「油照細き二の腕にタトゥー」の批評
回答者 北野きのこ
添削した俳句: 油照細き二の腕にタトゥー
腹胃壮さんこんにちは。
私の投稿にコメントを頂き、ありがとうございました。
ブギウギ専務はいつになったら納沙布岬に到達するのでしょうね。
私は釧路〜根室の牧草地地帯でちゃんと撮れ高を確保できるのか、勝手に心配しています(笑)
さて掲句の感想を述べさせていただきます。
「刺青ではなくタトゥーとした良さ」という酔いどれ防人さんの指摘に私も賛同します。
「油照」と「刺青」だと任侠映画のワンシーンの様なイメージになっていたと思います。
暑苦しい日中に露出度の高い服装をしている若者を想像しました。
字足らずに関してはやや不穏な雰囲気を演出するための狙いなのかな、と考えました。
なので不健康な痩せ方をした人物の二の腕を私は想像しました。
気怠く、暑苦しく、不満はあるけどわざわざ立ち上がるのも億劫…
私の抱いたイメージ、腹胃壮さんのイメージに合致しているでしょうか?
「二の腕に」という表現に関して、「二の腕の」としてはどうでしょうか?
「に」の場合続く動詞を想像します。
「二の腕にタトゥーを入れる」
「二の腕にタトゥーを見つける」
「の」の方が体言止めの効果が際立つと思うのですが、いかがでしょうか。
点数: 1