俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

渡り鳥みえし異国の景色かな

作者  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

自分自身が渡り鳥になった気持ちを、だんだんと他国の景色が見えてきたよという句。

最新の添削

「渡り鳥みえし異国の景色かな」の批評

回答者 素一

林さんはじめまして。そうです。水引草の茎の黒と花の赤さのコントラストがあまりにも。鮮やかでそう詠みました。故郷無く渡り鳥の気分になりたいです。今後も投句楽しみにしています。

点数: 0

添削のお礼として、素一さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「渡り鳥みえし異国の景色かな」の批評

回答者 北野きのこ

林さん初めまして。
句の感想を述べさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。

千日草さんのおっしゃっている通り、一読して鳥の渡りのスケールの大きさを感じました。
国境を遥かに超えて旅する鳥に胸を打たれます。

文法上の問題を一つ…。
「みえし」の「し」は過去の助動詞「き」の連体形になると思います。

とすると、「(過去のある時点で)見えた」という意味になりますので、コメント欄に書かれた内容からはずれてしまうと思います。

もう一点、「みえし」の主語が何者なのかはっきりしない点が気になりました。
渡り鳥を主語として「渡り鳥が旅の果てに見た異国の景色」とも読めますし、
作者を主語として「作者が渡り鳥の姿を見た異国の景色」とも読めると思うのです。
作者の海外旅行の思い出を詠んだ訳では無く、渡り鳥を擬人化している句なのだという点ははっきりさせるべきではないでしょうか。

コメント欄の「だんだんと」が状況を的確に表していると思います。
渡り鳥の長旅の苦労を語らせるなら、「ついに」「漸く」「漸う」などの表現はいかがでしょうか?

鳥渡る漸う見えて来た異国
鳥渡るついに異国の見えた朝

まだ誤読の可能性はありますが…

点数: 1

添削のお礼として、北野きのこさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

初花や登校帽に母の文字

作者名 しゅうこう 回答数 : 3

投稿日時:

白秋や名前サクサク削除なり

作者名 森本可南 回答数 : 0

投稿日時:

葱のぬたを追加ひとしな夫の前

作者名 竜子 回答数 : 0

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『渡り鳥みえし異国の景色かな』 作者:
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