俳句添削道場(投句と批評)

ハオニーさんの添削最新の投稿順の39ページ目

「おじや炊く我が身の業も薄まるや」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: おじや炊く我が身の業も薄まるや

鮟鱇鍋の句があり、そして今回おじやの句...
個人的には、シリーズものの俳句は好きです
これらの句で句集を出すならば、きちんとセットにすべきだと思いました

俳句の感想を...
一読しての感想は、本当に「おじや」でいいのか?でした
「おじや」は「雑炊」という季語の傍題、つまり「雑炊」とはニュアンスが違う季語です

そのニュアンスの違いには、「おじや」と「雑炊」の違いが関係してきます

地域に差はあるようですが、定義したデータをまとめてみました

「雑炊」
ご飯を一度水洗いして、鍋料理をしたときの煮汁などと一緒に温めたもの
米粒の形が残っている
煮汁は白っぽいものが多い

「おじや」
基本的にご飯を水洗いせず、煮込んで水分を飛ばしたもの
米粒の原型が残っていないものもある
醤油や味噌の色が出ていることが多い

おじやは煮詰めるため、業が深くなるような気がします
「雑炊」の方が近いかもしれません

雑炊に我が身の業を溶かしたし

「薄まる」が説明の言葉のため、これは気になりました

「我が身の業」が具体的にどういったものなのかはよくわかりませんが、読み手に想像していただくつもりであったと仮定しました
だからそのままです

点数: 1

「小躍りすあずき煮てをり小正月」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 小躍りすあずき煮てをり小正月

小豆粥をすすったハオニーです
私もその時の一句を披露しようかどうか考えています

季重なりの問題はありますが、それ以上に問題なのが「小躍りす」です

この「小躍りす」は小豆の擬人化として機能していませんね...
これでは作者が小躍りしていると読むしかありません

小躍りの小豆は鍋に小正月
とすれば「小躍りす」は解決出来そうです
「小」という字のリフレイン、偶然の賜物です

点数: 0

「読み終へし冬物語惜しみ閉づ」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 読み終へし冬物語惜しみ閉づ

自分の描きたいものを、何かに例えた方が分かりやすいと考えたのだと思います
工夫したとは思いますが、結果としては「物語」が音数合わせに見えます

あれこれと表現法を工夫するより、感情をストレートに伝える季語を選んだ方がいいと思います
「冬物語」と例えなくても、「行く冬」という季語を使えばストレートに作者の心情を伝えることが出来ます

私ならこんな感じの一句を
冬行くや読み終えた歳時記の余白

点数: 2

「地虫出づ止めは甘く刺してくれ」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 地虫出づ止めは甘く刺してくれ

ロックとは音楽ジャンルなのか、生きざまのことなのか、いろいろ受け取り方があるかと思いますが、私はこの句を「生きざま的な意味で」ロックだと思います
しかし、ひょっとしたらハオニーはロックを勘違いしているかもしれません
それほどロックは奥が深いのでしょう

地虫出づ...(春 動物の季語
冬の寒さを土の中で防いでいた虫が、春の陽気に誘われて出てくること
という季語が「止めは甘く刺してくれ」というフレーズを意外な方向へ導いています

春の陽気に誘われて出てきたはいいけど、この虫はずいぶんと哲学的だった
生まれるときは選べなかったから、せめて死ぬときは自分で選びたい
だから止めは甘く刺してくれ、と何者かに願っているように見えた

私なりの解釈はこんな感じです

この虫の生きざまはロックです
そのように感じている作者自身もロックであると思います

添削をするにも、「地虫出づ」よりもロックな季語は思いつきませんでした
となると「止めは甘く刺してくれ」を変えないといけませんが...
そこを直したら本意が覆ることになるので、これは「下手に直せない句」ですね

点数: 1

「インフルエンザ赤い顔して薬吸う」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: インフルエンザ赤い顔して薬吸う

言いたいことは言えた句、そこで止まっています
この句を読んで感じ取れるものは「インフルエンザの人が大抵行う対処法」です

本意から離れてしまいますが、俳句に近づける方法を一つ
「薬吸う」は多くの人が知っていることですから、違うものを吸わせてみましょう

私なりに
静寂を吸うインフルエンザの夜(17音)

インフルエンザにかかると、普段なら静寂が訪れる時間さえも来ない...
という夜の一句です

点数: 1

ハオニーさんの俳句添削依頼

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行けど行けどトロッコ列車遠花火

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水温む三十八度線あたり

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陽炎や連敗後のホームゲーム

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添削の礎いずこ蝉時雨

回答数 : 18

投稿日時:

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