俳句添削道場(投句と批評)

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木枯らしやあの子の笑顔彼の横

作者 紗和  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

以前にクリスマス〜の投稿をしました。
添削をしてくださった皆様ありがとうございます。素敵な風に添削してくれてアドバイスも丁寧で嬉しかったです。お礼のコメントの書き方が分からなかったのでここに書かせてください。色々考えた末言いたいことが伝わらなくなってしまいました。なので、その前に考えたこの句を投句してみます。三句切れのご指摘もありましたが、どう変えればよかったのか分からなかったのでこのまま投句します。

彼とは人称代名詞としての使用で、彼氏という意味はこめていませんでした…
好きな人の隣に私じゃない女の子が笑顔でいるのを見てしまった、悲しくて心がいっぱいになって木枯らしが吹いてるように寂しいなぁと感じる女の子の気持ちを詠みました。

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「木枯らしやあの子の笑顔彼の横」の批評

回答者 ハオニー

それでは、大事な感想を...

やはり、彼とか君とか聞いたら意中の異性(好きな異性)と受け取ってしまうものです
片思いで終わってしまった相手なのか、彼氏の浮気なのか、そこはどちらも考えられます

彼の心が離れていって寂しいだなんてピュアな心なのですね
それなら修羅場は合いませんね(
修羅場とか普通に出てくる私はピュアじゃないです←

あの女の子の笑顔を直接言おうとしないで、読み手を誘導する方法はあります
考えてきました
直接告白できないピュア(ウブかも?)な人は手紙を書くのですよね

木枯や渡せなかったラブレター
おそらく、別の女の子が好きな男の子と一緒にいて笑顔だったから、ラブレターを渡せなかったのだろう
と、読み手は認識してくれます

あとは...
俳句特有の表記というものがありまして、俳句では「木枯らし」とは書かないのです
「木枯」と書くのです
「春夕焼け」ではなくて「春夕焼」と書くなど、いろいろあります
興味を持ったならば、探してみてください

好きな人に負けたくなくて、俳句をやっているハオニーでした

点数: 2

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「木枯らしやあの子の笑顔彼の横」の批評

回答者 ハオニー

いろいろな過程をすっ飛ばして「三段切れ」と言われても...
という感じが漂ってきたので、先に説明を

「切れ」は俳句をする上で、基本となってくる用語です
「切れ」とは場面を変えるための技法です

基本的に、
・切れ字「や」
・動詞、形容詞、形容動詞の終止形
が「切れ」を判断するポイントです

俳句はあまりにも短い詩のため、場面を変えるか変えないかが大きく影響するのです

私の句で
切れのある句(切れを「/」で表現)
A.雲が来る/また雲がきて渡り鳥

切れのない句
B.雲が来てまた雲がきて渡り鳥

動画として想像してください
Aは雲が来る様子があり、そのあとに次の雲が来て渡り鳥がやってくる映像になるでしょう
それに対してBは、雲が次々と流れて最後に渡り鳥がやってくる映像となるのです
ニュアンスの違いは、想像していただけたでしょうか?

その場面を変える「切れ」は、俳句では0回(切れなし)か1回(二段切れ)が綺麗なのです
場面を2回変えてしまうと、よほど上手な人でないと作品がバラバラになるのです
これが三段切れです

三句切れは短歌の技法です
嘘を教えるわけにはいかないので、短歌の上手い方にお聞きください
私、短歌はよく分からないのです

先に「切れ」についての説明を載せました
感想については後ほど...

点数: 1

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「木枯らしやあの子の笑顔彼の横」の批評

回答者 かぬまっこ

おはようございます👋😃☀季語「木枯らし」に気持ちが込められていると思います。ただこれも三段切れです。クリスマスの句で腹胃壮さんの添削と同じになりますが…。

🔷木枯らしや彼の横にはあの女

「クリスマス」より「木枯らし」の方がこの句の気持ちをよく表す季語だと思います。余談ですがハオニーさんの修羅場の添削は傑作でしたね。

点数: 0

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「木枯らしやあの子の笑顔彼の横」の批評

回答者 かぬまっこ

またまた今日は👋😃ハオニーさんの「切れ」の説明✨分かりやすいですね。💓俳句を始めた頃、ネットで三段切れだ季重なりだと指摘を受けました。「え❔三段切れってなに❔」検索して納得✨
なんとハオニーさんは親切な方でせう。(=^ェ^=)💓

点数: 0

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「木枯らしやあの子の笑顔彼の横」の批評

回答者 腹井壮

紗和さん、こんばんわ。

確かにこの句は季語として木枯が合っていると思います。かぬまっこさんの添削もハオニーさんの三段切れの解説も適切だと思います。
句会に出席して感じるのは良悪はともかく何年も俳句を詠んでいるのに三段切れを理解していない人が多いという事です。
自分は感覚派理系なので言葉や言葉の塊が三つ並んでいるだけの姿が美しくないと判断し最初から三段切れは避けていましたが。

点数: 0

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