ある程度の気遣いはあったほうがいいかなと思うかな。
「NGOの医師団」は「国境なき医師団」とか実在名は使ってないじゃん? それと同じことでさ。
おそらく本編である異世界の話の中で過去編や回想などで登場する程度だと思うので、濁しても問題ないのではないかなと思います。

スレッド: 防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)

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元記事:王国を救ったのは、元悪役令嬢でした。

初めまして、月永みつかと言います。
小説をサイトに投稿してみたいと思い、初心者なりに設定等を考えているのですが、気になる点が幾つかあるので皆さんの意見を聞きたいです。
次の①~④の、どれか一つだけでも良いので……!
どうかよろしくお願いします。

①あらすじや設定を見て、どう思ったか。
良い所や悪い所、面白いかなどを教えて下さると嬉しいです。

②主人公が辺境伯の元へ修行に行く理由
一応「剣術等を習いつつ地方を視察して、国民の生活について学ぶ」みたいな理由は考えたんですが、これで良いんでしょうか?

③どこから書き始めるべきか
主人公の一回目の人生を幼少期から書いていくか、それとも回想程度にまとめておくか、どちらにするか迷っています。

④タイトルについて
「元悪役令嬢」と書きましたが、正確には「元悪役にされた令嬢」なので、タイトル詐欺になってないか心配です。

上記の返信(王国を救ったのは、元悪役令嬢でした。の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

①あらすじや設定を見て、どう思ったか。
良くも悪くもよくある転生悪役令嬢ものだなと思った。
設定では立場こそ従来のテンプレと真逆で、転生者が敵で主人公はタイムリープした感じの現地人だけども、やってることは基本同じで「バッドエンドを回避しようと七転八倒する話」だと思う。
ちなみに、こう言うと「テンプレはダメ」とか「オリジナリティを」って聞こえたかもしれないけど、こういうのにはテンプレを望む読者もいて、流行に乗るのであればターゲットとなる読者はテンプレを望む人のほうが圧倒的に多いから、まったくもって悪いことではないし、ダメ出しをしたつもりはありません。

ただ、「立場を逆にした」というあたりに作者的にちょっとヒネてってみた感があるので、テンプレをやるならそういうヒネりは逆効果になることが多いので気をつけて。
例えば、概要だけ見るとわからないけど、この物語の場合は主人公が現地人なので、異世界テンプレで一番活用される「現代の知識で内政チートSUGEE」が書けないため、テンプレを望む読者が期待してる展開の一つが封印されてしまうことになります。
それに変わるアイディアがあれば良いけど、ないのであれば読者の期待を一つ裏切る設定になってしまってるので、これは一つの物の見方の話だけど、作者が色気を出して無駄にヒネったせいで面白い要素が減った、と受け取ることもできます。
とはいえ。
「だから立場を逆にするのは良くない案だ」って話でもないです。
転生した人物が敵になることが面白くなる展開を作れば良いだけなので、それがどういうアイディアかってのが問題かなと思います。
例えば、文明レベルが低い異世界だからって馬鹿じゃないと思うのよね。よくある転生テンプレの現代知識無双も、そんな簡単か? って部分もある。そういうところにツッコミを入れて転生人にカウンターを放っていく「転生チートのアンチテーゼ」とか、そういうアイディアをまとめたら面白いと思う。

テンプレでやるならあまりヒネりはしないほうがいいし、ヒネるならヒネりを上手く活用できるアイディアを考えておくべきだと思う。

②主人公が辺境伯の元へ修行に行く理由
そういうのは理由は大きなものを一つ用意すればいいと思う。
このストーリーの場合、「最後に物を言うのは体力と戦う力。そう思いついたときに辺境伯と出会って、これしかないと飛びついた。理由は見識を広めるとか花嫁修業とか適当にいろいろでっち上げよう!」とか。
主人公は既に自分が処刑される未来を体験してるので、それを回避するための強い想いがあると強調するためにも、なりふり構わない感情で動くように書いたほうが良いと思う。

③どこから書き始めるべきか
死んだところから。そのまま「なぜ死んだのか」の回想に入って、このままだと自分にどんな未来が待っているかを簡単に説明する。
そしたら、それを回避するためにはどうしたら良いかっていう話の本題にすぐ移れる。

④タイトルについて
気にならなかったけど、言われてみれば「悪役令嬢」なのは転生した敵役のほうだもんね。主人公に意地悪してハメて死刑台に送った人物なんだし。
でも、物語の内容からして「悪役令嬢もの」だから、タイトルには入れたほうがいいと思うよ。
物語の大筋がまだ決まりきってないようだからちょっと大きなこと言ってしまうと「悪役令嬢の転生者が国を救えるように裏で暗躍する主人公の話」にしちゃえばいいんでない?

