二年前に死んだ幼馴染と三途の川を渡る話。 (No: 1)
スレ主 とのこ 投稿日時:
目的:趣味で書く
要望:一緒に作品を作って欲しいです!
カテゴリー:SF
あらすじ
まだ、全然考えていませんが…
趣味で童話でも作ろうかと、
2人の少女が三途の川を渡る話。
まりかとひまり、2人を乗せた船はゆっくりすすんでいく。
銀河鉄道の夜のような体験を2人で楽しむ中で、まりかはだんだんと違和感を感じていく。
やがてまりかはひまりが2年前に死んだことと、ここが三途の川であることを思い出す。
ひまりにこちら側に帰ろうと、説得しようと考えるが、まりかの中では葛藤があった。
まりかとひまりはあまり仲良しではなかった。
タイプが違うからだとか、たまたま気が合わなかっただとかかもしれない。
ひまりのことが苦手だった。クラス替えのときに、どうかひまりちゃんとは一緒になりませんように、と願うくらいには。ひまりが死んだことを知った時、心底ほっとするくらいには。
それなのに共に現世に帰ろうだなんてあまりにも身勝手すぎやしないか。まりかは、このまま共に死んだほうがいいのではないかと考え始める。
沈黙を破り、ひまりが話し始める。
まりかのことが羨ましかったこと。それでまりかをいじめてしまったこと。まりかは覚えていないかもしれないが、きっとまりかが人を怖がるようになったのはそれが原因であること。
まりかは大人受けがよかった。運動出来るのはあたしの方なのに、友達もあたしの方が多いし、なのに大人はみんなまりかを可愛がった。
まりかは可愛い文房具をもっていた。ひまりのお母さんは、勉強に可愛さは要らないと、そんなのを買ってくれることは無かった。
羨ましかっただけなのだ。彼女のものをうばって遠くまで走ったのは。見て欲しかったから、まりかをトロイと罵ってなめくじと呼んだのだ。
そんな感じで昔のことをぽつりぽつりと語っていく。だんだんと2人は打ち解けあっていく。
私たち、きっと友達になれたよね。
そうだね、まだ間に合うかな?
どうだろう。
ねえ、もう一度やり直そうよ。
しかし、時間切れになってしまう。
まりかのポケットに入っていた紙切れは現世に戻る鍵。まりかはひまりにそれを渡そうとするが、ひまりは私には帰る体がないからと、それを返す。
まりかは向こう側へ帰ったようにおもえたが、まだ居た。ほんとうに帰れなくなるよ! とひまりは焦るが、まりかは聞かない。まりかの足が薄くなり始めていた。
1人で寂しくないの?
涙を流し、まりかは訊く。
ここから、なんやかんや約束して、まりかはこっちの世界に帰ってくる。
文書めちゃくちゃでごめんなさい
キャラクター
主人公
まりか(茉莉花)
控えめな女の子。泣き虫。植物図鑑を見ることが好き。
運動が苦手。
ひまり(向日葵)
まりかの幼馴染で、隣に住んでいた。活発で友達がたくさんいた。物事をズバズバ言う。二人が中1のとき、つまり二年前に死ぬ。
設定(世界観)
三途の川。
水面がゆれなすぎて大きな水溜まりのようにみえるけれど、途方もない時間をかけて、ゆっくり、ゆっくり流れていく。底が見えるほど透き通っている。2人は木製のボートに乗って川を進む(漕がない)。船に乗る必要はないかもしれない。
参考作品
銀河鉄道の夜 また同じ夢を見ていた
作者コメント
3日くらい前に思いついたやつ。
ひまりのセーラー服のスカーフの鮮やかな真紅が、彼女のいない2年間の長さを表しているーーーみたいなこともやりたい。
このお話のとき、2人は中三。
銀河鉄道の夜っぽい所とか思いつかない。し、はじめて書くものなので、色々教えてほしいです。
頑張ります。
二年前に死んだ幼馴染と三途の川を渡る話。の返信 (No: 2)
投稿日時:
こんばんは、まとまっていて素敵なお話ですね。
書きたいことがはっきりしています。
作者コメントに「はじめて書くものなので」とあって、はじめての方には何を書いたらいいのか。私にとっては聞き慣れている普通のことであっても、相手のやる気がなくなるような、何か失礼なことがないようにと思い戸惑っているですが……。
私自身、童話はほとんど読んだことがないので守備範囲外です……。
短編が書きたいでいいのだろうか?
