「塔婆より飛び立つ鳥や秋の空」の批評
回答者 はや
添削した俳句: 塔婆より飛び立つ鳥や秋の空
ベタベタと言われても、私は好きな句です。
鳥が空へ飛んでいくなら「や」でカットを変える必要はないのかも?と思いました。鳥が見えなくなるまで目で追ったあとの、ぽっかりとした空を描いているのでしょうか?
初読では鳩くらいの大きさの鳥が空へ飛んでいくのをイメージしましたが、雀くらいの小鳥だとしたら、パッと飛んで茂みの中に消えていって、そのあとに見上げた空とも読めるかも。そしたら「や」で切るのかもしれませんね。
なおじいさんの提案句と、イサクさんの鰯雲がいいなあと思いました。
点数: 1