俳句添削道場(投句と批評)

ハオニーさんの添削最新の投稿順の29ページ目

「南国の娘嫁ぐや息白し」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 南国の娘嫁ぐや息白し

冬の句は食べ物系が多くて四苦八苦しているハオニーです

「息白し」は冬の人物を描くためには心強い季語ですね
人物の存在を描写できれば、あとは焦点を絞っていくも、遠景へ切り換えるも自由自在ですから

気になる点は、この句の「息白し」は誰の息が白いのか?ということです
「南国の娘」と「息白し」が離れていて、さらに切れ字「や」で分断されているため、第三者の息が白いのかとも考えられます たとえば、嫁いだ娘さんを心配するお父様です
南国の娘さんが嫁いだ先が寒い地域なのかな?という想像はできますが、はっきりと肌で寒さを感じるような句とは言いがたいです
別に北国じゃなくても、都市の冷たさが身にしみるというニュアンスもあるため、そのあたりの解釈の幅があっていいかどうかは私には決めかねます

南国出身なのかも?とほのめかしつつ、残せる言葉を最大限活かすように
北国へ嫁ぐ娘の息白し

(個人的な偏見だらけですが)キャラづけをするのなら
ノルウェーへ嫁ぐ踊り子の白息
など、インパクトの強い、具体的な言葉が必要です

点数: 3

「木枯らしに身を低くして逆らわず」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 木枯らしに身を低くして逆らわず

海が見えるとすぐ饒舌になるハオニーです

何気ない日常のワンシーンを切り取ったのですね
私は潮風を浴びなれていないので新鮮に感じます

何気ないワンシーンだからこそ、作者さんの技量が問われますので、共感できるような句を詠むためのコツをひとつ…
説明の言葉を置かず、背景の描写に音数を使うことです
今回の場合、「逆らわず」と説明せずに俳句で表現したかったことからこぼれた「海辺沿い」という情報を入れて試行錯誤することをお勧めします
きっと、いい感じの一句が生まれると思います

季語の表記についても…
俳句で「木枯らし」を漢字で書くのならば、「凩」「木枯」と送り仮名を省いて書くのが俳句の表記としては一般的です
これは俳句に慣れてくると、自然と意識できます 意識したときに覚えていきましょう

私なりに
木枯の海へ屈める背中かな
なんて句ができましたが、これは添削ではありませんね…
「身を低く」と「木枯」と、元の句をできるだけ残してみました
身を低く木枯さんざめく海へ

点数: 4

「息白き幼馴染みや巫女姿」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 息白き幼馴染みや巫女姿

初詣は6歳の頃に行ったのが最後であるハオニーです

これは設定を決めることに気持ちが先行していますね
これを私は「詳細に言葉で描写するタイプ(言わないと気が済まないタイプ)」と呼んでいます
あれもこれもいろいろと描写しようと詰め込んでいる「思いを言葉に秘めるタイプ(言っちゃいけないと思い込むタイプ)」とは違い、説明的になりやすい傾向があります

「幼馴染み」かな?と思わせる方法は考えました
巫女の息白しかの日の僕たちも

しかし、幼馴染みではないとしたらどんな関係なのか…まさか許婚(強制終了

点数: 1

「貝寄風や想い飛ばして指輪ごと」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 貝寄風や想い飛ばして指輪ごと

モテないからこそ、恋の句は頑張りたいハオニーです

この句は、女性が気になっていた男性への想いを込めた指輪を貝寄風へと投げつけて、忘れようとしている、したい、完了
そのような想像は出来ました
予想もしないような意味を込めた句ではないので、自分自身は国語力が低いのではと不安にならないでいただきたいです

貝寄風は二月二十二日頃に吹く西風のことだそうで...
長く吹く風ではないようですが、けっこう強い風だと知りました

貝寄風という季語
結論から言って、私は貝寄風という季語をポジティブに捉えました
口の閉じた貝へ暖かくなりつつある強めの風が来て、貝を開けるような気がします(当たっているかは別として)

その前提でこの句を読んだ私は
恋愛に臆病になって心を閉ざしてしまった未亡人が、暖かさに触れて心を開いていく...
だから、あの人との想い出の詰まった指輪ごと投げ捨てて、気持ちに整理をつけたい
このような解釈をしました

この句の「想い」は「貝寄風」という季語のイメージに引っ張られるため、満州逆路様のなさっているであろう解釈も、私のような解釈も有り得ます
どちらかが的外れであるとは言い切れませんし、完璧な100点満点の解答とも言い切れません
100点満点があるのなら、俳句の醍醐味である「意表を突く季語の使い方」は起こりませんからね

手直し
この句は満州逆路様の意図がなかなか上手くいっている句です
映像化という点と、「最後に指輪が出てくる」という意図を徹底します

貝寄風や波間へ飛ばしたる指輪

この指輪の持ち主は、きっと複雑な思いがあったのだろう
と、「想い」と書かなくても一句に中身が入るものです
実際に飛ばしていないのなら「飛ばしたき」と

批評すると、すぐ長文になるのが私の悪いところです
ハオニーは国語力が低いんです(

点数: 2

「鯛焼きやボクも欲しいとポチはしゃぐ」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 鯛焼きやボクも欲しいとポチはしゃぐ

そういえば犬の句を一度もつくらなかったハオニーです
犬は飼っていました
だからこそ、犬の句はためらっていました

わんわん五七五という投句サイトへの句のようですから「犬についての俳句・川柳」という前提かつ、俳句としての作品であることを考慮して意見を述べます

犬が食べ物をほしがってるようだという発想はありがちです
しかし裏をかえせば、それは多くの人が光景を想像しやすくまとめやすいのです

さしかし、なぜ「鯛焼」を敢えて選んだのかは興味があります
ただ、「鯛焼」のイメージを一つでも活かさないと、季語がなんでもありになってしまいます
仮にこの上五が「焼芋や」だったとしてもおかしくありません
むしろそちらの方が合うのかも...(

鯛焼の季語のイメージと共鳴しそうな言葉を、はしゃぐ様子へと近づけます

鯛焼を欲するポチの跳ねたる尾
「鯛のように跳ねるイメージ」と「尾がある」ことで、鯛焼という季語が少し動きづらくなります
ただし「鯛焼」と「甘い」くらい近すぎる安全牌のイメージは、逆に鼻につきます
あくまでも発想を広げていきましょう

しかし、私は具体的な失敗例をお見せするのは苦手なのです...
失敗に関しては説得力がないようです

点数: 2

ハオニーさんの俳句添削依頼

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