「配達のカブを停めたり天の川」の批評
『天の川』の句のコメントありがとうございます。
狙った読みをしてる人がいて嬉しかったですw
0.004度は初めて知りました。
地球の円周が4万kmなんで、最大約秒速4kmで回ってるってことなんですね。
本句ですが、『配達のカブ』の言葉の経済効率がめちゃめちゃいいですね。
時間帯・なんの仕事か・場所がわかりますね。
私はこの人は、新聞配達という常習性のある仕事に『天の川』を取り合わせているので『天の川』を見慣れてる人だと読みました。
また、現代を読んでいることを前提とすると田舎の新聞配達員さんと読みました。
ですので、『天の川』にも気にもとめれないほどあくせく働いてると読んでしまったので、『天の川』で忙しい感じを出せるんだなぁーと思ってしまいました。
天の川に見惚れると表現するなら、助詞「に」が必要だと思います(天の川に配達のカブを停めたり)。
もしくは、擬人化になっちゃいますけど、『停めたり』を「停めたる」に変える(天の川に配達のカブを停めたり)。
でもこうした瞬間に個人的には類想感とチープになっちゃう気がします^^;
メッセージ性は別として、結果『配達のカブを停めた』ことと『天の川』を取り合わせると、直接書かれていない情報を推測できるという意味で、かなりの相乗効果があると思いました。