「春空に向けてどっしり大鳥居」の批評
回答者 いるか
添削した俳句: 春空に向けてどっしり大鳥居
頓さん、こんにちは
御句拝読しました
本句、私はかなり佳いと思いましたよ
春の空に目を向けると天へとむけて立つ大鳥居、、
それはまるで自らに覆いかぶさるように尊大に聳えている、、
確かにヒッチさんの仰るように「どっしり」に下向きのベクトルを感じますが、私はそれを大鳥居を見上げた際の重圧感だと捉えました
ただベクトルを合わせてみるのもよいかもしれませんね
また、季節感がずれたほうが、、というのは確かにあるかもしれません
鳥居の力強さにフォーカスするなら夏、空の高さにフォーカスするなら秋、空の重量感にフォーカスするなら冬辺りもよいかも知れません
夏空に向かうでっかき大鳥居
秋空に向けてずいっと大鳥居
冬空を支えずっしり大鳥居
春空へげに大らかな大鳥居
春夏秋冬それぞれの持ち味を詠み分けてみるのも面白いかもしれませんね
今後ともよろしくお願いします
点数: 1