朝まだき炭熾す背に赤子泣く
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 朝まだき炭熾す背に赤子泣く
かぬまっこ様、お早うございます。お手本のような句ですね。完成されており、炭熾すと朝まだきが冬の朝の明けきらぬ、寒さと暗さを上手く詠っております。そこに赤子の泣き声。五感の作用で感じる句です。
私の個人的意見として、句には大きく分け、読み手に言い切る句と想像させる句の2種類があると思います。この句は前者でよく完成されております。
怒られること覚悟、後者とするならばという点で提案させて頂きます。
朝まだき炭熾す背の赤子かな
赤子が泣いているのか、笑っているのか、すやすや眠っているのか、色々と想像できます。すやすや眠っている様子を想像して頂ければ、朝まだきという言葉に深みがでます。お手本のような素晴らしい句をありがとうございました。
点数: 1