俳句添削道場(投句と批評)

幸福来々さんの添削最新の投稿順の26ページ目

「すすき梅雨米寿の母の髪をすき」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: すすき梅雨米寿の母の髪をすき

コメント失礼します!

お母さんの髪を想像させようとする強い意志を感じられます。
「秋の長雨」のことを『すすき梅雨』というのは初めて知りました。
『すすき梅雨』の『すすき』からお母さんの髪の感じを。
『梅雨』からお母さんの歴史を、そしてこれからをという感じですかね。
その髪をすいている作者のお母さんに対する尊敬や哀れみも感じ取れました。

切れがない『すき』を選んだことによる効果としては、お母さんの髪をすいて、ごはんを作って、体を起こしてあげてみたいな感じで、作者がお母さんに対して色々してるのだなという想像しやすくなります。
もしくは、「お母さんの髪をすいたから何かを感じた」となりますが、こちらに関しては俳句の中にヒントが結構ないと伝わらないので、かなり難しいと思います。

ただ、『すすき』と『米寿』の『米』を響き合わせたいという意図があるかもしれませんが、『すすき梅雨』と『母の髪をすき』を取り合わせば、お母さんがご高齢であることは想像つきやすいと思います。

こうしたかったらこんなのどうですか?という意味で句を残しておきます。

・お母さんを弱々しくする髪の描写を入れる
すすき梅雨梳きたる母の髪細し

・髪の描写を読者に託す(昨日のプレバトの横尾さんの句の添削ででてきた余韻の残し方)
すすき梅雨梳きたる母の白髪は

点数: 2

「秋月や小首かしげて束ね髪」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 秋月や小首かしげて束ね髪

コメント失礼します!

最初、『月』をバックに『髪』をセットしてる最中の女性を想像して綺麗だなーと思いました。
この『髪』を『月』のようにまんまるなものにしようとしてると想像しました。
『月』と束ねることのできるほどの『髪』の取り合わせは、きれいだと思います。

ただ、読めば読むほどわからなくなってきました^^;
調べると『束ね髪』は名詞で、束ねられた髪が完成した状態をいいます。
それを前提として、『小首かしげて』は慣用句として捉えると、「不思議そうに『束ね髪』をみてる」という意味でわからなくなってしまいますし、そうでないとしたら「首をかしげると『束み髪』が見えた」ということになっちゃうのかな?
と、自分の読みが間違ってるのが証明されていきました。。。orz

なので、添削というより、この句でインスパイアされた句をおいていきます―。

ヘアゴムを咥え束ねる髪や月

点数: 1

脇板の寡黙太刀魚のいぶし銀

回答者 幸福来々

添削した俳句: 俳句二字しりとりゲーム実施中

74句目。
前句:足るを知るどこ吹く風や秋渇き

次は「うお」です。

点数: 1

「シヨツピングカートいつぱいの夜長を」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: シヨツピングカートいつぱいの夜長を

『秋刀魚』の句のコメントありがとうございます!

句の奥行きを広くしてくれる読みでしたw
とても嬉しかったです!

「不自由は自由」から私が思い出した『人生は思い通り』の歌詞は

いったい何から制限されているの
いいや!最初から自由そのものさ

でした!
ここ歌うとめちゃきもちいですw

さて、本句ですが。
私はこの句を「夜通しパーティーするつもりで若者たちが深夜に、集まって買い物をしてる」と読みました。

なので、この句には人・活気・興奮の気配が沢山しました。
『夜長』という季語をワクワクさせるものにするのは、すごくね?って思いました!

旧仮名遣いの口語で、ちょっとレトロな雰囲気がするので、過去の話をしてるのかな?とも思いました。
あと、ちょっとだけ10代の飲酒感?健全な集まりじゃない感?が何故か感じられるw

点数: 1

「君知るや守宮のケケケと鳴くことを」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 君知るや守宮のケケケと鳴くことを

『秋刀魚』の句のコメントありがとうございます!

なおじいさんのコメントはいつも癒されます(*´ω`*)
なので、コメントついてると「おっ!」っという気持ちにいつもなってます。

さて、本句ですが、私は以下のとおりに読みました。

夜『ケケケ』とどっかから聞こえると、子もしくはお孫さんのような幼い子が「あ!守宮だ!」と『守宮』が張り付く窓に駆け寄る。
この音が『守宮』だと知らなかったのに、その子は知っていることに、驚き・成長を感じた。

てな感じです。
この読みは、『君知るや』の『や』には、「君が知っていることに対する尊敬・感動」が感じられるからです。
私は、なおじいさんらしい優しい句でいいなぁと思いました。

点数: 1

幸福来々さんの俳句添削依頼

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