俳句添削道場(投句と批評)

ヒッチ俳句さんの添削最新の投稿順の182ページ目

「陽春や地を高く抱き鳶の空」の批評

回答者 ヒッチ俳句

添削した俳句: 陽春や地を高く抱き鳶の空

頓さん久しぶりにコメント致します。
御句拝見致しました。
先ず季語「陽春」ですが、確かに「春」の季語ではあるのですが、どちらかと言うと
言葉の持つ意味合いとしては「初春」や「新春」に近いかなと言う感じです。
ですから今の時期には少し合わない気が致します。
句としては、悠然と空を飛ぶ鳶の姿にのんびりとした春を感じて詠まれたものと思います。いい情景ですね。
「地を高く抱き」に詩心がありますので、それを活かして、

高きより地を抱きつつ春の鳶

としてみます。
またお越しやす。

ps、小生現在癌闘病中。しかしながらまだまだくたばるつもりはありません。
笑って生きております。
変わりませず忖度は無しに願いますね。
それでは。

点数: 1

「恋猫や磯野さんちの勝手口」の批評

回答者 ヒッチ俳句

添削した俳句: 恋猫や磯野さんちの勝手口

こんばんは。
御句拝見致しました。
また可愛いく詠まれましたね。
サザエさんが魚を咥えた猫を追い掛けて勝手口から出て来るシーンが浮かびます。
サザエさん(美術館)を見て詠まれたので当然ですが、良くも悪くもサザエさん俳句になっています。
もう少し普遍的な句になればなあと言う気が致します。

恋猫の勝手知りたる隣ん家(となりんち)

でもせっかく新鮮なうちにと詠まれたネタですから、ここからスタートで推敲されるといい句になる可能性はあると思います。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「つちふるや少年の抱く馬頭琴」の批評

回答者 ヒッチ俳句

添削した俳句: つちふるや少年の抱く馬頭琴

こんばんは。
御句拝見致しました。
中句下句の内容がやや季語に近い気も致しますが、個人的には凄く好きな句です。
「抱く」は音数からして「だく」ですね。
本当は「いだく」としたいところですが、字余りになりますね。
中句を少し変えさせて頂き、

つちふるや少年の背の馬頭琴

としてみました。
白い馬の手綱を持つ馬上の少年をイメージしました。
季語「霾」(つちふる)
子季語「蒙古風」「黄砂」他
角川の歳時記に記載されています。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

「銅板の屋根の地蔵や春の雨」の批評

回答者 ヒッチ俳句

添削した俳句: 銅板の屋根の地蔵や春の雨

頓さんこんにちは。
拙句、花見の句にコメントありがとうございました。
ご指摘の通り、「~のよに」は本来であれば「~のごと(如)」ですね。
個人的には「~ごとく」俳句があまり好きではないので、この場合「~よに」を使いました。普通の文章に於いては、誤読の恐れもあり違和感もありますので推奨は出来ませんが、字数に制限のある俳句に於いては許されるかなと思い、私は使うことがあります。
まあ、「~のごと」にすればいいのですが、、、(笑)
頓さんの方もここのところ色いろあったようですね。是非お気を付け下さい。
当方もボチボチと行きます。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

「親指と薬指のキス春愁」の批評

回答者 ヒッチ俳句

添削した俳句: 親指と薬指のキス春愁

めいちゃん久しぶりですね。
質問、ごもっともです。
めいちゃんがそう思ったのは、ちっとも変ではありませんよ。
ただ田んぼの畦にも色々あって、めいちゃんが言う泥の壁のような部分(下の方)もあれば、草の生えた土手の部分もあります。
その更に上を、人や農機具が通れるようにしてあるのが、いわゆる畦道です。
拙句の畦は、その草の生えた土手のことを指しています。
春の農作業の合間に、その土手に寝そべって畦道に咲く桜を見ているのです。
御句、拝見しました。
めいちゃん独特の感性かなと思いました。
薬指の「薬」に何か意味を持たせたのかなとも思いました。
「春愁」は「はるうれい」か「しゅんしゅう」かどちらですか?
季語を下句に置いてますので「春愁ふ」の方が座りがいいと思います。
また575に収めて(キスは入りませんが)、

親指に薬指当て春愁ふ

ではどうですか?
よろしくお願いいたします。

点数: 1

ヒッチ俳句さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 3

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山こへて子猿の嬉々と入学す

回答数 : 20

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父のよに花見は畦の草まくら

回答数 : 14

投稿日時:

ヒッチ俳句さんの添削依頼2ページ以降を見る

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