俳句添削道場(投句と批評)

腹井壮さんの添削最新の投稿順の157ページ目

「桜未だ見ぬ緑を想ひ咲き乱れる」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 桜未だ見ぬ緑を想ひ咲き乱れる

名無しの権兵衛さん、おはようございます。はじめまして。腹胃壮と申します。どうぞ宜しくお願い致します。
コメントと原句を拝見するかぎりどうやら葉桜を詠みたかった事は察しました。ところが葉桜という季語には既に満開だった桜の花を思い起こさせたり散った後の儚さあるいは来年もまた美しい花を咲かせてくれるだろうという思いが込められています。つまり原句は葉桜という季語の説明になっています。ただ、名無しの権兵衛さんは葉桜の緑に自然の摂理や生命を感じ取った瞬間があった事だけは理解できます。私なんぞは川柳を詠むくせに世の中の移り変わりに鈍感で学生時代に生物化学系の専攻にも関わらず自然の移ろいにも鈍感です。それに引き換え名無しの権兵衛さんは俳句向きの感性をお持ちの方だと思います。ですから葉桜の緑が美しいと感じた瞬間はどういうシュチュエーションだったのか思い出して下さい。ヒントはビジネス用語でもある5w1hと五感(目 耳 鼻 舌 皮膚)です。偉そうな事を言っておきながら一昨日昨日と葉桜で一句も詠めなかった私と一緒に考えてみましょう。

点数: 0

「卯の花やゴミ出し狙ふカラスをり」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 卯の花やゴミ出し狙ふカラスをり

やっぱりそう思われてしまうのねの腹胃壮です。森 教安さんおはようございます。いつも御世話になります。燕の句は発表した時に「腹胃壮さんは川柳と俳句の二刀流だけに時事俳句ですか?」なんて言われました。
さて、相変わらず森さんの取り合わせは冴えてますね。ただ、俳句は常に「yes」で進行していくのでカラスは最初から存在しているのが前提です。そうすると「をり」は最初から不要という事になりかぬまっこさんの添削で着地が決まったと思います。偶然ですが昨日読んだ夏井センセの本の中にも同じような着地のさせかたをさせた添削例がいくつかありました。唯一アドバイスをするとすればカラス→烏に置き換えてはどうかという位です。

点数: 1

「春の宵口紅の色迷ひけり」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 春の宵口紅の色迷ひけり

かぬまっこさん、こんばんわ。いつもコメントありがとうございます。自分はこの句大好きです(笑)。ですが、句会に出した場合おそらく女性からは支持されないでしょう。理由はあまりにも男性目線だからです。春の宵と口紅を取り合わせたのなら自然な女性の心理として「迷う」事なくスパッと色を選ぶと思います。もしかしたらかぬまっこさんは男っぽい性格なんでしょうか(笑)

点数: 0

「自転車の小さき媼や豆の花」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 自転車の小さき媼や豆の花

かぬまっこさん、こんばんわ。いつも御世話になります。この句の場合大雑把に申し上げると助詞の「の」を使えば「自転車に乗った老婦人」全体の光景と「豆の花」との取り合わせになります。もし助詞の「に」を使うと媼に焦点が移動するので 直接「老婦人」と「豆の花」の取り合わせになります。豆の花が小さい分だけに景を大きく切り取り原句のまま「自転車の小さき媼」にされたほうが宜しいのではないでしょうか。

点数: 1

「菜園や草抜きかへる筆の花」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 菜園や草抜きかへる筆の花

白井百合子さん、こんばんわ。いつも御世話になります。私も何を伝えたいのかわかりません。旧かな遣いの練習をされているのはわかりますが。

点数: 1

腹井壮さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

寒灯や連れ込み宿に吸ひ込まれ

回答数 : 5

投稿日時:

うつかりと笑ふ君の歯烏賊の墨

回答数 : 5

投稿日時:

味薄き病院食や春隣

回答数 : 23

投稿日時:

新宿二丁目烏瓜の花

回答数 : 1

投稿日時:

平成の果てて令和や夏来る

回答数 : 7

投稿日時:

腹井壮さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

父と子を追ふ夏休の掃除機

作者名 長谷機械児 回答数 : 7

投稿日時:

社向く武士の銅像冬木立

作者名 佐渡 回答数 : 5

投稿日時:

秋の星煌々独り部屋にて咳

作者名 武照 回答数 : 0

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