「鮟鱇鍋煮返すほどの未練かな」の批評
回答者 ハオニー
なんだか分かる気がする作品ですね
私には出来ないタイプの句です
下手に映像を描こうとすると、こういう作品は気持ちが伝わらなくなります
「ほど」という直喩を使って季語の鮮度を落としてはいますが、そこに強烈な詩を生み出すことで季語をむしろ活かしています
俳句における比喩はこのように使うものだと、学ばせていただきました
ありがとうございます
点数: 2
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作者 すがりとおる 投稿日
回答者 ハオニー
なんだか分かる気がする作品ですね
私には出来ないタイプの句です
下手に映像を描こうとすると、こういう作品は気持ちが伝わらなくなります
「ほど」という直喩を使って季語の鮮度を落としてはいますが、そこに強烈な詩を生み出すことで季語をむしろ活かしています
俳句における比喩はこのように使うものだと、学ばせていただきました
ありがとうございます
点数: 2
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回答者 腹井壮
西村敏彦さん、こんばんわ。
凄みのある大人の句ですね。鮟鱇は吊るされ皮を剥がされバラバラにされて煮られる。さらに返される。だけど程の未練なんですよね。自分は季重なりを回避する以外は如しとか何とかのようなみたいな中途半端な比喩を使わないのですがこの句はやはり程が効いているようです。
自分なら
鮟鱇鍋眼鏡が曇る未練かな
位に抑えますね。
西村敏彦さんらしいとてもいい句だと思います。
点数: 0
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