俳句添削道場(投句と批評)

腹井壮さんの添削最新の投稿順の151ページ目

「初登校立ちすくむ背をそっと押し」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 初登校立ちすくむ背をそっと押し

染井吉野さん、おはようございます。いつもコメントありがとうございます。染井吉野さんが見た光景というのは春の象徴的な光景だと思います。だから「春愁」という季語があるのだと思います。まず、御自分で再構築をしてみて下さい。ところで染井吉野さんが受けている俳句の授業は実作より俳諧がどうとか正岡子規がどうとかってゆう学術的な方向なんでしょうか?

点数: 0

「佐保姫の爪先触れん山の池」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 佐保姫の爪先触れん山の池

北野きのこさん、こんにちわ。いつも御世話になります。佐保姫で詠んだ事はないのですがこの季語には万人に共通するイメージがないだけに「爪先」という細かい所に焦点を当てるのは大正解だと思います。ただ、先人の句にも散見しているのですが佐保姫は春の山野を司る女神であるのに敢えて「山の」という必要があるのかと思いました。それと「触れん」が硬い表現なので「佐保姫の爪先触るる」といった表現も検討の余地があると思います。今回具体的な添削がなくて申し訳ないのですが池という選択も含め下五に改善や何種類かのパターンが必要だと思います。参考になれば幸いです。

点数: 2

「砂音やよちよち歩く春の海」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 砂音やよちよち歩く春の海

百合子姐さん、こんにちわ。いつもコメントありがとうございます。音に俳句の素材を見いだそうとする姿勢はいいですね。「よちよち」で小さな子供の存在を教えるのも省略の美学です。でもせっかく省略したのに歩くは不要でしたね。そのせいで春の海がよちよちと歩いているとも読めます。こちらで添削例を用意してありますが推敲してみて下さい。

点数: 1

「春の海あんよ上手や砂の音」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 春の海あんよ上手や砂の音

百合子姐さん、こんばんわ。百合子姐さんはやればやる程俳句に美味しい素材をみつけてきますね。でもそれを全部一句に盛り込もうとしても17音には限界と適性があります。百合子姐さんは「どんな砂の音がしたか」に拘りたいのですか?それとも「どんな状況で砂の音がしたのか」に拘りたいのですか?今回の句は下五の「砂の音」があまりにも浮いています。

点数: 1

「春の海あんよ上手や砂の音」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 春の海あんよ上手や砂の音

コメントを拝見しました。それでは添削案を

よちよちと残る足跡春の海

今まさに小さな子供が足跡を残して行く様子です。読み手は恐らく足跡と海から砂浜を想像するはずです。

よちよちと残る足音春の海

同じく砂浜を想像してもらえると思いますが残るはずのない「足音」をあえて残るといい切りました。これによってついさっき残していった足跡だと想像させる意図です。

点数: 2

腹井壮さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

寒灯や連れ込み宿に吸ひ込まれ

回答数 : 5

投稿日時:

うつかりと笑ふ君の歯烏賊の墨

回答数 : 5

投稿日時:

味薄き病院食や春隣

回答数 : 23

投稿日時:

新宿二丁目烏瓜の花

回答数 : 1

投稿日時:

平成の果てて令和や夏来る

回答数 : 7

投稿日時:

腹井壮さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

虚無僧の尺八閑か蝶の昼

作者名 つちや郷里 回答数 : 6

投稿日時:

バス時刻間違えて雨冴え返る

作者名 かぬまっこ 回答数 : 0

投稿日時:

棄てられしチクタク時計冬日向

作者名 ちゃあき 回答数 : 4

投稿日時:

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