絵本ブームでもあまり読んでないなぁ……と勝手に斜め予想しつつ。
これから書くことは一例として、間違ってもこれが、下手糞tが言ってることが正解だとか、絶対こうしなければとか思わないでください。
こうしたらいいのではという、あくまでも【提案】です。
全体のポイントとしては、
①まりかのポケットに入っていた紙切れは現世に戻る鍵
②まりかが三途の川にやってきた経緯
③まりかとひまりが再会できた”感動”
以上の3点を回収しつつ、書きたいことを入れる。
まずは、登場人物がまりかとひまりの2人だけで読者を納得させるのは、長くなるので詳しい説明は省きますが、高度な文章力が必要になるため。3人目を入れて難易度を下げます。
どんな3人目がいいかなと、考えたのですが、どうせなら童話っぽくということで。
映画:千と千尋の神隠しに登場する、カオナシさんにしてみます。
そして舞台を2人乗り? の木製のボートから、
大型フェリー(無人)に変更しました。
舞台を変更したのは緩急をつけるための、間が欲しいからです。
ーー
↓手直しに入ります。
読んで感じたのは、問題があるのは冒頭で情報が整理できていない点と、ポケットに入っていた紙切れは現世に戻る鍵が突然でてくる点と、まりかとひまりがだんだんと2人は打ち解けあっていくのに溜めがないの、あわせて3点です。
まず今回はあらすじなので内容が一発で分かる良手ですが。
一番最初に、2人の少女が三途の川を渡る話。と書いあります。
こういった前置きはネットにはかなりよくあります。
でも味気ないので、もっと具体的に、2人の少女が三途の川を渡る話と書かずに、
例えば、まりかが三途の川にくることになった経緯なんが代わりにあればgoodです。
次の行で「まりかとひまり、2人を乗せた船はゆっくりすすんでいく。」で、
まりかとひまりを出会わせるのが早すぎます。
まずはまりかという人物を立たせてから……。
立たせるというのは、読者に、まりかという人物のことを知ってもらう。『この物語に興味を持ってもらう』ところから始めないと、その後にいくら良いことが書いてあっても、内容がよく分からないと読者に言われてしまうという意味です。
例えばですが、
(まりかが三途の川にくることになった経緯として)→
幽体離脱したまりかが自分の体を眺めている。気がつくとまりかは次の瞬間、船の上にいた。
(まりかとひまりを出会わせるのが早すぎるので:対策)→
まりかは探検する。満点の星空の下には、大きな川が流れていて、ここが大型フェリー(無人)だとまりかが知るのにそれほど時間はかからなかった。
(ポケットに入っていた紙切れは現世に戻る鍵が突然でてくる:対策)→
探検するところがなくなると、最初の場所に戻ってきたまりかだったが。船長帽子を被ったカオナシに肩を叩かれる。そして彼から紙切れを受け取ってしまう。
ちなみにカオナシは、「ア」とか「エ」とかしか言わない。
ここまでで、
読者はまりかのことを知り。勘の良い読者はここが大体どんな場所がおそらく(三途の川だな)と予想している。現世に戻る鍵の紙切れも事前に受け取った。
ーー
準備が整ったので、ここから物語を本格的にはじめていきます。
まりかはカオナシが去ってほっとしていた時、ひまりに声をかけられる。(再会)
→銀河鉄道の夜のような体験を2人で楽しむ中で、まりかはだんだんと違和感を感じていく。やがてまりかはひまりが2年前に死んだことと、ここが三途の川であることを思い出す。(中略)→沈黙を破り、ひまりが話し始める。(中略)→そんな感じで昔のことをぽつりぽつりと語っていく。
この後ですぐに、だんだんと2人は打ち解けあっていく。とはせずに、1回読者を不安にさせる。具体的には、まりかが1人になる時間を作る。
まりかが幸せすぎて急に怖くなって(言葉では説明できない)ひまりの前から逃げだしてしまうとか。ひまりが体調が悪くなったといっていきなり消えるとか。
まりかを1人にさせる方法はたくさんあります。
まりかが1人になったところで、カオナシがやってきて、まりかのポケットに入っていた紙切れは現世に戻る鍵を教えてくれる。
ちなみにカオナシは、「ア」とか「エ」とかしか言わない。
でも、まりかは鍵の意味に気付く。
とワンクッションいれてから、物語に戻る。
私たち、きっと友達になれたよね。
そうだね、まだ間に合うかな?
どうだろう。
ねえ、もう一度やり直そうよ。→(中略)
涙を流し、まりかは訊く。
ここから、なんやかんや約束して、まりかはこっちの世界に帰ってくる。
END
ーー
こんなところです。
あくまでも今書いたのは一例であり、作者様のこれからのきっかけにしかすぎません。慣れてきたらご自身で『アレンジできること』を忘れないでください。
長所。良かった点
はじめは何かと大変だとは思いますが、それもまた過ぎゆく一つの風景として、他の方の作品に触れて刺激を受けながら、自分なりのやり方を見つけながら。
この先も楽しみながらやっていかれたらと思います。
これが書きたい!
と第三者にも伝わってくる熱意あるのはとても素敵です。
何かのお役にたてば幸いです。
良かった要素
ストーリー