俳句添削道場(投句と批評)

ハオニーさんの添削最新の投稿順の37ページ目

「馥郁と闇に香りし水仙花」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 馥郁と闇に香りし水仙花

馥郁と闇に香りし水仙花

「馥郁」は美味しんぼに出てきそうな、あまり馴染みのない表現ですね
意味を調べてみると
「よい香りがただよう様子」とありました

もうお分かりかもしれませんが、「馥郁と」か「香りし」のどちらか一方は不要です
おそらく「馥郁と」を残したいのだと思います
わざわざこの句のために選び抜いた言葉に見えました

そして季語「水仙」の傍題にあったであろう「水仙花」ですが、「花」があまり活きていない気がします
同じく、傍題にあった「野水仙」はどうでしょう?

馥郁と闇を纏える野水仙

点数: 1

「うつかりと笑ふ君の歯烏賊の墨」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: うつかりと笑ふ君の歯烏賊の墨

自分自身の句を理論的に説明するという域まで達していないハオニーです
中学校の頃の国語の先生は、私の俳句をきちんと理論的に説明してくれました
それならば、私も人様の俳句を理論的に説明できないだろうか?と、その姿勢、論理的思考、説明する力などを追いかけ続けています

今回の一句は時系列を追ってみます

・「うつかりと」
うっかりと、どういう状況なのか?
説明的になりやすい言葉を選びましたね…
うっかりと忘れた、なんて最悪の選択は勘弁してほしいです
・うつかりと「笑ふ」
笑うなら、人物の存在と表情が出ています
説明的になりやすいところを、うまくかわしましたね
・うつかりと笑ふ「君」
どうしてこの意中の人はうっかりと笑ったのだろうか?
まだ全体像は見えませんね
・うつかりと笑ふ君「の歯」
ここでやっと歯に焦点を当てましたね
軽い切れが入りましたし、この十二音にどの季語を取り合わせるかですね
・うつかりと笑ふ君の歯「烏賊の墨」
なるほど、安心する着地ですね
情景がユーモラスに描けています
「烏賊の墨」というネタバラシ、これはこれでよかったと思います

と、これが今の私にできる理論の読み方です
ひねくれものだからといって、基本を軽んじているということは絶対にございません

お上手な句はこのようにして詠むのだ、という王道を走っているいい句ですね

ここから下は、役に立つか立たないか私にも分からない領域です

この一句についての説明、一つだけ気になるところがあります
前提条件として、この「うつかりと笑ふ君の歯烏賊の墨」の句の字面を全部信じます

イカスミのついた前歯を晒し笑ってしまった
→(彼女が)思わず笑ってしまったときに、イカスミのついた前歯が見えた
俳句は上から下、左から右へ読んでいくので、時系列的にはこちらの説明のほうが正しいかと思います

説明と句をしっかりと寄り添わせるのは、かなり難儀です
某番組でもしっかりと説明できていない人が多いですし、添削依頼をなさらない方にとっては練習する機会の無い部分です

練習すれば強みになる分野かもしれません
言葉と自分の伝えたいことの差をなくす練習ですから

点数: 4

「残心の切っ先三寸鎌鼬」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 残心の切っ先三寸鎌鼬

センター試験同日試験を解かされていて、俳句をする余裕がなかったハオニーです
ハオニーは学生ではありません
仕事で解いたのです

俳句の感想を

描きたかったことは「道場開き」での剣道の技のはずなのに、鎌鼬という季語の凄さを主観的に書いているように見えます

おそらく、鎌鼬を比喩として使っていることが読み手に伝わっていないため、ここは剣道場だと想像させるのが困難になっているのだと思います
鎌鼬を諦めるか、比喩として用いたことが分かるようにしないと、読み手には理解できません

少なくとも「剣道場」か「籠手」か「竹刀」あたりの、剣道を思わせる言葉が必要です

私なりの対策は、少し考えてみます

点数: 0

「紅梅や朝露弾くめじろ二羽」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 紅梅や朝露弾くめじろ二羽

こんばんはハオニーです

俳句の感想を
季語が3つあることは気になりますが、きちんと光景は想像出来ますし、「弾く」という動詞もきちんとしています

朝露も目白も、その季節にしかみられないものとは言い難いところはありますが、季語と認識されているのですよね...

紅梅や滴を弾く二羽の鳥
とやれば季重なりは回避できますが、原句の味わいとは少し違うものになります

点数: 2

「恋やぶれ瞼にしみる霜夜かな」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 恋やぶれ瞼にしみる霜夜かな

はじめまして
恋句はとっても好きなハオニーです

まずは感想を
恋に破れて、霜夜の冷たさが目にしみる
そのような青年の光景がきちんと見えました
失恋に慣れていない青年なのかもしれない、と私は解釈しました
涙や泣くといわずに、悲しさを読み手に想像させるのはとてもいいことだと思います

私の知りえる範囲で、あっきいさんの疑問にお答えしましょう
あっきいさんの想像していらっしゃる通り、この句は季重なりです
季語は「しみる(凍みる)」と「霜夜」の2つです
しかし、これらの季語が協力して「失恋の悲しさ」を強調しています
きちんと季語の相乗効果を得られているので、私はこの季重なりはアリだと思います

季重なりが気になるのであれば、「しみる」を別の動詞に変えましょう
泣いたら周りの景色はどうなりますか?
そう、景色はゆがみます
「ゆがむ」はいかがでしょう?

恋やぶれ瞼にゆがむ霜夜かな

私は季重なりよりも、「恋やぶれ」のほうが気になります
「しみる」や「ゆがむ」で悲しさが想像の範囲に入っているため、「恋やぶれ」で失恋だとトドメを刺さなくてもいいかなと

「やぶれ」をかえます
片恋の瞼にしみる霜夜かな

「片恋」から「失恋」まで読み手に想像してもらうほうが、直接言うよりスマートだと思いました
沈黙は金、雄弁は銀というものですが、これはあっきいさんのセンス次第です

点数: 2

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