「芍薬やママさんコーラスの楽屋」の批評
回答者 慈雨
添削した俳句: 芍薬やママさんコーラスの楽屋
るる様、こんにちは。
おお、優雅な句ですね!雰囲気もありますし、難しい「ママさんコーラス」を句跨りで上手く入れられていると思いました。
素敵な衣装に身を包んだママさんたちのお喋りが浮かんでくるようです。
コメントでは、①芍薬がママさんコーラスの人たちに似ている、②楽屋に芍薬の花がある、と2つのことを書かれていますね。
私は②の意味で受け取りました。楽屋に芍薬の花が生けてあるようなイメージで。
ただイサク様のご指摘のように、①が逆の意味で伝わる可能性もあるかもですね(「芍薬がママさんたちに似ている」ではなく「ママさんたちが芍薬に似ている」と)。
そうすると実際には芍薬は存在しないことになり、季語の力が弱くなりそうです。
「立てば芍薬~」という有名な言葉から、「芍薬=女性の比喩」というイメージが強いせいかも知れません。
そう考えると、明確に②の意味に限定させた方がいいかなぁ…。
・芍薬を生けし楽屋やコーラス部
・芍薬の花束コーラスの楽屋
「ママさん」が入れられなくてごめんなさい。ただ「芍薬」から多くの人は女性を想像してくれるんじゃないかなと…思ったり…ごにょごにょ…。
またよろしくお願いいたしますm(__)m
点数: 2