良かった要素

ストーリー

スレッド: 王国を救ったのは、元悪役令嬢でした。

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元記事:マリーゴールド

少し設定加えました。途中までしかストーリー考えてないです。

上記の返信(マリーゴールドの返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

要約すると、
1.マリーが目覚め、病院で働くようになる
2.100年前の出来事を知る
3.シオンからの手紙を読んで、今を生きることを誓った。
という感じかなと思う。
そんで、それぞれ1→2への移行と2→3への移行の補完に患者とのエピソードがある、というイメージ。

あまり書いたことがないとのことなので、難しいことは置いといて書いちゃったほうが良いと思うけども、その「難しいこと」を考えないようにするため、ないし、書きたいことを単純化して書くことをハッキリさせるための思考として、ですが、
この物語は結局のところ要約した内容、すなわち
1.マリーという100年前の謎少女が目覚めて病院で働くことになりました。
2.100年前の事情を知る人から真相を聞かされました。
3.100年前の親しい友人から手紙を読んで、生きていく意味を見つけました。
という3つの内容がスムーズに展開できていれば、問題ないってことがわかるかなと思います。
なので、基本的にそれ以外のことは物語を彩るフレーバーなだけで、あんまり必死こいて考えるものじゃなかったりします。

この物語を語るうえで一番重要なのがこの3つの要素で、次点で大事なのは「なぜそうなるのか」という事で、つまり「目覚めて病院で働いてます」から何故「100年前の真相を知る」になるのか、というところ。
この「なぜそうなるのか」の部分を患者とのエピソードで補完してる構成ですので、
そして、その「患者とのエピソード」がイマイチ考えられてない部分となっているので、このエピソードを考えるポイントは「なぜそうなるのか」を考えることで、すなわち「次の展開へ進むための準備」になります。
だから、1→2の間に置く「患者とのエピソード」は、まず100年前のことに触れていく内容がベターだと思う。
そうだな、この時点で読者は「主人公は100年前の謎少女」としか知らないし「100年前に何かあった」って事しかわからないから、いきなり「100年前の重要人物っぽい人」を患者に出してしまうのが一番読者の関心を惹けると思う。
例えば「不老不死の危険性を訴えて反対派勢力の中核になってた元研究者」とかだと、主人公との衝突も作れるし意地悪な感じで100年前の重要なキーワードを出すだけって展開も作れるし、何なら意地悪だけど優しい理解者でしばらく主人公のアドバイザーとして使っていくのも良いと思う。
……いや、まず主人公の普通の仕事風景を知ってもらうべきだから、最初の患者は普通の人で普通に末期患者を看取って、生きる事って何だろう、とテーマを添えるエピソードがいいか。
次に意地悪な元反対派研究員で、こいつはしばらく死なずに主人公に意地悪言いながら疑問に答えてくれたりする感じか。
まあ、こんな感じで「次の展開(100年前の真相)」に繋がるように、布石を置いていく形でエピソードを思考していくと良いと思う。
例えば不老不死に関して何かしら悪い要素があるのであれば、それが原因で今死にかけてる末期患者とか。こういう患者を出せば不老不死についてとか不老不死は良いことばかりではないこととか患者との交流の中で語れるでしょ。
こうして設定があるなら設定をエピソード化してしまうのも手。
そうすっと物語の世界観が広がっていく。

2→3に置く「患者とのエピソード」は、やはり次の展開への布石にするのだけど、こっちは物語を広げるのではなく、逆に物語をオチへと収束していかなきゃいけないから、例えば前述した「意地悪な元反対派研究員」がいよいよ助からない状態になって死んでしまうエピソードとか、100年前の主人公を知ってる人物が患者として出てきてシオンのことを思い出すエピソードとか、そういうのが望ましいね。

