俳句添削道場(投句と批評)

三日酔いの防人さんの添削最新の投稿順の41ページ目

挙動不審の蝶となりたき日の鉄路の批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 挙動不審の蝶となりたき日の鉄路

ハオニー様、おはようございます。難しい句ですね。感想を申し上げます。
挙動不審と蝶の取り合わせ、これは秀逸です。一口に挙動不審といっても様々ございます。そこに蝶の不規則な動きを見出すのは素晴らしいですね。
私がこの句で、一番印象に残っているのは『なりたき日』です。ということはなりたくない日もあるのかなと思いました。この春めいた、蝶が飛び交う日だからこそ、何処かへ行きたくなるのですね。であれば、『なりたき日』は季語の蝶に託せるのではないでしょうか。私でしたら
挙動不審の蝶のごと鉄路旅
挙動不審の蝶のごと行く鉄路
などと致します。

点数: 2

爽やかに鶯鳴くや無人駅の批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 爽やかに鶯鳴くや無人駅

雪柳様、こんにちは。私も爽やかという語が季語と知りませんでしたので大変勉強になりました。ありがとうございます。無人駅と鶯の取り合わせは素敵ですね。
四国は下灘駅を筆頭に美しい無人駅の宝庫ですね。せっかく四国で詠んでいるので、無人駅の名前を入れるのも一つの手であると思いました。あと鶯から美しい鳴き声は伝わりますので『鳴くや』は推敲の余地があると感じました。
私は徳島県の坪尻駅で一句失礼致します。
鶯の響く坪尻駅舎かな

点数: 1

東風吹かば夢かうつつかまぼろしかの批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 東風吹かば夢かうつつかまぼろしか

美辞麗句様、こんにちは。主題がないだけに読み手に想像させる句ですね。おそらく、東風によって夢、幻から醒め、現実世界に戻された句でしょう。東風という季語の斡旋は良いと思いました。私個人としては主題が明確な句の方が好きですね。

点数: 1

ゆうべ着た浴衣の糊や心地好くの批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: ゆうべ着た浴衣の糊や心地好く

白井 百合子様、こんにちは。良い句ですね。普段から和装に慣れ親しんだ方でないと詠めない情景です。糊が馴染んで心地好い、心地好さのレベルは人それぞれ違いますが、あるあるの状況をさらりと俳句として詠めるのは素晴らしいと思います。また、上五の余韻も効いていますね。昨夜の思い出を噛み締めている情景が浮かびました。

点数: 1

用水路テニスボールと花びらとの批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 用水路テニスボールと花びらと

雪柳様、こんにちは。まず季語について、花びらは適切な季語であるのか?賛否が分かれますが、見直す必要があるかも知れません。あとはこの句から何が詠めるのか、桜の花びらで真っ白になった水面にテニスボールの黄色が映えいるのか、はたまた、テニスボールが花びらで真っ白になっているのか、そこまで詠めれば良いと感じます。私はこの句から、用水路に取り残されるテニスボールの悲哀を感じました。
花散りの側溝や庭球の球
破調と漢字を使い、悲哀を現したつもりです。

点数: 2

三日酔いの防人さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

玉子酒頑固親父の曳く屋台

回答数 : 5

投稿日時:

たなごころ熟れしトマトの脈拍や

回答数 : 8

投稿日時:

新作のルージュは果てて秋渇き

回答数 : 4

投稿日時:

ケロイドの腕に立秋宿しけり

回答数 : 5

投稿日時:

炎天す給仕の髪の黒きこと

回答数 : 3

投稿日時:

三日酔いの防人さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

静神社今かえり見る君と花

作者名 ゆきお 回答数 : 2

投稿日時:

灯火を遠ざけてをり月の客

作者名 あらちゃん 回答数 : 5

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祝日のなき鬱たりし六月か

作者名 04422 回答数 : 6

投稿日時:

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