独楽爺さんの添削最新の投稿順の738ページ目
「春惜しむ机の傷をなぞりけり」の批評
回答者 独楽爺
添削した俳句: 春惜しむ机の傷をなぞりけり
おはようございます。何度もすみません。
御句、出来ている句と思います。ただ、惜しいのは誤読されるかもしれないという問題です。
春惜しむの主語は、私は擬人化し机と解釈しましたが、俳句は基本一人称、つまり「私が春を惜しむ」と誤読される可能性大かと思います。
となると上五は終止形となり意味上の切れが入り、句末「けり」の用法に違和感が出てしまいます。
そこで「惜春」とあっさり名詞の季語を使い、
"惜春の机えの傷をなぞりけり
よろしく。
点数: 2
「花の無き小枝を蝶の諦めず」の批評
「オキザリス癇癪持ちの女かな」の批評
「蝶の翅たたみて遠し母のこゑ」の批評
回答者 独楽爺
添削した俳句: 蝶の翅たたみて遠し母のこゑ
こんばんは。
万博の句コメントありがとうございます。ご指摘の点ごもっともです。折角の開催、共に祝うのもこのせちがらいご時世悪くはなかろうの軽い気持ちで詠みました。
さて、御句、他の方からのコメントにもありますが、中七の活用形は終止形ですので、蝶の羽根が遠しの読解に難があり、母の声との文脈にも唐突な感じがします。
語順を入れ替えて
"母のこゑ遠くて蝶の翅たたむ
よろしく。
点数: 0
独楽爺さんの俳句添削依頼
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