スレ主さんが書いてくれた本編の内容はとてもイメージしやすかったけど、考え方としてはもっとシンプルにしたほうが良くて、つまり最初に私が書いたような3つの要素みたいな感じね。
例えばスレ主さんが書かれた序盤は
>マリーが目覚める。
>↓(中略)
>引き渡すまでの間、彼女の願いもあり、病院で彼女を働かせることにする。
とあるけど、この序盤の要素は端的に言って
1.マリーという100年前の謎少女が目覚めて病院で働くことになりました。
という一文にまとめられる。
なぜ単純化したほうが良いかっていうと、例えばスレ主さんが書かれた序盤は、これAが主役になってる展開だってわかりますかね。
マリーが目覚めてから病院で働くまでの展開はほぼほぼAが関わる内容で、Aの視点で話が進んでる。
そういう構成でも良いと思うけど、たぶんこれは狙ったわけじゃなく設定を説明したくて知らずにA視点の展開になったのだと思う。
だとするとあまり良くはないので、あくまでマリー視点でわけのわからないまま100年後だと言われて病院で働くようになった、として、次の展開でがっつりA視点にしちゃって端的に状況の説明をしちゃってもいいと思う。
全体的にA寄りの視点で書くより、主人公視点で書いて短く端的にA視点で説明を入れたほうが良いのでは、って話ね。

で、話が少し脱線したのだけど、この序盤は、要するに「目覚めたマリーが病院で働くことになりました」ってことがわかれば良いだけの展開だから、言い換えると、それさえわかれば内容は何だっていいのよ。
問題は「それさえわかれば」ってこと。だからわかんないのはダメだし、わかりにくいのも問題。
スレ主さんの展開はわかりやすいけれど、一つだけ、「主人公がマリーなのかAなのかわかりにくい」って内容になっちゃいそう。なので、前述したような意見をした。

この単純化は他の要素にも言えるので、2の「100年前の事情を知る人から真相を聞かされました」も、100年前の真相がわかれば良いだけなので、例えば「シオンの父親に会えると知って少しの期待を抱くけど、シオンの父親はタッチの差で既に亡くなっていて、彼の遺書には100年前の真相とシオンやマリーへの謝罪の言葉があった」とかでも問題ないわけね。100年前の真相さえ知れれば良いわけだから。
まあ、この展開はシオンの「手紙」とカブるからイマイチ良いネタではないけどね。
でも、このように「書くべきこと」さえ明確なら展開はどうにでもなる、ってことを覚えておいたほうが良いと思う。
そのために、要素の単純化ってのは非常に大事。

……難しいことは考えるなって言いながらえらい上から書いちゃったけども、要素を単純化させてしまえば書くべきことは明確になるので、それさえ把握できてれば自由に書けるから、設定とか矛盾がとか自然だ不自然だとか考えないで書いちゃえば良いと思うよ。
なんなら、ココまでの内容も考えないで書いちゃっても形になる人は形になるからね。

それで、似たような内容の小説だけども、この手の物語ってのはラノベには少ないです。
それというのは、こういう心に関する寓話は物語に大きな動きが少ないのでエンタメとして派手さがなく、中学生高校生向けのラノベにはイマイチ向かないからですね。
ラノベの中でこの手の名作は「キノの旅」が有名でしょうか。
なので、派手さは可愛さなどでカバーできる漫画などでは割と見かけて、あとは青年向けなど対象年齢が高くなる物語になりますかね。
小説でも一般文芸になると割と多く、このテーマをもっと難解に表現した純文学などは本領でしょう。

書くための参考ってことなら、助言としては、「患者のエピソード」にそれぞれサブテーマを考えると良いでしょうね。
例えば「人生楽しかったいつ死ぬかわからないけど満足」って人なら「生きることは楽しいこと」というテーマが入りますし、あるいは「生きることは暇つぶしだ不老不死なんて下らない」って人とか、「生きること」に関するサブテーマを考えておけば、そういうエピソードが複数集まると、不思議と各エピソードの共通項が読者に伝わります。すなわち「生きることとは何か」ですね。
それが最後に主人公マリーはシオンからの手紙で「何か」に答えを出すわけで、物語としてまとまるのではないかなと思います。

長所。良かった点

主に患者のエピソードの作り方みたいな回答しちゃったけど、全体的なストーリーは良いと思う。
この手の物語には派手さがないから中学生高校生のラノベのメインターゲットには向かないといったことを書いたけども、患者とのエピソードだけでなくちゃんとメインで進む物語があるので、マンネリ化することもなく飽きも抑えられるし、全体の流れはとても良いと思います。

良かった要素

ストーリー

スレッド: マリーゴールド

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元記事:夜野燈は怪人である(短編用)

まず短編から挑戦した方がいいとご指導いただいたので。
悩んでいる点は大きく三つ
1)変身するか否か
長編予定のアイデアからキャラを切り出してきたので、いきなり変身したらおかしいのではないか(プロットは変身しなくても大丈夫な構成ではあります)
2)タイトル
1)と同じく、アイデアからの切り出しなので同じタイトルではおかしい気がする。そもそも元のアイデアの方もタイトル悩んでます。
3)燈のスイッチの入れ方
今のところ
・メガネをかける 
・頬を強く掻く
の二つを考えていますが、もっといいものはありませんか?

