「参道をひょいと小股に花の塵」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
初読では「小股に」に「着物を着ていていつもより小股に歩いている」ようなイメージを受けました。全然違いました。
◆「ひょいと」+「小股」がなんだか違和感でした。「小股」は歩幅を小さくするイメージがあり、「ひょいと」という何かを超えたようなオノマトペとの間に違和感を感じます。
コメントを読ませていただいたら「落ちてる花びらを踏むまいとして」とのこと。踏むまいとして「小股」なのでしょうか?跨いだわけではなく手前で立ち止まったということでしょうか?
◆「ひょいと小股に」で「花の塵を踏むまい」というのはわからないかもしれません。
歩く描写に徹して「踏むまい」が通じなくていい、ならばよいのですが、それだと「ひょいと」「小股に」という中七の必然性がなくなってしまいそうですね。
・参道の花屑ひよいと躱しをり
点数: 2
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落ちてる花びらを踏むまいとしてのシーンです。参道の桜はよくある光景ですね。