「アメリカの友にメールを原爆忌」の批評
回答者 つちや郷里
添削した俳句： アメリカの友にメールを原爆忌
宮武桜子さんこんにちは。
6日の原爆忌の句へのコメント、添削
お返事が遅れて申し訳ありません。
御句
当時は敵国だったアメリカですが、今ではそこに友人を持ち、メールをするというところに感慨深さがあります。
「に」「を」という助詞の効果を使って「メールを送りました」という説明を省く技も上手くできています。
このままいただきます。
またよろしくお願いします。
点数: 1
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「真夏なり間抜け面言ふ納涼会」の批評
回答者 つちや郷里
添削した俳句： 真夏なり間抜け面言ふ納涼会
負乗さんこんにちは。
長崎忌の句へのコメントありがとうございます。
御句
立秋が過ぎ秋となりましたが、まだまだ暑い日は続きますね。
秋だということを実感するには1ヶ月以上かかりそうです（笑）
御句の叙述では句意が伝わりづらいと感じました。
・立秋を未だ真夏と言ふ間抜け
ただ「間抜け」という言葉が暴言に感じるので
・立秋を未だ真夏と言ふ人よ
このくらいに留めておきます。
「間抜け面」を使うのであれば、なおじいさんの添削
またよろしくお願いします。
点数: 1
「時忘れ延々続く盆踊り」の批評
回答者 つちや郷里
添削した俳句： 時忘れ延々続く盆踊り
里衣さんこんにちは。
御句ですが、「延々」「続く」という意味が似通った言葉は省いた方がいいです。
・盆踊り時を忘れて延々と
・盆踊り時を忘れて続きけり
句意をそのままに直すのであればこんな感じでしょうか。
ただあまりにも単純すぎる気がするのでアレンジしてみます。
・時忘れ子ら延々と盆踊
・気が付けば夜は更けてをり盆踊
これからもよろしくお願いします。
点数: 3
「納涼やバケツの中の足ふやけ」の批評
回答者 つちや郷里
添削した俳句： 納涼やバケツの中の足ふやけ
水谷さんこんにちは。
長崎忌の句へのコメントありがとうございました。
御句
読んだだけで涼しくなってくる句ですね。
先にコメントされた方へ反論するのはあまりよろしくないかもしれませんが、私としてはそこまで説明には感じないですし、身体の症状を詠んではいけないとも思いません。映像の立っている句だと思います。
もちろん俳句
良いか悪いかはわかりませんが、個人的には「や」で切らない方がいいかもと思いました。
・「納涼のバケツの足のふやけけり」
これでバケツに足を突っ込んで涼んでいる光景が浮かぶかやや微妙ですが、「けり」という切れ字の持つ「ハッとした気づき」のニュアンスの効果は出ると思います。
またよろしくお願いします。
点数: 2
「悲しみに暮れる人々終戦日」の批評
回答者 つちや郷里
添削した俳句： 悲しみに暮れる人々終戦日
優子さんこんにちは。
長崎忌の句へのコメントありがとうございます。
私はそんなに高く評価される人間ではありませんし、美しいだなんて滅相もございません。
あまりご自分を卑下なさらないでください。
私は若いですし人生経験も少ないので、偉そうに何かを言える立場ではありませんが、あまり思い悩んだりせず肩の力を抜いてもっと気楽にいきましょう。
御句
悲しみというものは連鎖するもので、平和とはそれを断ち切ることだと考えています。
こういった句は思いがこもっているので易々と添削
その代わりと言ってはなんですが、私も八月に入って終戦忌の句をいくつか作っているので、その中の一句を勝手ながら載せさせていただきます。
・『終戦忌おほぞら狭くなりにけり』
またよろしくお願いします。
点数: 2
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