上記の回答(夜野燈は怪人である(短編用)の返信)

投稿者 ラ研の無惨 : 1 投稿日時:

どうも初めまして。マリン・Oと申します。
私は元々のプロットを見ていないので、このプロットだけでしか評価ができませんがそれでも構わなければ書かせていただきます。

ストーリーについて

これは怪人ものというよりはオカルトものに見える内容ですね。後半の流れには戦闘シーンっぽいものがあるので、タイトルを変えないならそこで変身を入れた方がいいかと思います。
逆に変身しないならタイトルは変えた方がいいですね。

スイッチの入れ方について

頬を強く掻くというのを検討しておられるなら、痛々しいやり方でも構わない……と解釈してよろしいでしょうか?
印象に残りそうなのは左手にナイフを突きさす、とかどうでしょう?(もし左利きという設定なら右手にしてください)

スレッド: 夜野燈は怪人である(短編用)

カテゴリー: SF

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元記事:カデンズ(仮)

主人公の業がなんだかんだの相談を見て、何となく思いついたのでリリース

初投稿すごく時間が掛かった…

何かの参考になれば、いいです。

上記の回答(カデンズ(仮)の返信)

投稿者 ヘキサ : 2 投稿日時:

スレ主さんにとってはひとつ前の投稿になるわけですが、こちらのほうが作品の完成度が高そうなのでこちらに書きこませていただきます。

その前に、もしかしたら勘違いをされているかもしれないので確認しておきたいのですが、こちらはプロットの「相談」掲示板であって、「提供」掲示板ではありません。以前は提供板もあったのですが、需要が低かったためか消滅しました。理由は勝手ながら「プロットを途中で放り出す人のプロットの完成度が低くて、書き手からすると着手したくなるほどの魅力を感じない」「完成度が高ければ本人が書ける」ためではないかと思っています。

ですので、ここに投稿されるプロットはスレ主さんご本人が完成させることを前提としているため、結び文句の「何かの参考になれば」という言葉は筋違いであることに気づいてください。

前置きが長くなりまして失礼しましたが、内容は、既存作のオマージュが強いように見受けられるものの比較的まとまっているように思えます。ですので、既存作そのまますぎる用語をなるべく変更してうえで書き出してしまって構わないのではないか、と思います。

ですが、スレ主さんの普段のやりとりで感じられる言葉の選び方の危うさ、ネットスラングや行き過ぎた言葉いじりをこの作品中でどれだけ出すのか予測がつきませんもので、そこに気をつけて、抑え気味にしながら執筆すればいいのでは……と回答者としては思うほかありません。

もう一作は決まっていない部分が多すぎるようなので、比較的完成度の高そうなこちらから着手したほうがいいように思われます。では、執筆がんばってください。

スレッド: カデンズ(仮)

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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元記事:二年前に死んだ幼馴染と三途の川を渡る話。

3日くらい前に思いついたやつ。

ひまりのセーラー服のスカーフの鮮やかな真紅が、彼女のいない2年間の長さを表しているーーーみたいなこともやりたい。

このお話のとき、2人は中三。
銀河鉄道の夜っぽい所とか思いつかない。し、はじめて書くものなので、色々教えてほしいです。
頑張ります。

上記の回答(二年前に死んだ幼馴染と三途の川を渡る話。の返信)

投稿者 t : 1 投稿日時:

こんばんは、まとまっていて素敵なお話ですね。
書きたいことがはっきりしています。

作者コメントに「はじめて書くものなので」とあって、はじめての方には何を書いたらいいのか。私にとっては聞き慣れている普通のことであっても、相手のやる気がなくなるような、何か失礼なことがないようにと思い戸惑っているですが……。
私自身、童話はほとんど読んだことがないので守備範囲外です……。
短編が書きたいでいいのだろうか? 
絵本ブームでもあまり読んでないなぁ……と勝手に斜め予想しつつ。

これから書くことは一例として、間違ってもこれが、下手糞tが言ってることが正解だとか、絶対こうしなければとか思わないでください。
こうしたらいいのではという、あくまでも【提案】です。

全体のポイントとしては、
①まりかのポケットに入っていた紙切れは現世に戻る鍵
②まりかが三途の川にやってきた経緯
③まりかとひまりが再会できた”感動”
以上の3点を回収しつつ、書きたいことを入れる。

