「入院の爺見舞う爺春惜しむ」の批評
添削した俳句: 入院の爺見舞う爺春惜しむ
コメント失礼します。
読めば読むほどなんか切ないと感じる句だなと思って思わずのコメントです。
私の読みは以下のとおりです。
作者は入院しており、面識の無い同じ病室にいる爺同士のお見舞いを第三者として見た。
私もすっかりと老いてしまった。
そして、私には見舞い来てくれる人がいない(理由としては、私は死別を想像しました)、来てくれるような友人がいた時もあったなぁという感慨をに持ってしまった。
作者も爺だと思ったのは、爺〜爺の繰り返しで思いました。
季語『春惜しむ』は、良いこと→悪いことの諸行無常感がある季語だと私が理解しているので昔と今の対比に切ない感慨がを感じたのかな?と思いました。
点数: 1