俳句添削道場(投句と批評)

ハオニーさんの添削最新の投稿順の38ページ目

「浮流して七変化せりしゃぼん玉」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 浮流して七変化せりしゃぼん玉

理屈っぽくもあり、曖昧でもあるハオニーです

俳句の感想を
表現が両極端です
「浮流」が理屈っぽくて、「七変化」が曖昧ですね
「浮流」とは水に浮かんで流れることを言う、難しい言葉なのです
「七変化」しているのは、色なのか形なのか表面の光りの見え方なのか、そこが分かりません
ですから、どちらかを変えてもう一方に寄せていく必要があります

まずは曖昧な「七変化」に寄せます
具体的な場所を描けばどこなのかが分かり、想像しやすくなります

たとえば
せせらぎに七変化せりシャボン玉

今度は、理屈っぽい「浮流」に寄せます
浮流で水の上だとは分かるので、「七変化」の内容を具体的に書けば整合性が取れます

たとえば
浮流して光を揺するシャボン玉

バランスの取り方は、俳句だけでなく定型詩における永遠のテーマですね

点数: 1

「鮟鱇鍋煮返すほどの未練かな」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 鮟鱇鍋煮返すほどの未練かな

なんだか分かる気がする作品ですね
私には出来ないタイプの句です

下手に映像を描こうとすると、こういう作品は気持ちが伝わらなくなります

「ほど」という直喩を使って季語の鮮度を落としてはいますが、そこに強烈な詩を生み出すことで季語をむしろ活かしています

俳句における比喩はこのように使うものだと、学ばせていただきました
ありがとうございます

点数: 2

「ひったくり痴漢に注意春うらら」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: ひったくり痴漢に注意春うらら

ひったくり痴漢に注意猫うらら

テーマ「猫」に救われましたね
入選の一番の理由は、描写の仕方が基本を分かった上の一句だということでしょう

「ひったくり痴漢に注意」と書かれた看板も、猫にとってはお構い無し
春ののどかな光景がそこにはしっかりとあるからでしょう

不穏な「ひったくり痴漢」から、きちんと「うらら」という穏やかな季語まで持ってくる流れは良くできていると思います

「猫」に救われましたね、というのは今回の句のことに繋がってきます

ひったくり痴漢に注意春うらら

この句、季重なりです
「春」も「うらら(麗ら)」も季語です

ちなみに、「秋うらら」は全体で秋の季語です
「冬うらら」も同様に全体で冬の季語です

季重なりに必然性があれば、分かる人は分かるものですが...
「うらら」だけあれば句意は伝わります

手直しは既に腹胃荘様ご自身がなさっています
皆様のおっしゃる通り「猫うらら」が最適です

点数: 2

「薇やヘ音記号の低音部」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 薇やヘ音記号の低音部

ゼンマイ→ヘ音記号
この連想がすぐに出てくるのは損だと思います
ヘ音記号のある譜面は重低音の音域ですから、少し捻ってもよい気がします

私なりに
薇や地に響くかにヘ音記号

点数: 2

「福寿草香すがすがし雲龍寺」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 福寿草香すがすがし雲龍寺

雲龍寺が一つだけではないと気がつかなかったハオニーです
その忠言を受け止めたにも関わらず、私は「雲龍寺」を使います

「写経」をさせていただいているお寺に、福寿草に思いを込めて一句詠むのですね
私は寺院には疎いので、「写経」の本質が理解しきれていないかもしれません
理屈っぽい説明的な句を提案している気がします

今回の原句は三段切れと判断しました
「福寿草」と「香すがすがし」が繋がっているようにも見えますが、私は最終的に繋がっていないと解釈しました
「香すがすがし」だけでも映像が一つ生まれるからです

そして、間違いなく「香すがすがし」と「雲龍寺」は切れています
ここを繋ぐなら「香すがすがしき雲龍寺」となります

三段切れは韻が生まれにくく、リズムが悪いため嫌われる傾向にあります
三段切れという技法をするなとは言いませんが、偶然三段切れになったのならば解消しましょう
福寿草/香すがすがし/雲龍寺

福寿草の香すがすがし/雲龍寺
とすれば、確実に三段切れは解消出来ます

しかしそれ以上に「香すがすがし」という表現に疑問があります
つまりそれは「かぐわしい(芳しい、香しい)」でいいのでは?と

「かぐわし」と仮定して「写経」も入れて
福寿草かぐわし/雲龍寺に写経

こちらの句の方が、福寿草の香りと作者様の立ち位置が分かりやすく、無理なく多くの情報が入っていると私は思います

点数: 1

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