「朝の霧カバーのままの単行本」の批評
回答者 辻 基倫子
添削した俳句: 朝の霧カバーのままの単行本
こま爺様
御句、シンプルで美しい表現だと思いました。カバーはどんなカバーかな、「カバーのまま」というくらいだから、書店から買ってきたばかりのきれいな本、きっと読もうと思っている大事な本なのだろう、と想像しました。「朝の霧」という語から、高原などに旅に行き、そこで本を開こうとしている句かな、と思い、引かれました。
また、拙句にコメントをありがとうございました。「影があふれる」というお考えに、納得しました。「影」だと、私の故郷の「樹々が沢山ある風景」にぴったりです。それらの影があふれんばかり、黒々として風にゆれている雰囲気が出てきました。ありがとうございました。
点数: 1