「春惜しむ机の傷をなぞりけり」の批評
回答者 独楽爺
おはようございます。何度もすみません。
御句、出来ている句と思います。ただ、惜しいのは誤読されるかもしれないという問題です。
春惜しむの主語は、私は擬人化し机と解釈しましたが、俳句は基本一人称、つまり「私が春を惜しむ」と誤読される可能性大かと思います。
となると上五は終止形となり意味上の切れが入り、句末「けり」の用法に違和感が出てしまいます。
そこで「惜春」とあっさり名詞の季語を使い、
"惜春の机えの傷をなぞりけり
よろしく。
点数: 1
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しみじみと使い込んだ机を見ていました。