俳句添削道場(投句と批評)

ハオニーさんの添削最新の投稿順の42ページ目

「罠に捕る寒のすずめの目や丸く」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 罠に捕る寒のすずめの目や丸く

冬雀追いて車窓に赤信号
嗚呼、雀にとことん縁がないハオニーです

「寒のすずめ」というのが、どこか気になる表現ですね
私は音数調整の「の」か、寸詰まりな表現の解消の「の」か、韻を踏む「の」か、いずれかだと思いました

もし、1音足りないからと音数調整の「の」を入れたか、寸詰まりな表現の解消であるとしたら、「冬の雀」か「ふくら雀」がしっくり来ると思います

終盤での切れ字「や」はチャレンジというかギャンブルです
序盤に敢えて切れ字を持ってくる作戦はありますが、バランスが悪くなりやすいものです

「寒のすずめ」の「の」で、韻を踏むことを狙ったと仮定して...
徹底的に韻を踏むことにすると

罠の中ふくら雀の目の丸し

と、「の」と「め」だけでなく「な」の音まで拾えるものです
韻を踏む句は楽しい系が多いのですが、敢えて今回は使いました

「あら、かわいい!
こんなかわいいふくら雀チャンになんてことをするのかしら!」という雰囲気の、残酷さを思わせる句になっていると思います

点数: 4

「長寿とはめでたき事か納税期」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 長寿とはめでたき事か納税期

こんばんは
若者よそ者バカ者のハオニーです
それでも税金は収めなくてはならないのです

「納税期」の先人の句を読んだとは思うのですが、季語としては「春」やら「梅雨」やらほど確立されていないため、相当難しいと思います

私も
長寿めでたいか納税期のベッド

と色々試した結果、このあたりで止まっています

点数: 2

「クリスマス乱れる心彼の横」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: クリスマス乱れる心彼の横

心乱れっぱなしのハオニーです
初めて手ほどきをさせていただきます

彼の横になんであんな奴が!?
という怒りとか不安とかの気持ちは、説明を聞いてきちんと伝わりました

しかし、俳句だけでは「彼の横に誰がいるのか?」分からないことが問題点です
彼の横に作者自身がいて、彼の何気ない一言に動揺しているとも考えられます

改善策はいろいろあります
「見知らぬ女」がいると素直に言う方法を...

彼といる見知らぬ女クリスマス
とすれば、なぜ心が乱れたのか知らしめることができます
これで心が乱れないならば肝っ玉が太いです

と、ここまでは腹胃壮様とほぼ同意見です
ここからが私の本領発揮です

俳句に慣れてくると、自分なりのシナリオを折り込み、一句を濃厚なものにする方が多くなります
具体的に試してみましょう

見知らぬ女に彼を取られそうなのに、ただ黙っていられますか?
結婚を約束して、「指輪」まで渡してくれた彼ならば、「修羅場」となっても黙って見ているはずがありませんよね
興奮していて、周りのことなんて気にする余裕もないはずです

指輪のみ光るクリスマスの修羅場

修羅場という言葉に引っ張られ、「指輪のみ光る」という言葉が皮肉に感じられるかと思います

もし、傷口を開くようなことがありましたらごめんなさい
この添削依頼をなさった句はノンフィクションだと思ったのです

点数: 5

「布団干す気まぐる風の敵味方」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 布団干す気まぐる風の敵味方

布団が重いハオニーです
布団を干して、しばらくして触ったときに失敗したなと感じること、けっこうありますね

文法的なところを
「気まぐる」ではなく、「気まぐれなり」の連体形の「気まぐれなる」が正解です
気まぐれは少しマイナスなイメージなので、気ままの方が使い勝手いいかもです

確実に推敲できるのは「敵味方」です
この表現は、風を敵だとか味方だとか感じているのでしょう
しかし、「この時期の風は不安定なのだ」というのは、季語の力を信じると出てくるものです

風がどのようなものかを語るより、風がどうなったかを描写する方が大事です

具体例をひとつ
布団干す風は気ままに通りけり

点数: 3

「木枯らしやあの子の笑顔彼の横」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 木枯らしやあの子の笑顔彼の横

いろいろな過程をすっ飛ばして「三段切れ」と言われても...
という感じが漂ってきたので、先に説明を

「切れ」は俳句をする上で、基本となってくる用語です
「切れ」とは場面を変えるための技法です

基本的に、
・切れ字「や」
・動詞、形容詞、形容動詞の終止形
が「切れ」を判断するポイントです

俳句はあまりにも短い詩のため、場面を変えるか変えないかが大きく影響するのです

私の句で
切れのある句(切れを「/」で表現)
A.雲が来る/また雲がきて渡り鳥

切れのない句
B.雲が来てまた雲がきて渡り鳥

動画として想像してください
Aは雲が来る様子があり、そのあとに次の雲が来て渡り鳥がやってくる映像になるでしょう
それに対してBは、雲が次々と流れて最後に渡り鳥がやってくる映像となるのです
ニュアンスの違いは、想像していただけたでしょうか?

その場面を変える「切れ」は、俳句では0回(切れなし)か1回(二段切れ)が綺麗なのです
場面を2回変えてしまうと、よほど上手な人でないと作品がバラバラになるのです
これが三段切れです

三句切れは短歌の技法です
嘘を教えるわけにはいかないので、短歌の上手い方にお聞きください
私、短歌はよく分からないのです

先に「切れ」についての説明を載せました
感想については後ほど...

点数: 1

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