俳句添削道場(投句と批評)

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春惜しむ机の傷をなぞりけり

作者 博充  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

しみじみと使い込んだ机を見ていました。

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「春惜しむ机の傷をなぞりけり」の批評

回答者 独楽爺

おはようございます。何度もすみません。

御句、出来ている句と思います。ただ、惜しいのは誤読されるかもしれないという問題です。

春惜しむの主語は、私は擬人化し机と解釈しましたが、俳句は基本一人称、つまり「私が春を惜しむ」と誤読される可能性大かと思います。

となると上五は終止形となり意味上の切れが入り、句末「けり」の用法に違和感が出てしまいます。

そこで「惜春」とあっさり名詞の季語を使い、
"惜春の机えの傷をなぞりけり

よろしく。

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★★★★★

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「春惜しむ机の傷をなぞりけり」の批評

回答者 ゆきえ

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★★★★★

博充様 こんにちは
お世話になります。
机の傷にいろいろ思い出がありそうですね。
春惜しむと机の取り合わせ佳いですね。
上五切った方がよいのでは
・惜春や机の傷を撫でてをり
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「春惜しむ机の傷をなぞりけり」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。いいですねー。
あ、でもご自宅の机ですか?私は卒業にあたって、学生さんが自席の机のことを語っているのかと思いました。どちらでも、詩情がありますけど。

御句、私は初読では、上五は「春惜しむ」よりも「春惜しみ」のほうがいいのではと思いました。春惜しむですと、机が春を惜しんでいるように読めないかと。
ただ、春惜しむで季語ですので、例句を調べましたところ、上五に春惜しむと置く例はたくさんありました。逆に、春惜しみ、は、ないことないですが少ないですね。春惜しむ、でいいですね。

それを知った上で、私は春惜しむを下五に持っていきたいです。

指なぞる机の傷や春惜しむ

原句がなぞりけりでしたので、上五を指なぞる、としましたが、今ひとつかなぁと。ですが、これで置かせてください。
よろしくお願いします。

点数: 0

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「春惜しむ机の傷をなぞりけり」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

博充様、こんにちは。
雰囲気があって好きな句です!

細かいのですが2点ほど、気になりました。
〇切れ字「けり」は、「ずっと存在していたけど今気がついたことに対する詠嘆」というイメージです。
なので自分の行動に対して使うのは、ダメではないですが違和感を感じることが多いです。御句の場合ですと「はっ、私は今机の傷をなぞっているのか!」みたいなニュアンスになりそうで。

〇私もなお様と同じく、卒業する生徒が自分の使っていた机をなぞっているシーンを想像しました。
だとすると「春惜しむ」という、もう春が終わってしまうという晩春(4月上旬~5月上旬)の季語は合わないと思いました。
学校ではなく家の机だとしても、この季語を選んだ理由は気になるところです。どちらかというと新生活を始める時期ですからね…。

・なぞりたる机の傷や帰る鳥
とか。句意が違っていたらすみません。

またよろしくお願いいたします。

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