「おじや炊く我が身の業も薄まるや」の批評
回答者 ハオニー
鮟鱇鍋の句があり、そして今回おじやの句...
個人的には、シリーズものの俳句は好きです
これらの句で句集を出すならば、きちんとセットにすべきだと思いました
俳句の感想を...
一読しての感想は、本当に「おじや」でいいのか?でした
「おじや」は「雑炊」という季語の傍題、つまり「雑炊」とはニュアンスが違う季語です
そのニュアンスの違いには、「おじや」と「雑炊」の違いが関係してきます
地域に差はあるようですが、定義したデータをまとめてみました
「雑炊」
ご飯を一度水洗いして、鍋料理をしたときの煮汁などと一緒に温めたもの
米粒の形が残っている
煮汁は白っぽいものが多い
「おじや」
基本的にご飯を水洗いせず、煮込んで水分を飛ばしたもの
米粒の原型が残っていないものもある
醤油や味噌の色が出ていることが多い
おじやは煮詰めるため、業が深くなるような気がします
「雑炊」の方が近いかもしれません
雑炊に我が身の業を溶かしたし
「薄まる」が説明の言葉のため、これは気になりました
「我が身の業」が具体的にどういったものなのかはよくわかりませんが、読み手に想像していただくつもりであったと仮定しました
だからそのままです
点数: 1
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