俳句添削道場(投句と批評)

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油照細き二の腕にタトゥー

作者 腹井壮  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

皆様こんばんわ。いつも御世話様です。相変わらず季節に関係なく詠む腹胃壮です。さて今回の掲句は自分の中ではかなり挑戦しましたので「便所の落書きよりもマシ」と言われて上出来と思っています。それでは皆様の忌憚無き御意見や添削をお待ちしております。

最新の添削

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

油照細き二の腕にタトゥーの批評

回答者 三日酔いの防人

腹胃壮様、おはようございます。
良い句だと思います。私は『細き二の腕』に若い女性が赤ん坊を抱っこしている様子が浮かびました。
細きがタトゥーとの意外性を生んでおり良いと思いました。タトゥーを刺青(せいし)としなかったことにこの句の良さがあるのでしょう。
やはり日本人は他国と比較するとタトゥーに対する理解が少ないと感じます。このタトゥーという単語は、タトゥーを刻むに至ったストーリーなども読み手にキチンと想像させていると思いました。

点数: 2

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「油照細き二の腕にタトゥー」の批評

回答者 たけたけ

腹胃壮さん、俳句のコメントと添削をありがとうございました。
いつも一人で日記がわりに詠んでいた俳句を詠んでもらい、アドバイスいただけて嬉しかったです。
油照の季語を使われていることで、汗ばんでテカテカの若々しい腕を私は想像しました。
また、楽しい俳句の世界を教えてください。

点数: 2

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「油照細き二の腕にタトゥー」の批評

回答者 ハオニー

ニセモノと違って知的ですね
やはり、ニセモノが本物よりも優れていることはあり得ないと理解しました

「タトゥー」をどのように捉えるか、それがこの句の評価を大きく左右しそうです

「油照」だと暑苦しさのイメージが私の中にはあります
それに対して「タトゥー」は暑苦しくはないので、悪くはない取り合わせだと思います

しかし、細き二の腕の人物がひょろい兄ちゃんなのか若い女性なのかに考えが行ってしまい、タトゥーと油照との取り合わせの妙技が生きづらくなっているように見えました

私は「タトゥーは堂々と人様に言うものではない」という考え方です
ならばこういうのはどうでしょうか、と

油照足のタトゥーを他言せず

点数: 1

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「油照細き二の腕にタトゥー」の批評

回答者 北野きのこ

腹胃壮さんこんにちは。
私の投稿にコメントを頂き、ありがとうございました。
ブギウギ専務はいつになったら納沙布岬に到達するのでしょうね。
私は釧路〜根室の牧草地地帯でちゃんと撮れ高を確保できるのか、勝手に心配しています(笑)

さて掲句の感想を述べさせていただきます。
「刺青ではなくタトゥーとした良さ」という酔いどれ防人さんの指摘に私も賛同します。
「油照」と「刺青」だと任侠映画のワンシーンの様なイメージになっていたと思います。
暑苦しい日中に露出度の高い服装をしている若者を想像しました。

字足らずに関してはやや不穏な雰囲気を演出するための狙いなのかな、と考えました。
なので不健康な痩せ方をした人物の二の腕を私は想像しました。
気怠く、暑苦しく、不満はあるけどわざわざ立ち上がるのも億劫…

私の抱いたイメージ、腹胃壮さんのイメージに合致しているでしょうか?

「二の腕に」という表現に関して、「二の腕の」としてはどうでしょうか?
「に」の場合続く動詞を想像します。
「二の腕にタトゥーを入れる」
「二の腕にタトゥーを見つける」

「の」の方が体言止めの効果が際立つと思うのですが、いかがでしょうか。

点数: 1

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「油照細き二の腕にタトゥー」の批評

回答者 ノブコフ

腹胃壮さま
私の句にコメントありがとうございます。たしかに街よりも空のほうがわかりやすいかなと思い再度載せてみました。

さてこちらの句について初心者ながら思ったことを述べますと、暑い日にタトゥーのある女性の腕という光景がどういった心情を醸し出すのか少し理会に苦しみました。

この女性はタトゥーを、若気の至りでしてしまった後悔があるのか、それとも最近の若者のファッションに対する作者の思いを込めたいのか、そういったところが伝わりづらいかなと思いました。

点数: 1

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「油照細き二の腕にタトゥー」の批評

回答者 ノブコフ

腹胃壮さま
いつもアドバイスありがとうございます。
私は全然鋭くないですよ。
報道写真のような句というのは随分難しい事にチャレンジされてますね。成功を祈っております。

点数: 1

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「油照細き二の腕にタトゥー」の批評

回答者 ノブコフ

腹胃壮さま
ご意見ありがとうございます。伝わらない人もいるのかと少々驚きました。

掲句で思ったのですが、二の腕とせずに腕としたほうが字数の節約になるのでは?
油照りハリガネの細腕にタトゥー

油照り腕のタトゥーを隠す袖

ご参考までに。

点数: 1

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油照細き二の腕にタトゥー

回答者 ささゆみ

腹胃壮さん いつも添削ありがとうございます。油照の季語からモノクロの情景を連想しました。意味深な感じですね。彼女?がタトゥーに護られているような?だから近づけず焦れているような?タトゥーの存在感が鮮やかですね。私はもうちょっと熱を持たせたいなと思います。細き二の腕とタトゥーの間に抱くという言葉を入れたいのですが、如何でしょうか?

点数: 1

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添削対象の句『油照細き二の腕にタトゥー』 作者: 腹井壮
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