俳句添削道場(投句と批評)

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新しきルージュは赫し初昔

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

初昔という素敵な季語。
バーゲンで新しい口紅を買ってきた姪っ子を見て、ルージュの句として。

どんな感じに届くのかなあ。
みなさんご意見をよろしくお願いします。

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「新しきルージュは赫し初昔」の批評

回答者 ちゃあき

こんばんは、いつもありがとうございます。初読で少し違和感を感じました。元々赤いルージュをあえて赫しと表現しているからですが、きっと余程濃い赤なのではないかと考え直し、同時にホームズの緋色の研究という小説があったのを思い出して、調べてみると赤の濃い色とありました。また「新しき」はイサクさんと同じく「初昔」には合わない気がします。(何か日本語になってないですね。すみません)
案:姪つ子のルージュは緋なり初昔
またよろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「新しきルージュは赫し初昔」の批評

回答者 よした 山月

句の評価:
★★★★★

げばげばさん、おはようございます。

虎落笛の句コメントありがとうございます。
俳句はきっと歴史の中で洗練されてきているんですね。

理で考えれば17音で表すのだから自然と重複は避ける、今さら妙に納得しました。
最初から前提とされる方も多いでしょうに(笑)

あと、皆さんの説明に何度か「夏井さま」が出てきましたので調べてみましたら
世間でも、俳句が流行りつつ?流行っている?のでしょうか。
時流にのれているのか?!嬉しいことです。

受け答えにひょっとしたら???なこと言っていたかもしれませんがお許しください。
テレビがなくわかっていませんでした💧

点数: 2

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「新しきルージュは赫し初昔」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

この季語は使ったことがないです。
意味は実質「去年」「旧年」と同じ、とすると、この句は去年の何を感嘆しているのでしょう?
コメントと合わせれば「新しいルージュの赤いことは過ぎ去った去年だなあ」と感嘆していることになりますが、それでは季語の使い方が違うような?
句の中では「新しい」という言葉との相性が特に悪そうですね。旧年の話なので。

・バーゲンの赫きルージュや初昔

点数: 1

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「新しきルージュは赫し初昔」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

再訪です。

「元日に、一瞬で過去になった去年のこと」を感嘆する季語、という認識です。
「宵の年」の傍題(あるいは「宵の年」の方が傍題)だったりもしますね。
「現在(元日・あるいは零時を過ぎた瞬間)のことを表現しつつも、過去を邂逅する」というのが例句としては多いような。

灯を消してよりありありと初昔/鷲谷七菜子
新築の家に住まふも初昔/松崎鉄之介
歯が一つかけたるままや初昔/遠山草太郎
ひかり食む牛の反芻初昔/飯田綾子
高砂や去年を捨てつつ初むかし/上島鬼貫

なので「初昔」と出した瞬間「新年と旧年の比較」が根底に発生するので、「去年のルージュ」と比較するとしても「新しい」は不要なのかなあ・・・という感じがします。

点数: 1

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「新しきルージュは赫し初昔」の批評

回答者 よした 山月

句の評価:
★★★★★

げばげばさん、連投失礼します。

コメントに挑戦を
「初昔」見た目も音も綺麗な言葉ですね。

調べ方がセンスないなと自身で笑いましたが
一般的には初日に摘んだ葉でのお抹茶のことなのですね。
最初から歳時記で調べるべきでした💧

初見では「新しいルージュ/姪っ子さん」
に対しての詠み者(げばさんか別として)の「過去の想い出のルージュ/今の私(娘だった頃からの今)」
その対比や時の移り変わりを詠んだのかなと思いました。

そこから皆さんに教わったことを総動員して
読み返してみました。

ルージュは赤い、ただの赤ならいらない
しかし、「赫い」にしたことにより
ということでしょうか。。耀き、揺らめきこれも前述の句意に寄りそうことなのかと。
この重厚さの可否は今の私には論じる術がありませんが

私としては、「おぉー」と(読みくだそうとしている自身に酔っているのか?(笑))なりました。

私なりに季語の意味を調べた範囲では
去年と今年や、大晦日の夜にその年を振り返った意
というところからすると、対比の感じが少しずれるかなぁなぞと(昔と今という対比でもよいかな?!)、おそれ多くも感じました。

姪っこに自身の若き頃を重ねという句意
また、例えば姪の七五三の時の口紅と今のルージュを…なんて事も含まれるのかもしれませんが。

こういう風に皆さんの句意を読み下してみるのは、的外れで恥かしいことも想像にかたくないですが
楽しいですね♪勉強になりますし。

でも、あまり心臓によろしくない(笑)かも

提案句はまだまだできませんが
私の事始めとして、きっかけをいただきましてありがとうございます。

冷や汗かきながら
ポチっと書き込みしてみます。

点数: 1

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「新しきルージュは赫し初昔」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。
初昔という季語は初めて目にしました。早速意味を調べました。なるほど、とても風情のある季語ですね。大晦日から元日にかけて、一瞬にして年があらたまり、昨日までのことがもはや「去年のこと」になってしまう。それを新年初めて懐かしく思うような季語ですね。勉強になりました。

私のような初心者は、人には偉そうなことを言っていても、季語と季語以外の部分の関係性を一生懸命に探ろうとします。なぜなら、私の句は、季語と季語以外の部分の関係性が重要だからです。

ですので御句も、新しいルージュの赤と初昔をなんとか関連付けようと考えました。その結果、おそらく姪御さんは、これまではお化粧はしなかったか、してもごく薄化粧だったのが、お正月のバーゲンで真っ赤なルージュを買ってきた。それを見て、げばおじさんは、「ああ、(昨年は)まだ子どもと思っていたのに…」と過ぎた昔を懐かしんでいるのだと思いました。

やったぜ!句意を掴んだぞ!と思ったのも束の間。もしかしてこれは余計なことだったのかもと。
げばさんの得意なのは二物取り合わせ。もしかしたら、前半のルージュと季語の初昔は、まるで関係がなくて、そういうものを合わせた句なのかもと思いました。

こういう判断もできない初心者ですがよろしくお願いします。

点数: 1

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「新しきルージュは赫し初昔」の批評

回答者 よした 山月

句の評価:
★★★★★

げばげばさん、こんばんは

コメントありがとうございます。
初昔が過去のこと、おもいを馳せるが新しい暦を手にした新年のこと
と使い分けるつもりでしたが、少し自分の中だけの細かすぎるわけですね。

もう一踏ん張りします!

点数: 1

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