「卯の花やゴミ出し狙ふカラスをり」の批評
回答者 ハオニー
着地はとても大事です
終わりよければ全てよしではありませんが、俳人は着地にこだわりがあるようです
だから「けりがつく」とよくいったものです
やはり、「をり」が余分な気がします
カラスがいるぞという映像を補強する、ダメ押しのように感じました
「カラスや」と中七で詠嘆すればそれで済むのにと考えています
「卯の花や」にこだわらずに、下五に季語を置いて取り合わせる方法があります
ゴミ出しを狙うカラスや花卯木
着地が五拍の季語で決まるというのは、割とよく用いられます
焦点を絞る方法よりも説明的になりづらいので、私はよく使っています
(卯の花がウツギだと気づかなかったのは秘密)
点数: 3
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
卯の花の白い花が咲き始めました。卯の花の白とカラスの黒のコントラストを意識しました。添削よろしくお願いします。