まずは、登場人物がまりかとひまりの2人だけで読者を納得させるのは、長くなるので詳しい説明は省きますが、高度な文章力が必要になるため。3人目を入れて難易度を下げます。
どんな3人目がいいかなと、考えたのですが、どうせなら童話っぽくということで。
映画:千と千尋の神隠しに登場する、カオナシさんにしてみます。

そして舞台を2人乗り? の木製のボートから、
大型フェリー(無人)に変更しました。
舞台を変更したのは緩急をつけるための、間が欲しいからです。

ーー
↓手直しに入ります。

読んで感じたのは、問題があるのは冒頭で情報が整理できていない点と、ポケットに入っていた紙切れは現世に戻る鍵が突然でてくる点と、まりかとひまりがだんだんと2人は打ち解けあっていくのに溜めがないの、あわせて3点です。

まず今回はあらすじなので内容が一発で分かる良手ですが。
一番最初に、2人の少女が三途の川を渡る話。と書いあります。
こういった前置きはネットにはかなりよくあります。
でも味気ないので、もっと具体的に、2人の少女が三途の川を渡る話と書かずに、
例えば、まりかが三途の川にくることになった経緯なんが代わりにあればgoodです。

次の行で「まりかとひまり、2人を乗せた船はゆっくりすすんでいく。」で、
まりかとひまりを出会わせるのが早すぎます。
まずはまりかという人物を立たせてから……。
立たせるというのは、読者に、まりかという人物のことを知ってもらう。『この物語に興味を持ってもらう』ところから始めないと、その後にいくら良いことが書いてあっても、内容がよく分からないと読者に言われてしまうという意味です。

例えばですが、
(まりかが三途の川にくることになった経緯として)→
幽体離脱したまりかが自分の体を眺めている。気がつくとまりかは次の瞬間、船の上にいた。

(まりかとひまりを出会わせるのが早すぎるので:対策)→
まりかは探検する。満点の星空の下には、大きな川が流れていて、ここが大型フェリー(無人)だとまりかが知るのにそれほど時間はかからなかった。

(ポケットに入っていた紙切れは現世に戻る鍵が突然でてくる:対策)→
探検するところがなくなると、最初の場所に戻ってきたまりかだったが。船長帽子を被ったカオナシに肩を叩かれる。そして彼から紙切れを受け取ってしまう。
ちなみにカオナシは、「ア」とか「エ」とかしか言わない。

ここまでで、
読者はまりかのことを知り。勘の良い読者はここが大体どんな場所がおそらく(三途の川だな)と予想している。現世に戻る鍵の紙切れも事前に受け取った。
ーー

準備が整ったので、ここから物語を本格的にはじめていきます。
まりかはカオナシが去ってほっとしていた時、ひまりに声をかけられる。(再会)

→銀河鉄道の夜のような体験を2人で楽しむ中で、まりかはだんだんと違和感を感じていく。やがてまりかはひまりが2年前に死んだことと、ここが三途の川であることを思い出す。(中略)→沈黙を破り、ひまりが話し始める。(中略)→そんな感じで昔のことをぽつりぽつりと語っていく。

この後ですぐに、だんだんと2人は打ち解けあっていく。とはせずに、1回読者を不安にさせる。具体的には、まりかが1人になる時間を作る。
まりかが幸せすぎて急に怖くなって(言葉では説明できない)ひまりの前から逃げだしてしまうとか。ひまりが体調が悪くなったといっていきなり消えるとか。
まりかを1人にさせる方法はたくさんあります。

まりかが1人になったところで、カオナシがやってきて、まりかのポケットに入っていた紙切れは現世に戻る鍵を教えてくれる。
ちなみにカオナシは、「ア」とか「エ」とかしか言わない。
でも、まりかは鍵の意味に気付く。
とワンクッションいれてから、物語に戻る。

私たち、きっと友達になれたよね。
そうだね、まだ間に合うかな?
どうだろう。
ねえ、もう一度やり直そうよ。→(中略)
涙を流し、まりかは訊く。
ここから、なんやかんや約束して、まりかはこっちの世界に帰ってくる。

END

ーー
こんなところです。
あくまでも今書いたのは一例であり、作者様のこれからのきっかけにしかすぎません。慣れてきたらご自身で『アレンジできること』を忘れないでください。

スレッド: 二年前に死んだ幼馴染と三途の川を渡る話。

カテゴリー: SF

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