俳句添削道場(投句と批評)

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吾子泣き止みじっと見つめる満月よ

作者 ひじき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

泣いていた子が泣き止み、月をじっと見ていました。

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幼子も涙とどめて望の月

回答者 丼上秋葵

はじめまして。おくらと申します。

月の綺麗な季節になってきましたね!
恐縮ながら、御句の感想を述べさせていただきます。

お子様も泣き止んで見入る程の満月。詠み手のお母様も心動かされたことかとお察しいたします。

御句は体験したことを大変素直にそのまま詠まれていますね。写実的なのはよいのですが、やや散文的すぎる気がしました。
俳句の基本として、極力動詞は一句に一語、慣れないうちは五七五の定型を守られた方がよいかと思います。

御句の場合、「吾子泣き止み」の主語はわかるのですが、「じっと見つめる」の主語が「吾子」なのか「子」を持つ詠み手なのかが判然としません。

それを踏まえて

幼子も涙とどめて望の月

と直してみたのですが、いかがでしょうか?
「幼子も」とすることで、近くに幼子の保護者(詠み手)も一緒にいることを表現してみました。

原句の「満月よ」に込められた「よ」の詠嘆表現はよいと思いました。汲み取れずに申し訳ございません。

今回は「満月」に心を動かされたとのことなので「望の月」としましたが、お母様とお子様の心情によっては、下五を「秋の月」「夏の月」「朧月」など、違う季語に変えてみるとまた句の印象が変わり、面白いかもしれません。

少しでもご参考になれば、幸いです。

句の評価:
★★★★★

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泣き止みし吾子と見つめる後の月

回答者 一本勝負の悠

句の評価:
★★★★★

赤んぼうの曇りない瞳にも、澄みきった月が映って。。。 ◆後の月/のちのつき
晩秋
 

十三夜/名残の月/月の名残
二夜の月/豆名月/栗名月
女名月/後の今宵
 
陰暦九月十三夜の
月。八月十五夜は
望月を愛でるが、
秋もいよいよ深ま
ったこの夜は、満
月まで二夜を残す
欠けた月を愛でる。
この秋最後の月で
あることから名残
の月、また豆や栗
を供物とすること
から豆名月、栗名
月ともいう。 

木曾の痩せもまだなほらぬに後の月
芭蕉「笈日記」
三井寺に緞子の夜着や後の月
蕪村「夜半叟句集」
稲懸けて里しづかなり後の月 
蓼太「蓼太句集初編」
すみきつて木の陰凄し後の月
闌更「三傑集」
後の月水より青き雲井かな
樗良「樗良句集」
あつ物に坐敷くもるや后の月
梅室「梅室家集」
後の月つくねんとして庵にあり
正岡子規「子規全集」
~きごさい~

点数: 1

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